轟爆嵐-RumbleStorm-

轟爆嵐-RumbleStorm-　StudioS　STG　1,800円(税抜)
基本情報:女主人公　アクツクMV製　ゲーム性重視　やや難しい

何年、いや何十年かぶりに我輩のシューター魂が揺さぶられた、アクツクMV製90年代アーケードスタイルの縦スクロールSTGである。突如飛来した機械生命体群に人類ピンチ、運命は最新鋭戦闘機「XEX」とそのパイロット「レイカ」に託された…。まぁこのテのSTGにストーリーなどあってないような物(失礼)ゆえ、導入紹介は1行でいいんじゃないかな。

ショットは3種、敵を倒して出現する「ワイドビーム(赤)」「サンダーレーザー(黄)」「スピアショット(青)」を使い分ける感覚と、それらや敵弾が放つ目に悪そうな極彩色と爆発エフェクトが織り成す派手な画面演出、高揚感を高めつつも心地よいビートを刻むシンセサイザーBGM、画面を埋め尽くすほどの敵味方の弾幕、各ステージ最後に待ち受ける手強い巨大ボス戦でこそ使いたいのに残ってないボム、などなど、これぞ90年代AC・STG。このタイプの名作縦スクSTGは当時いくつもあって、本作を遊んで「あの作品ぽい！」と思い出すのは紳士によって違うだろう。我輩は「雷〇」「レ〇フォース」あたりかな。

90年代アーケードSTG

ただまぁ本作は当然エロゲである。Ci-enを拝見してきてどんなエロになるかはなんとなく知っていたが、なるほど蓋を開けてみたらこういうことかと。「XEX」は人の精神力を戦闘力に変えることができる戦闘機、そのためにレイカは両乳首に吸引タイプのジョイント、おま〇こに極太ブラグを挿入(ゲームスタート時アニメーションで描写あり)した状態で飛び立つ。

オープニング

乳首リンクON！

おもむろに下半身描写

パカッ

ズリュゥゥ

ステージ中はコクピット内のレイカが常時画面左にアニメーション、被弾する度に苦しそうな表情と声を聞かせてくれる。あと1発被弾したらアウトな際の「もうもたない…！」は「機体がもたない」のもそうだが「私が絶頂しちゃう」の意も含んでいるのだなぁと。というかだ、おま〇こに異物を挿入しながら人類の存亡をかけた戦いに臨んでるとかエロいわぁ。

▲そんな状態で極限戦闘に臨んでいるレイカたんハァハァ

そんなレイカもいいのだが、エロのメインは1ステージクリア後に機械生命体にさらわれてしまうユイ博士。きゃつらは博士の思考にかけられたプロテクトを解こうと様々な機械姦で嬲る。ステージ間の幕間でそれらがアニメーションで展開されていくのだが、快楽系だけでなくリョナ系、肉体改造や脳姦まであり、うむ、StudioSさん節。

エロシーン

STG苦手な紳士向けにちょこっとだけ攻略というかコツを書いておこう。腕に覚えのある紳士には不要。

本作の特徴として「A-CH0/SYSTEM」というものがある。これは被弾しそうになった時に自動で発動、「一瞬無敵&スロー」になりその間に弾の当たり判定から逃れれば被弾を避けられるという、便利且つ「オレうめぇぇ！」と勘違いするシステム。「甘い！」とか「そこっ！」とかレイカのCV演出もあって小気味よく、うまく使いこなすことで難易度が下がる。

発動後は自機の下にゲージが出現、3～4秒ほどでゲージ満タンになるがその間はシステムが作動せず、被弾してしまうとダメージとなる。場合によるが、縦スクロールSTGゆえに敵弾は画面上方から下方向への弾が多く、被弾しそうだと思ったら左右へ動くことを意識すると上手く使える、かも。横方向からの攻撃もあるのだが。

またボムは出し惜しみせず「ヤバイ」と直感したら即使うべし。上記システムと併用すれば被弾確率は相当下がるだろう。弾幕STGは「敵に弾をあてる」のではなく「避けることに集中する」ことが重要。これも場合によるけども。

「P」をゲットしてパワーアップを重ねていけば(強化4段階＋ストック5段階)攻撃範囲が広くなり、当てようとせずとも当たる。威力は低めだが敵を自動追尾する「サンダーレーザー(黄)」が使いやすいかもしれない。

もうひとつ、ボムには2種の使い方がある。敵弾もろとも画面内を掃討する「ボム」と、前方広範囲に強力な火力を集中する「レーザーボム」だ。後者は主にボス戦で役立つ。

▲ボスにレーザーボム

ショットボタン(Z)を押していない状態で↓後方に下がると左右のオプションが自機前方にくる「フロントフォーメーション」となり、この状態でボムを使うとレーザーボムになるぞ。

フロントフォーメーションは、取る度に倍のスコアを得られる「黄色のP」をゲットする際にも必要。これはカプ〇ン系のSTGによくあったやつだな。なぜスコアを意識する必要があるかというと、300000点、1000000点で残機が増えるからだ。

む、思ったより「ちょこっとだけ」が長くなってしまったな。詳しいことはRedemeに書かれているゆえそちらも参考に。本作の難易度は3つ、ハードでクリアしたり死なずに「P」を9個集めるとなにかいいことがある様だ。難易度で変わるのは主に敵の硬さと敵弾の速さ。難易度が高くなるほどスピードアップ(「S」ゲット)も重要になる。最低でも2段階は欲しいところ。

アクツクMV製の作品でここまで作りこんである作品は初じゃなかろうか。当時ゲーセンに立ち寄って「お、轟爆嵐あるじゃん、1クレ遊んどくか」と気軽になんとなく遊びたくなってしまう、腕試ししたくなる感覚を彷彿とさせる仕上がりだと思う。動作も良好だった(画面左下の数字はfps[フレームレート]表示？)。

エロ回想はもちろん、各ステージやボスのプラクティスなどモードも豊富。クレジット(コンティニュー回数)が有限ゆえ、練習しておけばクリアに近づけるだろう。

エロに関してはレイカ成分、例えば画面左の常時アニメなレイカがダメージで母乳出ちゃうとか、おま〇こプラグのピストン等を描写していれば「レイカのエロが気になってSTGどころじゃない！」的なオモエロさも表現できたのかもなぁと。

最後にかの名言で〆させて頂こう。「当たらなければどうということはない」

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