精霊と小鬼の物語 体験版感想・レビュー
おぅふ、この作品なかなか面白い設計且つかなりやり応えある難易度のRPGだなぁ。人間たちの領土争いに巻き込まれ故郷である森を奪われた精霊のクゥが、同じく故郷を奪われた鬼族のショタっ子・オーランと共に冒険者として戦うVX製RPG。とある王国のギルドで「古の祭洞に逃げ込んだ黒い怪物の親玉討伐」を受け、街の借家を拠点としてダンジョンに潜る。
【体験版評価】7.5/10点 (面白さ8 システム7 没入感8 エロス7)
▲VXAce製で元の解像度は小さめだが、F5キーで数段階サイズ変更できる
▲王国だけでなく周辺諸国にも害をなす「漆黒の異形」が現れ、その親玉は「古の祭洞」に逃げ込んだ。王国は騎士団を送り込むもダンジョン内は濃い魔力により長時間の探索ができず、原初の魔物が蔓延り騎士団は撤退。冒険者に白羽の矢が立った。冒険者として3年間武者修行してきたクゥとオーランもこのクエストに参加することに
▲しかしその空き家がある町は、唯一王国の奴隷制度撤廃に反対している
▲下衆な第四王子・ブドラが支配する町だった。きゃつは女をオナホ扱い、私利私欲のために奴隷制度撤廃に反対している。きっぱり断ったクゥはきゃつ目を付けられてしまい…
▲王子の右腕であるカシムは部下の魔術師達にクゥを捕らえるよう指示を出すものの、クゥの張った結界は高度なもので、きゃつらでは解除に時間がかかる様子
本作のゲーム設計は、ダンジョン探索では制限時間があり、制限時間いっぱいになると強制的に拠点に戻され1日経過、特定の期限内に特定の階層まで到達しないと女主人公・クゥがエロられてしまうという。街の最高権力であり国の第四王子ブドラは女を性玩具としてしかみておらず、クゥを気に入ったきゃつは彼女を捕縛するべく拠点に張った結界を破ろうとする。が、クゥの張った結界は高度なもので破るには時間を要する、という設定だ。具体的には最初は4階層到達までを9日目以内に、以降は5階層到達を12日目、6階層到達を15日目迄に、と1階層ごとに3日の猶予がある。
ただ各階層は結構広いうえに敵も多くそれなりに強く、避けていくとそれだけ時間を要するし、戦闘中のターン経過も制限時間に影響する。コツとしては一方向からのみ開通できるショートカットを、如何に早く開通できるか、だ。新たな階層ではなるはやでショートカットを開通させたていきたい。
▲1階層入り口は他冒険者も集うエントランス的な場所から開始。冒険者からは有益な情報が聞けるぞ。すぐ左側の壁にはショートカットできそうな穴があるがこちら側からは開通できない
▲画面左上の時計みたいなアイコンは移動や戦闘ターン経過で時を刻み、「X」が点灯すると強制離脱となる。赤シンボルは超強敵、ただ近づくとこちらに反応し誘導可能なため宝箱をゲットすることは可能だ
▲おっ、ここか。この調子でショートカットを開通していけば次回探索時に時間短縮できてより奥まで探索できるようになるのだ
ただまぁ先にも書いたとおり、マップが広く敵も多い故それもなかなかままならない。またレベルアップ要素がなく強化は敵ドロップ素材を拠点で合成しての装備品や消費アイテムの入手、または宝箱からの入手のみ。
クゥはドールマスターという職業でディフェンダー、ウォリアー、トリックスター、ヒーラーの4体から2体のドールを使役してPTに加えることができ、クゥとオーランは固定、あと二人誰を選ぶ?という要素もある。それぞれで装備可能品も異なる。
ザコ敵は特別強いというワケではないのだが、強くなる要素が装備品合成や宝箱のみでできるだけ戦闘してドロップ品を得たいし宝箱を回収したいが、ショートカット箇所を探すので手いっぱいでほとんどPTを強化をできない。本作においてショートカットを開通させるのは最優先、日数的に余裕を持ってからじっくりドロップ品を狙っていきたいところ、しかし時間・日数制限がじわじわと迫ってきてなかなかままならない。
▲各階層ラストではボスが待ち受ける。バフやバッドステを駆使して戦うべし!レベルアップがないため装備品を合成する効率のいいザコ狩りの仕方がわからないとほぼデフォ装備で4階層までいくことになる
ロクに強い装備品を合成できなくてもスキルを駆使すれば9日目の期限までになんとか4階層までは到達できるだろう。そこで一旦余裕ができ、敵をたっぷり倒してドロップ素材ゲットしようかなぁ!(4階層までくると敵もかなり強いが)と思ったところで。「1階層をくまなく探索すると貴重な土魔石が入手できる」とか情報が入り。おぉぉい!もう7日目なのに今更1階層探索に時間割いてらんねぇぞ!…初見はそんな難易度だ。いやはやいいじゃないか、こういう難しさ好きだなぁ!
要するにプレイヤーなりのPTを最初に決め(個人的に挑発可能なディフェンダーと安定火力のウォリアーが使いやすかった)、ショートカット開通の合間に、装備を作るため必要な素材を落とす敵を倒していく。これがもっとも効率的なプレイとなるが、初見ではそれが難しく面白い!という感じで、エロ期限にできるだけ猶予を持つ効率的な行動をしてはじめて安定プレイ可能なRPGだな。まぁエロ上等!なプレイならばそんな緊張感は無用、期限をきにせず遊べばいいだけだ。知識がない序盤がハラハラでもっとも楽しいし、安定したらしたでカタルシス的な楽しみがあるだろう。
▲4階層到達を目の前にVS集団ゴブリン戦、戦い方次第で楽に倒せる。あと各キャラは一度の探索で1度だけ使える強力スキルを所持しており、使いどころもプレイヤー次第だ
エロに関しては時間制限オーバーでのキモイ第四王子のNTRエロ(別に鬼ショタっ子とは恋人ではないが、ショタっ子ともいい関係になっていくうちで)がメインで、エロられるほど堕ちていくようだ。堕とされっぷりは結構極まっているとか。ショタとのデート中にこっそりエロられたりとNTR的な演出もある。総合的に、エロられないプレイは初見ではややしんどいもののゲーマー的になかなか緊張感・焦燥感ある時間制限ありダンジョン探索RPG、かな。ENDもNTRルートで複数あるらしいぞ。
難易度に関してはVerUPでチートアイテム実装によりさっくりも可能になった模様。
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