エロSLG 「女王の栄光」 バナナキング

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女王の栄光 体験版感想・レビュー

なるほどなるほど、SLGの様でいてADVに近い作品だと思うUnity製作品。ノーマン王国はシステ帝国からの侵攻を突如受け敗戦、二人の王子と王は戦で命を落とし、残された王女・エリサ(主人公)はノーマン王国の初代女王として即位する。敗戦国としてシステ帝国に対し毎年2000万もの賠償金を払い続けながら国力を回復させ、最終的にシステ帝国の打倒が目的となる。弱体化したノーマン王国に対し周辺国諸国もだまってはいない。女王となったばかりの主人公がこの国難を、時にはその身体を使ってでも乗り切っていく物語。
【体験版評価】7.5/10点 (面白さ7 システム7 没入感8 エロス8)


▲オープニング。即位したばかりの主人公を、システ帝国皇帝近衛の「黒龍騎士団」が輪姦陵辱する。この噂は周辺国にも届いてしまい…

基本的に毎月3回の政務を行うことで月が進み、月によってはイベントが発生する。政務ではいくつかの選択肢から一つを選ぶことで「軍事」「農業」「政治」「世論」「経済」の5つの国力数値が上下する。選択肢は「議会で3つの法案が提示されました。どれを採用しますか?」など、選択によって「軍事」が上がるも「世論」が下がったりと、どれかが上がるとどれかが下がりやすい傾向にある。貴族の味方をする選択で政治が上がりやすく、民が喜ぶだろう選択で世論が上がりやすい。


▲年初は1年のおおまかな政務方針を決定する

また月によって発生するイベントでは間違うと即BADEND(場合によってはエロシーン含む)になるため、こまめなセーブは必須だ。例えばオープニングの一番最初の選択を誤ると即「亡国END」となる。


▲国王は「叔父であるジャルスを頼りなさい」と今際の際に言っていたが、貴族派閥筆頭のきゃつは主人公を毒殺しようとしてくる。彼がすすめてくるワインを飲むと即BADEND

この国は長い平和の中で腐りきった貴族派閥が幅を利かせる封建国家、このままではとてもシステ帝国に匹敵する国力など見込めない。そんな折、最も信用する侍女のシグリットが「才ある者」として平民のリオンを推してくる。主人公は彼を「女王勅命大臣」として任命、中央集権のための改革案を通していくことになる。貴族派閥VS改革派のリオンと主人公の図式になり、対外に気を配りつつも内にも敵を抱えているというシナリオだ。


隣国が攻め入ってくるなど、特定の月に発生するイベントに対しては特定の国力が一定以上になる様に政務での選択肢を選んでいくことでイベントをクリアできる。条件に達していないと敗北して主人公が陵辱されやはりBADENDになる。例えば隣国のファオ連邦が攻めてくるイベントは1年目の9月に発生、それまでに軍事を40以上、農業を20以上にしないと勝利できない。セーブはいつでも可能なため、こまめに分けてセーブすれば詰むことはないかと。


▲リオンの改革案はどれも貴族からの反感を買い「政治」がごりごりと減ってしまうが、序盤はこの進め方しかないだろう。全部を受け入れる必要はないがまずは軍事と農業が上がる様に選択していこう


▲9月、隣国・ファオ連邦が攻めてくる。勝てばファオ連邦の港を含めた一部の領土を奪い、「経済」などの国力を上げやすくなるぞ

エロに関しては、序盤は国力が低いがために女王である主人公自ら敵国の兵に奉仕して国を守る、的な奉仕輪姦陵辱エロが多め、なんだかんだで結構感じちゃうけども。主人公と侍女はフルボイス、ただエロ中のセリフは多くはなくフレーバー的な感じ。過去作では結構ひどい日本語翻訳の海外サークルさん製だが、今作に関しては割としっかり翻訳されており気になるところはあまりなかったな。


▲選択肢によっては侍女シグリッドのエロもある

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