淫魔の箱庭 体験版感想レビュー
流れの淫魔ハンターである主人公(名前任意、セリフなし)は、淫魔討伐の依頼を受けとある町を訪れる。そこは実質淫魔が支配する町、淫魔を統べる「淫女王」から「人間から挑戦されない限り襲うな」という厳命により、淫魔らしからぬ秩序がある町だった。しかし一度町に入った人間は外に出ることができず、淫魔を討伐すべくこれまで何人もの淫魔ハンターがこの町に入ったが誰一人帰らなかった。
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス8)
▲町の出入り口。入ったら門番である淫魔・ヴィヴィアンを倒さぬ限り出ることはできない
逆にいえば「人間に挑まれたら搾り取れ」ということでもある。大人しくしていればこの町で平和に暮らせるかもしれないが、おそらく主人公の様な淫魔ハンターが定期的に訪れきゃつらに挑むからこそ、町の平和は保たれている。ハンターがいなければもっと多くの住人が糧になっていただろう。先人のハンター達の想いを無駄にしないためにも淫女王を倒す!という気概で主人公は淫魔たちに挑んでいく。
拠点となるボロ屋には以前住んでいたであろうハンターの手記が遺されていて「この町の淫魔はBFで消滅させても復活する、北区にいるであろう『淫女王』を倒さなければならない」と。この町の人間は既に堕落、諦めており、淫魔に対して抵抗を示さない。主人公がやらねば誰がやる!という状況だ。
▲舞台となる淫魔の町には、拠点のある中央区、東区、西区、町の門がある南区、淫女王がいると思われる北区がある
▲中央区のハンターギルドでは実績に応じて「称号(装備品)」がもらえるぞ。称号の種類はかなり多い。また様々な情報が聞けるが、情報量が多いため最初は聞かなくていいかも。最初にやるべきことはその辺の淫魔と戦いレベリングすることのみだ
▲基本は通常攻撃である「愛撫」かハートアイコンのスキル「性技」を使用して戦う。胸攻撃、尻攻撃、膣攻撃の3種あり、淫魔には必ず弱点と耐性が存在する
ゲームとしてはイカせあいの真っ当なBF、こちら攻撃時はテキストのみ、淫魔の攻撃時も多くは立ち絵+テキストだが、各淫魔ごとにCGありの必殺技的エロ攻撃あり。
▲町に点在するNPCはほぼ淫魔、話しかけると選択肢が出る。文面は淫魔ごとに異なるが基本的に「一番上の選択肢」でBFに突入、「真ん中」が即敗北エロ、「下」でこの場を去る
▲学園生の必殺技。淫魔は40種以上いるそうだぞ(体験版で戦えるのは4種)
▲HPをある程度減らすとスキル「脱衣」で脱がせることができる
戦って一度敗北すると、次に同じ敵に挑む場合に必殺ダメを受けやすくなり、且つバッドステが付きやすくなってなりめちゃくちゃ不利になる。
▲レベル差があれば勝てるけども。強い敵ほどより顕著に不利になるかと
更にこの状態で敗北、つまり連続で2度敗北すると、3度目からは話しかけただけで強制的に敗北エロに。
▲主人公がメロメロに。ちなみに1度目の敗北エロ、2度目、↑この3度目のエロはすべてCGは同じだがテキストが変化する
もし全員の敵が↑のような状態になってしまったら詰んでしまう(意図的にやらないとそうはならないが)ワケだが、拠点ではレベルや装備を引き継いでやり直すこともできるぞ。
▲2番目の選択肢は「敵からの敗北フラグのみリセット」と同義かと
ちなみに淫魔は中央区、東区、西区、南区、北区の順に強くなるため、まずは中央区で鍛えて、装備も整えよう。
体験版では訪れることができないが、西区にある闘技場では相手淫魔と戦うことでお金を得られるし、かなり強い淫魔も出現するようだ。東区にある娼館(お金を払って経験値がっぽり)、男娼館(金策用)を利用すると効率よくレベリングと金策ができるらしい。
▲南区で門番のヴィヴィアンと戦ってみたがとても現段階で勝てる強さではなかった。ああん!
拠点ではBF演出や敗北演出、難易度などを細かくカスタマイズも可能(エロ攻撃CGスキップとか)で、遊びやすさにも配慮。難易度ノーマルでもサクッとレベルもあがっていくし、割と手軽に遊べつつ敗北エロ濃厚な王道BFRPGだ。
BFはサークルさんによって様々なシステムがあるが、開発室さんのそれは3属性+バッドステ、2度目は主人公弱体化とオーソドックス、BFRPGの老舗らしく安定してるなぁと。
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