淫魔の迷宮 体験版感想・レビュー
政府の調査機関に所属する凄腕の「探索者」・シオンが主人公のMV製非戦闘RPG。とあるダンジョンで行方不明者が続出しておりその調査にやってきた主人公は、主犯格であると思われるサキュバスクイーンと相対するも人質をとられ手が出せず、魔法で従属させられ自身も囚われてしまう。しかし思わぬ救いの手もあってなんとかこのダンジョンから脱出を図る。ダンジョン内は彼女を墜とそうとする触手やトラップなどがざっくざくだ。
体験版は本編部分がかなり短く、ざっくりとしかゲームシステムを把握できない。まずはその点をご了承頂きたい。
ざっくりどんなゲームかを説明すると、凄腕の探索者(エージェントっぽい)の主人公が従属や淫紋の魔法を受けた身で、エロトラップだらけのダンジョンを進んでいく若干ACT寄りな非戦闘RPG。エロトラップは様々あるようだが、体験版部分はでは一定時間ごとに現れては消える触手を避けつつ進む。触れてしまうと立ち絵で拘束され、レバガチャ(方向キー連打)で脱出できるが、放っておくと一定時間ごとに服が脱がされていき、犯され、最終的にはフィニッシュ(射精)されてしまう。フィニッシュまでの段階差分が多く「どの辺で脱出しようかな~」という楽しみ方ができる一方、エロられるほど「淫乱度」が上昇していき攻略が不利になっていくっぽい。フィニッシュまでいくとその後の敗北エロ的な長尺シーンもあり、その場で再開するし厳密には敗北エロではないのだが。
エロられずにクリアするのはそんなに難しくなさそうな気もするが、まぁあえてエロられて凄腕探索者が墜ちていく姿を楽しむ作品かと。対〇忍じゃないんだからね…!
【体験版評価】8.3/10点 (面白さ7.5 システム8 没入感8.5 エロス9)
▲最初に「スカトロ表現の有無」を選ぶ。少なくとも体験版範囲でのスカトロ描写は無いし、そんなに頻繁にあるものでもないかと
▲物語はこの女戦士がダンジョンを勇ましく進んでいくところから始まる
▲しかし生き残っていた魔物から暗闇の魔法を受け危ないところに
▲女戦士の口ぶりからするとどうやら「探索者」はレアな存在っぽいな
▲ここは低級ダンジョンなのだが、にもかかわらず妙に行方不明者が多く、その調査に来た
▲同じくらいの年齢の同性と話すのが随分久しぶりな主人公は少し浮ついてしまい、結局手伝ってもらうことに。「まぁそこまでの危険はないだろう」という見込みが甘かった
▲道が分かれており、二手に分かれて探索することに。悪い予感しかしない
▲女戦士「この仕事が終わったらそこで祝杯あげようぜ!」 おぃぃ!フラグ立てるなよぉぉ!
▲「探索者である私に気兼ねなく話してかけてくる変な娘…」でもうれちぃのだった。おそらくこの世界の世間一般からすると「探索者」は「こわい」「近づきがたい」、そんな存在であることが伺える
▲ここから自由に動ける。メニューはこんなに質素。体験版仕様なのかどうかわからんが、サークルさんの気質からすると製品版もこのままな気がする
本作において装備にしてもスキルにしてもLvもすべてフレーバーであり設定にすぎない。本作は戦闘要素がないしそれらが活かされるシーンもないっぽい。
▲暗転演出だけで敵を一掃。何の装置かよくわからんが機能を停止しており、これがダンジョンがおかしくなった原因…?修復して機能を回復。というところで共鳴石が反応、女戦士の方で何かあったようだ。急行すべし
▲女戦士と別れた分岐路まで戻り、女戦士の向かった方へ行くとすぐにキラキラポイントが。調べるとセーブ画面が開く。この先何か重要イベントがあるようだ
▲女戦士が倒れている。やったのはサキュバス、いやこいつは…サキュバスクイーンだ!
▲サキュバスクイーン「すごい!あなた本当に人間?絶対私のモノのするわ」と余裕だ
▲今からあなたにも従属の魔法をかける、避けないでね。この女が死ぬわよ
▲主人公はここまでされてもまだリリスに抗う自信がある。それは魔法防御力に絶対の自信があるからなのだが
▲更に「従属」の魔法を受け、淫紋が刻まれる。リリス「これであなたはわたしの物よ」
▲リリス「これで私の物になったし焦る必要もないわね」。この一連のシーンはかなり見ごたえあるイベントだ
▲ロリスと名乗るサキュバスが現れる。サキュバスにとって人間はただのエサ、しかし彼女はずっとそうは思えず人間の町に行ってみたいという。サキュバスの異端者
▲「私の町には半獣半妖も大勢いる。君ならすぐに慣れるかもしれない」というと、リスクを承知で助けてくれる。「ありがとう、後悔はさせない」
▲彼女の手引きで装備を取り戻し、いざ二人で脱出…というところで部屋に誰かが入ってこようとしている
▲ここは私が時間を稼ぎますのでシオンさんはその穴から先に行ってください!ということになるが
▲従属状態の主人公は、絶頂させられると経験値を淫気に変えられて奪われてしまう
▲穴の先は人間を絶頂させることに特化されたモンスター(トラップ)がうじゃうじゃ、装備さえあれば脅威にはならないですが気をつけてね、と
このあと穴に飛び込み…というところから本編開始となる。ここからはかなり短いが、最初のモンスター(というかトラップ?)である触手に拘束されてエロられて絶頂後のエロまで楽しめる。
▲穴に飛び込んだ先はこんな感じのダンジョン。上にちょっと見えているクリスタルはセーブポイントだが、セーブはメニューからいつでも可能。「この辺でセーブしておくといいよ」という道しるべ的な感じかね
▲こんな感じで一定時間ごとに触手は現れたり消えたり(移動はしない)。接触してしまうと
▲絡みつかれて拘束される。拘束中は方向キー連打で抜け出せる。ただこの場合、↑キーまたは↓キーを連打しても意味がない、←または→キー連打がいい
本作は↑の様なモンスターやトラップを避けつつ(わざを受けつつ)進めていく。攻撃などの能動的アクションはないようだ。
拘束されてからの連打での脱出システムに関して。一定数連打することで「最後に押したキーの方向に移動して抜ける」という仕様のため、抜け出す方向を考えて連打する必要がある。触手の大体が狭い通路に設置されているため、連打する方向キーは臨機応変に。
でだ、ここからが本作の醍醐味。拘束され連打せず放っておくと時間経過と共に状態が段階的に悪化していくのだ。
▲触手が服を脱がしている。「抵抗を試みた」はフレーバー、プレイヤーが方向キー連打をしないと抜け出すことはない
▲次はあえてここまで放置。「触手に服を奪われた」までいくと、抜け出しても装備は戻らず
▲裸で探索することになる。この状態で拘束されると次の段階で即犯されるゆえ、連打で抜け出す猶予がほとんどなくなる
▲更に段階が進むとI字バランス状態に。この状態になるといくら連打してももう抜け出せない
▲立ち絵エロを戦闘エロとすると、こちらは敗北エロ的なシーンで尺長め
▲前述のロリスが言っていた通り「絶頂させられてしまうと経験値が淫気に変換され奪われてしまう」。ただ体験版では特に経験値やレベルが下がることはなかった(まぁ戦闘がないゆえ下がったとしてもフレーバーだけども)
▲エロられるほどに「淫乱度」が上昇する。ただ体験版が短すぎて淫乱度がどう影響するのかはよくわからなかった。おそらく上昇していくほど墜ちていき、ENDに影響するのかね。サークルさんのCi-en記事のサンプルに肌色が変わりサキュバス化したようなのもあったし
▲マップ最奥まで行くと体験版終了(真面目に進むと所要時間20秒)
クソ強い主人公が性的によわよわにされ、性的な責めに特化したモンスターやトラップ蔓延るダンジョンをプレイヤーの匙加減で進めていく作品かね。この感じだと難易度は易しめにしてあるだろう。立ち絵差分も絶頂後のエロシーンも捗る、お手軽エロゲ。置き去りになった女戦士は今後どう絡んでくるのか…
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