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反逆のアパスル 体験版感想・レビュー
ノスタルジィな雰囲気がありつつ近未来的なテクノロジー満載のサイバーパンクな街「ネオエデン」を舞台に、男主人公がヒロイン達と共に「マグナ」と戦っていくMV製RPG。これほんまにツクール製なんか?と疑問に思うほど作り込まれたサイバーパンク世界観は「MECHANICA――うさぎと水星のバラッド――」を彷彿をさせたが、雰囲気や世界観・キャラ描写重視のメカニカに対し、本作はビジュアル・演出面で圧倒的にサイバーパンク感が強く引き込まれると共に、やり応えあるRPGとなっている。もちろんいつも通り、ほとんどのヒロインは巨乳以上、エロシーンの多くがアニメーションするのもウリだ。
メチャクチャ作り込まれた作品ではあるが、前作を遊んだ身としては「それなりのスペックを備えたPCじゃないとまともにあそべないのでは」と警戒していたのも事実。ただサークルさんCi-enを拝見するにその辺にも気を配って制作されたらしく、実際我輩の第四世代CPU、8Gメモリ、オンボードグラチップなデスクトップPCでも全然負荷なく快適に遊べた。この点はかなり大きい、ブラボー!
【体験版評価】8.6/10点 (面白さ8.5 システム9 没入感8.5 エロス8.5)
▲オプション画面。ゲーム中メニューからいつでも変更可能で、音量やデフォダッシュ、キーコンフィグの他、難易度(上げることで敵が強くなり得られる経験値が増える)や動作軽量化、戦闘高速化などのユーザビリティに富んだ変更が可能
▲ゲーム開始、まずは男主人公の名前を決める。デフォだと↑の名前、おそらく訓読みの「つるぎ」と読むのではないかと(読めなくてググった)。ちなみにしゃべるタイプの主人公だ
▲オープニング開始。本作は基本的に2D描写なんだが、稀にこういう3Dっぽい描写が入ってきて、なんとなく初FF7プレイとデジャブったなぁ
▲身体の一部をロイド化(機械化、カッコいい言い方?だとサイバネティック化)することがステータスの近未来的な
▲オープニングはとあるベテラン警官と新米警官の不幸から始まる。このあと彼らは通報を受け現場に向かう
▲その後、気候変動による食糧難により「第三次世界大戦」が勃発、その際にとある軍事産業企業が誕生、その名を「エクソダス」
▲前述のとおりエクソダスは人類の「ロイド化」を進めており、すでに全人口の6割がロイド化。古い話を持ち出すならば、銀河鉄道999で鉄郎がメーテルと共にアンドロメダを目指した理由と同じかね
▲しかしエクソダスのロイドパーツは高額、一方で安価な薬物に頼る若者や、エクソダス製よりもかなり安価に購入できるが粗悪なロイドパーツが問題になっている
▲オープニングではサブヒロインの1人・レイラとの情事から男主人公が登場する。エロシーンはバリバリアニメして構図も複数、その辺りは後ほど紹介する
▲節目でオートセーブがあるため「うわぁセーブしてなかったぁ!」とかなり前に戻されることはない(オートセーブ専用枠あり)
▲レイラは風俗で働いてるっぽい。主人公との関係性は不明、セフレ、ではないと思うのだが
▲モブNPCは話しかけなくても接近するだけで情報を得られる仕様
▲このマップは画面手前が出口となっており、2D表現でありながらやや3Dっぽい表現になっている
本作はRPGながら、サイドビュー、トップビュー、クォータービュー、更に3Dっぽい見せ方をする奥行ありビューなど、多彩なマップデザインも持ち味となっている。まだまだオープニング(操作できる)なんだが、すでにこの辺で「なんだこのクオリティ…?」となったな。
▲団地(マンション?)から出ると同僚の雅がデカいバイクにまたがって待っている
▲仕事ではなく、彼女の趣味?の耐久レースに付き合わされるようだ。本作の立ち絵は全てアニメーション、おっぱいプルプルだっ
▲出発!こういう演出もマジでスゴイんだよな。wktkするぞこれは…!
▲一方その頃、冒頭の警官二人はチンピラを追っていたはずが「マグナ」と呼ばれる化物に遭遇。マグナは「アフェシス」という組織に属する特殊能力者「アパスル」しか倒すことはできない
▲既にアフェシスに通達済みなものの、彼らが到着するまで時間稼ぎしなくては…という大ピンチな場面
▲主人公と雅は耐久レース会場に向かっていたが、組織から緊急の連絡が入る。そう、この二人はアフェシスの人間「アパスル」だったのだ(まぁそうだよな)
この場面、動画で撮ってみた。「これ演出スゲー!エロ同人RPGクオリティ超えてる!」と思い録画始めたんだが、ほんとにスゴイところは撮れてないorz
▲警官のピンチにバイクで駆けつけた二人。キキーッとバイクがスライドするアニメーション。ここを撮りたかったorz
▲ベテラン警官を病院に転送、新米を逃がし、いざ戦闘!アパスルはそれぞれ独自のオリジナルの武器「アトリビュート」を持っており武器は変わることはない。武器ごとのスキルツリーで強化していく感じ。主人公は刀、雅はブースター付きの金属バットみたいな
▲戦闘はCTB。敏捷が高い程たくさん行動できる。ATTACKは通常攻撃、ADAMは魔法(SP消費)、アトリビュート(主人公の場合はスサノオ)は武器スキル(TP消費)。入れ替えは文字通りPTメンバー入れ替え、本作は4人戦闘制だが、最大8人PTで任意でPTメンバーを入れ替えることができるのも特徴だろう。まぁ体験版ではそんなにPT人数は増えないけども
本作の戦闘はいわゆるCTB、敏捷が高い程行動回数が増える。敵には弱点属性(炎や氷などの他、斬撃などもあり)があり、規定回数弱点攻撃を行うと一定時間敵は行動不能になる。また味方の行動が連続(回復やその他の行動でもok)するほどに「Chain」数が増え、与ダメージが増大していく。これは特にボス戦で大事な要素になる。ただこれは敵にもいえることで、ボスなどは単体で連続攻撃してきたりで被ダメージが増大する。ズルい(まぁ味方のスキルでも連続攻撃はあるけども)。
味方の敏捷のバランス、敵の弱点を突いて行動不能にする、この辺りが本作の戦闘のキモで面白いところ。もう一つ踏み込むなら、クリティカル発生で主人公たちの「Boost」ゲージが上がる。上げることでバフ効果がデカくなっていくぞ。あとな、オーバーキルで経験値増加!
▲デフォ状態のスサノオで使える武器スキルは「十文字」のみ。50%が2回ヒットの斬撃属性
▲雅の武器スキル・フルスイング。まっすぐいってぶっとばす、フルスイングでぶっとばす!
▲ちなみに本作はエンカウンターゲージ制、移動するほどに画面右下のエンカウンターが青→緑→黄色…と色が変化していき
▲赤色になるとエンカウントなのだが、なんと一定時間内にXキーを押せば任意でエンカウントキャンセル可能。ゆえに煩わしさはなく、レベリングしたいときに戦えばいい
2つ目のダンジョンボス・マダムはそれなりにレベリングしてもかなり強く、弱点攻撃で行動不能にする、チェインを意識してPTメンバーの敏捷近くするなどしないと厳しいんじゃないかね。
▲マダム戦。チェイン数による与ダメの影響は大きい、PTメンバーの敏捷をなるべく揃えて連撃系のスキルでゴンゴン削るのが有効だが、タンク役にもなれる主人公を装備で硬くして、他3人で攻める、そんな攻略も可能。本作ではどのメンツにどんな装備とジョブを付けるか、等で攻略バリエーションはかなり豊富かと
ちなみに魔法やスキルなどはスキルツリーで習得、能力値の底上げも可能だ。
メイン以外にも依頼豊富 他サークルさんのヒロイン広告がもりもり
本作の基本はフラグを回収してメインストーリーを進めていくことだが、ネオエデンはかなり広く探索することでNPCから様々な依頼を受けることができる。自由探索可能な幕間(大体主人公一人行動)にNPC依頼ばっかりやってなかなかメインストーリーが進まない!というレベルで、だ。
またこういった幕間では各所にいるヒロイン達と個別イベントを進めることができる。ただこちらは幕間ごとにチャージされる「WP」を消費、要するにメインストーリーを進めることで各ヒロイン達とねんごろになっていける。
▲メニューとは別にCキーでHOPER起動、ファストトラベルやイベントの確認などが可能
▲各ヒロインとのイベント進行度。メインのエロ要素はこれだな。もちろん段階を踏んでだが
サイバーパンクなネオエデンを探索しているだけでも楽しいのだが…む、むむ…!?
なんかみたことある他サークルさんの作品が看板になっている…。ネオアキバストリートエリアに多く設置されており、まぁサークルさんがお祭りっぽいことしたい…!と募集した結果こんな感じになったようだ。これ以外にもたくさんの看板があったが大手サークルさんばかりで、みなさん楽しめるんじゃないかね?
エロはハーレム! メインヒロイン5人・サブヒロイン7人がごりごりアニメ!
以下はオープニング冒頭のレイラと主人公のエロ。ここからすでにめっちゃエロいが、この後は次のエロまでそこそこ時間が必要かなぁ?体験版でも6シーんのエロアニメを拝見できる。
▲ネオエデンを探索していると、こういうキャラチップエロアニメもある
他のエロシーンに関しては是非体験版をば。
エデンズパラダイス
他サークルさんのエロ同人ゲ看板と同じく、本作では「エデンズパラダイス」という娼館で他サークルさんのヒロインが出張エロしてくれる。
こちらも名立たる大手サークルさんの有名作品のヒロインが多い。コラボ作品、という意味で本作はこれまでのエロ同人ゲの中でも最多のサークルさんとコラボしているかと。
ただ本作の醍醐味はそれだけではなく、骨太のRPGパート多数のヒロインエロアニメ、というところだな。正直オープニングの演出は過去作の中で最もwktk感を煽られたといってもいいクオリティだった。このサークルさん、エロももちろんだがRPGがほんと好きなんだなぁ、と思った一品だ。
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