エロACT「エリスディスノミア」 ダメージ床の上で

ACT

エリスディスノミア 体験版感想・レビュー

主人公・エリスがおっさん・変態が蔓延るステージを攻略していく、ウディタ製の横スクACT。なぜ主人公が頑張るのか、理由とかストーリーなどは特に体験版では語られなかったゆえわからん。ゲームを進めていけばそのうち語られるのかもしれんし語られないのかもしれんが、まぁそれはさておき。

本作の特徴は二つ。まずアクションゲーとして初見「なんじゃこりゃすげー!」と誰もが思わずにいられないレベルに極まっていること。ただZキーを連打するだけで派手な攻撃が次々繰り出されコンボが繋がりまくり、複数の敵をまとめて倒せるし効果音も相まってプレイ開始当初からもう楽しい、気持ちいい、そのうえ操作もめっちゃシンプル。前作「アユラクライシス!」もその意味でとんでもないインパクトがあったが、本作はそれを踏襲しつつ更に一段上のシステムに昇華されているといっていいだろう。誰がさわっても初っ端から「面白い」と感じるはずだ。これがまずすんごいことなのだよ、チュートリアルはもちろん用意されているが、とりあえずZキー連打するだけでオモロイゲームってなかなか無いんじゃなかろうか。

二つ目は前作同様、敵のアクションエロ(ヌルヌルアニメ)を受けるほどに取り返しのつかないエロバッドステを習得してしまい、戦闘が不利になっていく(制約・縛りが増えていく)こと。例えばちょっとしたエロ攻撃を受けるだけですぐ発情してオナニーしたくなっちゃうなど、感度が上がったりエロバッドステが増えるほどに攻略中に縛りが発生しやすくなるのだ。とはいえ、すべてのエロバッドステが付いたとしても攻略はちゃんと可能になっている。なるべく簡単に攻略したいなら極力エロされないプレイをおすすめするが、いや、エロされまくっていろんなエロバッドステ付与されても足掻いてがんばる主人公の姿こそが本作の醍醐味だろう。

あとな、前作もそうだったが、なんでこのとんでもないアクションゲーがウディタ製なのかよくわからない。よくわからないが、ウディタ製ゆえに体験版は64.42MB、ここ最近のエロ同人ゲーでこんな容量・負荷が軽いゲームもなかなか無いかと。現行のほとんどのPCでプレイ可能だと思われる。

【体験版評価】9.3/10点 (面白さ9.5 システム9.5 没入感9 エロス9)

ゲームの基本情報


▲タイトル画面から早速主人公を操作できる。「NEW GAME」の魔法陣をZで攻撃するとゲーム開始。こういうところなのだよなぁ、イケてるサークルさんだ!とまず「掴まれる」


▲ゲーム開始するとはまずは難易度設定。本記事では「Normal」でプレイ


▲難易度決定後は「感度P」「嗜好P」「初期性癖」などを振り分け・選択できる。要するに最初からある程度、主人公の感度を上げたり、特定のエロ嗜好・性癖を植え付けることができる。まぁ最初はまっさらがおすすめかな


▲拠点からスタートとなる


▲Xキーでいつでも開けるメニュー(セーブもいつでも可)。この画面だけでエロステ関連も確認できかなり情報が整頓された良きUI


▲パタパタと浮遊している使い魔コウモリに話しかけるとチュートリアル(専用ステージへ)の他、難易度変更も可能だ


▲拠点内でZキー攻撃をいろいろ試してみている図

本作のUIのゲージ等について、いろいろ説明したいことは多いのだがまずは最も基本的なことを。緑のゲージが主人公のHP、その上の赤いゲージはMPだ。本作では「スタイルチェンジ」という重要なアクションがあるのだが、スタイルチェンジを行うたびにMPを1,000消費する。赤いゲージ1本でMP1,000、↑では「3」とあり赤ゲージ3本ストック中(デフォ)、つまり3回スタイルチェンジが可能だ。HPもMPも自然回復し、MPに関しては敵に攻撃を当てるほど回復が加速する。

それらのゲージの左の青い縦のゲージ。これは連続攻撃が可能な回数だ。デフォでは5ゲージ、Zキー連打で5回まで連続攻撃が可能だ。ただこのゲージはゼロになっても1秒足らずで全回復、すぐにまた連続攻撃が可能になるため、序盤は5ゲージあれば十分か。強い敵に対しなるべく一気にラッシュをかけたい場合はこのゲージを増やす選択もあり。

その青ゲージの左に4つの枠がある。これは主人公が現在装備している「アビリティ」。アビリティはメニュー→アビリティで習得できる。画面右上の赤い丸が本作のお金(オーブ)で、これを消費。


▲アビリティ習得画面。かなりたくさんの種類がある。先ほどの連続攻撃可能回数を増やすアビリティや、多段ジャンプ可能になるアビリティ、HPやMPを増やす、使い魔を使役するなどなど、多彩なアビリティが用意されている。更に各アビリティはレベルアップ可能、本作の主人公の成長要素はこれに尽きる。デフォでの装備枠は4つ、どれを習得して装備するかはプレイヤー次第だ。枠はゲームを進めると増やせるらしい

まずはタンスを買え!主人公のビジュアルをカスタマイズ


▲拠点から街へ(1画面ちょいのベリーコンパクトな街)。黒いローブ姿の商人からはいろいろアイテムを購入できるが、まずはタンスを買うことをおすすめする(デフォお金で買えるはず)。他、カメ子オタクや催眠おじさんもいるが後ほど


▲買って拠点に戻るとタンスが設置される


▲主人公のビジュアルを細部にわたってカスタマイズできるように


▲裸にしたりもできるけども、然るべきエロステ(露出系)が付与されてないとその姿での行動はできない


▲とりまこんな色にしてみた(後でまた変えるけど


▲メニューの立ち絵もにも、エロにも反映するぞ

拠点から各ステージへ


▲では拠点中央の魔法陣から攻略ステージへ

まずは1st stageである「森」を選択。STARTを選択して攻略開始となるが、その横の灰色の〇の数、これはスタートからボスまでのエリア数を表している。森ステージは6エリア踏破後7エリアでボス戦へ、ということだ。2ndの「廃坑」は更に長くなっている。


▲森エリア攻略開始!本作では暗転を挟むたびにTipsを画面上部にランダム表示


▲森には最弱の敵・ゴブリンが多数。本作ではザコが複数で現れるシーンが多い


▲オラオラー!Zキー連打してるだけでめっちゃコンボ数が増加していく。コンボ数(右上のHit)が増加するほどクリティカル率などが上昇するため、コンボ数は結構大事。コンボ数が繋がる猶予は結構長めに設定っされている(5秒位?)


▲画面固定でWave的に敵が出現するシーンも多数。まぁとにかくZキー連打!敵撃破でオーブ(お金)を吸収

Zキー連打だけのアクションゲーかと思うなかれ、左右キーや下キーとの組み合わせで攻撃が別軸に派生したりする。例えば→キー押しつつZ連打すると2撃目(?)が敵まとめて吹っ飛ばし攻撃になったり。

そうそう、本作の基本的な操作をここらで紹介しておこう。

Z…攻撃・決定
X…メニュー・キャンセル
C…スタイルチェンジ
↔…移動
↑…ジャンプ
↓…ガード


▲森の最初のエリア最奥まで踏破(各エリアはコンパクト)すると、次のエリア選択に

エロ同人ゲーでも「Slay the Spire」にインスパイアされてる作品は多い、本作もその要素があり、各エリア攻略後ランダムで次のエリアが3つ提示される。「剣」のエリアはやや強い敵が出現、「道」のエリアはマップがそこそこ長めだが敵は弱い、「温泉」エリアはHPなど全回復が可能。この他、「死神」のエリアはマップは短いがめっちゃ強い敵が出現、「ハート」のエリアは媚薬プールが多数ありアクションエロされまくり、など。

アーマー付きの敵が厄介

ザコ敵の中には黄色ゲージが付いている奴がいる。こいつらは「スーパーアーマー」付きの敵で、攻撃を当ててものけぞらない(怯まない)。Z連打だけで戦うには危険な相手だ。攻撃を当てると黄色ゲージ(アーマーゲージ)が減少、ゼロになると「のけぞり」が発生するようになり、アーマーゲージが自然回復するまではZ連打攻撃も有効。


▲のけぞらないため、こちらが攻撃中でもおかまいなしに攻撃してくる。何度か被弾すると主人公がダウンしてしまい更に被弾したりエロ攻撃を受け。↔キー連打で復帰すべし


▲ちなみにこのサル人間(?)のエロ攻撃は尻叩き。本作ではすべての敵にアクションエロ攻撃あり


▲アーマー付きの敵複数を相手にするのはかなりリスクが高い。前述の「死神」エリアなどはこのパターン。その分稼ぎもいいのだが


▲敗北後の敗北エロ演出(スキップ可)。各部位の感度やエロ嗜好が上昇してしまう


▲敗北エロ演出後は「お持ち帰りエロ」演出になる。サルの場合はひたすらケツを叩いてくるだけでまぁソフトエロの内だろう。このあと拠点から復帰

前作同様、敵にエロられるほどそのエロに対応した感度・嗜好などのエロステが上がり、更にエロバッドステの経験値(画面左上にゲージが出現)が貯まっていき、ゲージMAXでエロバッドステを習得してしまう。↑のケツ叩きでは尻、恥、マゾのエロステが上昇、関連したエロバッドステの経験値が貯まる。


▲拠点に戻るも、叩かれ続けたケツが痛くて移動が「ぴょんぴょん」になる。しばらくすると元に戻るけど(芸が細けー


▲アビリティ「ブルーブラッド」はアビリティLv×10%の確率でオーブ出現数が増える。要するにお金ザクザク、かなり有用なアビリティだと思うのだよな

スタイルチェンジ 鎌・銃


▲よう、お礼参りに来たぜ!

Cキー押しでMPを1ゲージ(1,000)消費、任意で鎌スタイルにスタイルチェンジできる。鎌スタイルの攻撃はかなりリーチが長く敵が接近してくる前に倒しきる、アーマー付きの敵のアーマーを削るなど通常スタイルよりかなり強い。1回の攻撃の連撃数が多く、すなわちMPもガンガン回復するため割と頻繁に使っていいと思うのだよな。


▲まぁとにかくハチャメチャに強い


▲銃スタイル

同じく、Cキー+↓キーで銃スタイルにスタイルチェンジ。こちらは敵のアーマーゲージを削ることに特化している。鎌スタイルでも厳しいアーマー持ちの強敵(ボスなど)と戦う際に重宝するスタイルだ。

ただ、どちらもスタイルも当初は5秒程度しか持続しない。特定のアビリティを習得してレベルアップしていくことで、持続時間が増えていく。

ボスはかなり強い 敗北で屈辱のエロ


▲最初のステージのボス、調教師。サルを召喚しつつ、自身はリーチの長い鞭攻撃と媚薬瓶を投げてくる


▲どちらもアーマー付き、サルの近接+調教師の遠距離攻撃のコンビネーションがエグイ


▲媚薬を受けてしまうと発情値が上昇(後述)、更に関連するエロバッドステの経験値が貯まってしまう


▲敗北後はザコ敗北同様、延々といたぶられる(エロられる)演出、スキップ可


▲その後このような選択肢になり


▲処女を失ってしまった… この後フィニッシュまでアニメ


▲フィニッシュ後拠点に。今回もケツを散々シバかれたためぴょんぴょん


▲一度ボスまで到達すれば、敗北してもボス戦から再トライ可能


▲再戦。サルが出現したらさっさと倒し、媚薬を避けつつ攻撃すればそれほど手ごわい敵ではなかった


▲ステージ2・廃坑へ。裸のおっさん達が襲ってくる


▲このステージから物理攻撃をしてこない、エロトラップ的な敵も出現


▲攻撃を受けると敵自身でオナニーさせられてしまう。↔キー連打で脱出すべし


▲いろんな敵が出てくるし、それぞれにエロ攻撃、敗北エロシーンがあるのがすごいのだよなぁ。緑のやつはキス特化


▲次のエリアへ。どれを選ぶ?


▲アーマー付きの敵複数を相手するのはほんと厳しい。連続攻撃を受けてなかなか復帰できない場合は


▲スタイルチェンジすると無理矢理復帰できるぞ。ヤバイ!と思ったら即スタイルチェンジ!または、多段ジャンプを習得すれば一瞬のスキに逃げ出せたりも


▲このステージのボスはかなり強い


▲連打が必要な掴み攻撃なんかもしてくる


▲脱出に失敗すると股間を蹴り上げてくる(イタそう


▲敗北すると犬コスチュームを着せられたうえで、ゴロツキのたむろする施設にお持ち帰りされる。ここでは主人公の移動が可能


▲恥とマゾのエロステが一定値(?)を超えていたため、「求愛」のエロステを習得してしまい、一定時間ごとに勝手に求愛してしまう(↔キーで復活)


▲求愛中はゴロツキが寄ってきて、接触でフェラさせられてしまう


▲そうこうしている間にエロバッドステ「おねだりえっち」を習得してしまう


▲壁の穴から脱出しようとすると尻がひっかかり


▲挿入されてしまい、フィニッシュまで(エロられる前に↔キー連打で穴を抜けることができる)


▲穴を抜けると拠点に戻れる

エロシステム 結構複雑だけどもプレイしてれば勝手にエロくなる

エロシステムはエロバッドステの種類が豊富なこともあり結構複雑なんだが。基本的には敵にエロられたり、ちょいちょいある「媚薬プール」に浸かって「媚薬」状態になるなどで、画面左下のハートゲージ(発情ゲージ)が徐々に上昇していき、全部ピンク状態になると「発情」状態になる。発情状態になってしまうと、オナニーを始めとした様々な習得済みエロバッドステが発動、戦いや移動に支障をきたすようになる。例えば勝手にオナニーを始めてしまうと↔キー連打で復帰する必要がある。まぁそのまま見ててもいいけども。


▲序盤、エロの入口はこの「媚薬プール」だろう。ここは冒頭のエリア説明の「ハートエリア」ゆえ、媚薬プールだらけ。ハートエリアでなくとも媚薬プールは結構登場する。アビリティで2段、3段、4段…ジャンプを習得すると飛び越えたりもできる。浸かってしまうと「媚薬」状態になる


▲媚薬状態では発情(ハート)ゲージが時間経過と共に上昇、ニュートラル状態でモジモジしだして、「オナ我慢」で更に発情ゲージ上昇、発情状態になると


▲TPO関係なくオナニ―を始めてしまう(↔キー連打で離脱)。周りに敵がいたらエロられちゃいますな。そしてエロ中はハートゲージ左の快楽ゲージが上昇しつつ、エロに対応したエロバッドステの経験値ゲージ(画面左上)が徐々に上昇していく。媚薬状態は時間経過で回復する


▲こちらは最弱のゴブリン集団に敗北しての敗北エロシーン。Zキーでスキップ可


▲スキップ後は巣穴にお持ち帰りされ更にエロシーン

ここまで見てきたとおり、本作ではアクションエロがメイン、敗北エロ等でデカめのドットエロアニメ描写となっている。下半身むっちりでムチプリな主人公が身体をクネクネさせながらエロられるシーンは、多くのドットアニメスキーに刺さるだろう。

そしてエロバッドステのバリエーションが豊富、RPGではそれなりにあるものの、アクションゲーの括りで行動に支障をきたすエロバッドステの数々は「ほぉ、そうなるのか!」と、とてもオモエロい。

例えば露出系のエロバッドステを習得してしまうと、敵の攻撃でアーマブレイクしただけで発情度が徐々に上昇していき、発情してオナニー、のエロコンボに陥ったり。アーマーブレイクしないように戦わねばならないなど、エロバッドステを習得するたびに不利になっていくが本作はそれが醍醐味であり、かといってそれでクリア不能になるわけではないバランスも良き。


▲オナニー系の上位スキル「オナニー猿」まで習得してしまったため、発情状態になると5秒に一回くらい勝手に「こすり付け角オナ」を始めてしまい、その都度↔キー連打で抜け出さねば進められない。発情状態は温泉に浸かったり、アイテムで回復可能


▲温泉(回復の泉?)に浸かると、発情ゲージも快楽ゲージもすーっと下がり、一時的なエロデバフ・HPも全快する。温泉は拠点にもあるゆえ、拠点に戻ればリフレッシュできる


▲体験版終了時のエロステ。覚えた性癖がエロバッドステだな。ちなみに各性癖はどんどんレベルアップ(ピンクになっていく)して重症化する


▲アビリティ習得による育成も種類が豊富で奥深い。自身を強化する、スタイルチェンジを強化する、新たな技を覚える、召喚系に注力するなどなど。ちなみにエロされると勝手にエロアビリティを習得してしまうこともある


▲拠点から行ける「街」では商人からアイテムを購入できる他、カメ子と怪しいおっさんと話すことでエロが発生。カメ子は衣服を剥いできて、おっさんは催眠をかけてくる(段階あり)


▲催眠により「羞恥逆転」というエロアビリティ(エロバッドステとは別)を習得してしまい、これがセットされている限り、露出状態じゃないと拠点から出られなくなる。当初「なんで服着てるのに外に出られない???」と意味がわからなかったが、なるほど、催眠で常識改変されたんだなと気付き。アビリティを外せば元に戻る

まごうことなきACTゲー大作にして良作。簡単操作でこの爽快さはサークルさんの武器、エロバッドステもいい具合にゲーム性に馴染んでいる。前作から4年弱、アユラ~が面白かったならば本作も必ず刺さるはずだ。製品版ではステージ攻略だけでなく、チャレンジ的な「闘技場」や、自由にエロできるおまけ部屋なども実装されているらしいぞ。

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エリスディスノミア

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