ダンジョン&ダークネス大穴と自由の街エルバーン　Drill Drill Drill !!　感想・レビュー

ダンジョン&ダークネス大穴と自由の街エルバーン　体験版

エルバーンという名の街がある。突如「大穴」が開き、奥から発せられる魔力を求め魔物が押し寄せた。王国は騎士団を派遣し、多くの冒険者達が集まり、商人達もこの機を逃さない。法こそ存在するものの一攫千金を夢見れる弱肉強食の自由の街。プレイヤーである主人公も馬車に揺られてエルバーンに到着、この街を拠点としてダンジョンを攻略していくMV製ノンフィールドRPGである。「大穴」には強力な魔物がひしめいており、挑むには先に「周辺のダンジョン」を全て攻略しなければならない。

オープニング中に名前を決め、主人公のクラスを9種から1つ選択、いくつかのアイテムから1つ選んで受け取る…と最初にTRPGのキャラクリエイトの様なワクワク感あり、AI生成CGを利用したというドット絵風のグラフィックはAIのマイナスイメージを払拭するほどマッチしている。これはひとえにセンスだなぁ。テキストやUIなどがゲームブック風だ。

その他の特徴としては全ネームドNPCと戦えて♀の場合は勝てば犯せちゃう。勝てない相手でも特定アイテムとスキルがあれば催眠でエロ可能。ゲームとしては若干ハクスラかなぁと。

【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム8.5 没入感9 エロス8.5)

▲オープニング。エルバーンに向かう馬車の中には数人の冒険者

▲女性冒険者が話しかけてきた。おっぱいでけーな！(主人公は基本的にセリフなし

▲名前を聞かれ名前を決定。普段はデフォ名でプレイするが男主人公で「ゼノシア」はなんか個人的に違う気がして、いつもの名前に変更した

▲安定の「ほんだ」。おおう、なんか彼女のセリフが名前にピッタリ(たまたまだと思うが

▲どういう経緯でエルバーンを目指すことになったのか、という話で主人公のクラスを選択する

クラスは「放浪騎士」「王宮魔術師」「異端狩り」「魔法師」「武芸者」「抜け忍」「軽業師」「宣教師」「旅人」と9種もある。我輩は「放浪騎士」を選択。物理・魔法防御が高く火力もそこそこ、無難。クラスによってエルバーンに来るまでのバックボーンが異なり、特にゲーム攻略には影響しないフレーバーではあるけども、プレイヤーとしては没入感やシンクロ度に影響すると思うゆえじっくり選びたい。いくつか紹介しよう。

▲放浪騎士

▲王宮魔術師。失意な感じかね

▲異端狩り。上に言われるがままに魔女狩りをしていたら魔女になっていて逃げて来た。魔術師と同じくマイナスな境遇だな

▲武芸者。放浪騎士と似てるが、達観した感もあるな

▲クラスボーナスが万遍な「旅人」。ひょっとするとこのクラスが一番扱いやすい…かも？クラスごとにグラが異なるが本編中主人公のグラが表示されることはない

▲クラスを決めたらこれらのアイテムから一つ選ぶ。黒の火炎壺を選んだが、ふんどしとピンクのチラシも良さげだがどうだろう

▲最後に難易度設定。この記事はノーマルで遊んだ感想だ

▲という話をした(という体で)今度は彼女が「何か聞きたいことある？」と。この娘はエルバーンに来るのが3回目のベテランで、名を「リューン」という。いろいろな情報を聞けるゆえ聞いておこう。彼女自身は探索よりも冒険者や街の人達の噂話を聞くことが好きで「風来の噂」という二つ名で呼ばれているとか

▲街にいる人は全員強者、本作ではもれなく全NPCと戦うことができるが序盤の内は挑んでも返り討ちにあうだけだ

▲エルバーンに到着、リューンと別れきょろきょろしていると冒険者が話しかけてくる

▲彼はクレイン。この街に住む冒険者で、さっさと大穴問題を解決したい。そのためここを訪れた冒険者にできる限りの情報を与えているとか。簡単なチュートリアル(各施設の利用の仕方とか)を受けることができる

▲ここで初めて街での基本画面に。移動、NPCと話す、メニューを開くなど街での行動はこのコマンド類で行う。セーブは街でのみ可能

▲街の「商人通り」に移動。ちなみに先ほどの場所は「中央街」

▲話す→鑑定士・ジィタ。でけーな！ダンジョンで拾った未鑑定アイテムを無料で鑑定してくれる。よく通うことになるだろう

▲中央街に戻るとイキッた女冒険者に絡まれる。でけーな！デカいのしかおらんのか

▲彼女は「黒殲」という二つ名で呼ばれる強者のようだ

▲クレインがチュートリアル最後に教えてくれる「本作の基本」。ダンジョン探索の他、街散策も重要なようだな

▲チュートリアル終了。メニューを開くとこんな感じ。基本的に1人での探索が多いが、挑むダンジョンによっては絆を築いたNPCを仲間に加えての探索になることもあるようだ

▲スキルツリーは7種。最初に選んだクラスによってデフォ習得スキルが異なるが、基本的にどのスキルツリーもSP(レベルアップ時にゲット)を消費して習得できる。クラスより育て方と装備が重要

ちなみに本作では物理スキルも魔法スキルも「MP」を消費して使う。

▲回復手段が乏しい序盤は回復魔法は欲しいかも

▲パッシブスキルも結構ある。火力は欲しいよなぁ

▲あと自爆スキルも序盤に覚えておいたほうが。敗北エロも結構ある

▲中央街で「話す」を実行すると5人のNPCが表示される

▲さっきぶりのクレイン。「回復する」を選ぶと無料で全回復。挑むこともできるが今の段階ではまぁ勝てんよ、挑んだけども

▲アリサを選ぶとこんな対応

▲アリサの選択肢は多い。てか女性NPCはエロ対象のため野郎より多いな。それぞれの項目は後で説明するとして、とりあえず「話す」と

▲え？

▲強制的に戦闘に突入。基本的にNPCに対して「挑む」「襲う」などを選択しなければ戦闘になることはないが、こいつは例外。なにがそんなに気に入らんのかね

▲やっぱりクソ強いんですわ。わからされてしまったorz NPCの強さは星1(弱)～3(強)で表しアリサは星3。てかコイツに限らずNPCの多くは星3。挑むなら星1から(クレインやリューンが星1)

▲敗北後のセリフ。腹立つわ～。でも大丈夫、体験版範囲でもコイツをわからせる方法が用意されている。それは後ほど。吐いた唾飲まんとけよ！

▲敗北時の選択。「這い上がる」はその場でHP1で復活するが未鑑定アイテム全ロスト、「埋まる」はGAMEOVERになってタイトル画面に

拠点であるエルバーンの街にはたくさんのNPCがおり、全員に「挑む」または「襲う」ことができるのが本作の大きな特徴。女性NPCに戦闘で勝てば問答無用で犯すことができる(一部は負けてもエロあり)。まぁNPCは大概強敵ばかり、体験版範囲で勝てるのはほんのちょっとだけども。NPC達はダンジョン攻略中にも絡んできたりもする(エロもある)。また「催眠」をかけてエロに持ち込むこともできるぞ、特定のアイテムが必要だが。勝てば売春も斡旋できるようだ。「頼み事」はNPCからの依頼を受けることができる。

▲中央街にいるNPC、王国騎士団の団長。当然強い

▲冒険者・ティアーナ。こいつも星3。そのうちエロってやるからな！

▲道具を買ったり売ったりできる商人のウィルでさえ星3の強者(厳密にはボディガードと戦うことになる)。なんだこの街は、魔境かっ。中央街だけでこの♀NPCラインナップ

▲街には5つのエリア・施設があり「裏路地街」

▲ヤミ

▲ドミニオン。お金を払って魔力を伸ばすことができる。こういうNPCもいる(一応言っておくと挑むことでアイテムをゲットできたりもするが男性NPCとのエロは無いぞ)

▲教会

▲ギルド。製品版では冒険者を雇うことができる

▲ダンジョンに向かうため街門へ

▲門番の兵士は門番だけにやはり強い。フルアーマーなビジュアルだがどちらも女性、…いつか倒して犯したいものだ

▲リューンもいるな

▲星1なら勝てるんちゃうか(まだ全くRPGしてないのに)と挑んでみたが、全然ダメだったorz

▲リューンに負けると敗北エロあり。エロで魔力を搾られる

▲右クリック、またはShiftでメッセウィンドウ消去。尺はそれなり

▲エロ中とフィニッシュ中は断面図アニメあり。結構ヌルヌルで実用的

▲どっぴゅどぴゅ

▲2ラウンド目もあり。その後は前述の敗北選択画面へ

ダンジョンに潜るんじゃなかったんかい！うむ、潜りまっす。

▲体験版で行けるのはグラシオ草原のみ。周辺ダンジョンは7つもあり、それらを攻略してようやく「大穴」に挑める

▲ダンジョン内基本画面

ダンジョンではいわゆるノンフィールドRPGの定番「進む」で1歩進み「探索度が1」上昇。「戻る」で1歩後退。進むごとに敵エンカやイベントなどが起きたり起きなかったり、100歩に到達するとボス戦、倒せば次のダンジョンへ。敵は「未鑑定アイテム」をドロップ、拠点で無料で鑑定してもらえる。その多くは装備品、店でも装備は買えるが未鑑定ドロップ品からレア装備をゲットするのが本作の醍醐味の一つ、ハクスラ要素がそこそこあるのだよな。

▲ランダムエンカザコ戦闘。見た目がゲームブックやTRPGっぽい(サイコロアイコンとか)だが、特にダイスロール要素は無い