エロRPG「アウロラと女神の楽園島」 ゆめなまこん

RPG

アウロラと女神の楽園島 体験版感想・レビュー

天空の浮島に住む女神アウロラが地上の島に落ち、サバイバルしつつ島から脱出するのが目的のMV製RPG。アウロラはかつてなにもなかった地上に「生命の実」を蒔き眠りについた。幾星霜の時が過ぎ目を覚ました彼女は地上に生命が…人間や動物、魔物といった様々な種族が息づいているのを喜ぶが、不慮の事態により「島」に落下してしまう。生命を誕生させ地上のすべてを知る女神であるアウロラでさえその島の記憶がなく、また女神としての力がほとんど使えない。天空に戻るにはここから脱出するしかないようだ。

女神が主人公のサバイバルRPG、というちょっと変わり種。主人公は女神ゆえ死ぬことはないのにサバイバルw まぁ全て現地調達という意味ではサバイバル、しかし不死の彼女は旅行にでも来たかのような軽いノリで探索を始める。ここの住人たちが快楽の手管に長けている(むしろ主人公が無知?)とも知らず。

ゲームとしては採取と錬成でアイテムを作り未踏のマップを踏破していくクラフトRPG的な。エロは戦闘エロがメインで次点でエロトラップからのエロシーンと敗北エロかな。

【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム8.5 没入感8.5 エロス9)

オープニング


▲主人公である女神アウロラと彼女の補佐役の天使エント。長き眠りから目覚め、生命に溢れる地上の様子を天界の浮島から満足そうに観察していたが


▲「こんなところに島、あった?」と記憶にない島を発見


▲島の上空に来ると、とてもつもない嵐が襲う


▲地上に落下してしまった


▲アザラシは無事天界にいるらしく会話だけ可能。まぁゆーても私、女神ですからね。天界に戻るくらいワケないんですよ。女神魔法・昇天!(ねーみんぐせんすはばつぐんだ!)


▲しかしなにもおきなかった!この島ではごく一部の力しか使えないようだ。ぷくーっていう主人公の表情がかわいいですな


▲目の前にあった家屋に入るも無人の様だ。ということで以降ここを拠点として島を探索していくことになる。むっふっふ


▲普通のサバイバルRPGなら生き延びるために食糧を集める必要があるが、女神は不死、別に食わなくてもいい。とアザラシにツッこまれた時の主人公のセリフ。ちなみに本作の料理は装備品(!)


▲本編スタート、の際に入手できるアイテムが2つ。アイテム→だいじなもの、から使用可。女神の転移魔方陣はダンジョン内からここへ戻ってこれる他、ダンジョン内ファストトラベルにも利用される。説明集はそのままゲームの説明書的な


▲女神の釜戸はアイテム錬成、バステ確認は主人公に付いたバステの内容確認など。真ん中のベッドでは回復して次の日に進めることができる。画面下・マップから各ダンジョンへ(普通に外に出ても行ける)、見えてないが画面左下に地下(回想部屋)への階段あり(体験版利用不可)


▲女神の釜戸での錬成画面。各地で「レシピ」を入手していくことで錬成可能アイテムが増えていく。ちなみに本作の料理系アイテムは消耗品ではなく「装備品」扱いだったりする。装備しておくと能力値アップやバフ効果などの恩恵がある


▲メニュー画面。女神だけにデフォLv33と高めだが、最初からザコ敵もそこそこ強い(難易度によるが)ため、そこらへんのLv1女主人公とあんまり変わらない


▲メニュ→あの時の記憶がエロステになっている

本作でのエロバッドステはそう簡単には付かないものの、付いてしまうと戦闘でデバフ(エロを受けやすくなったり確率で行動不能になったり)により不利になる。バッドステはゲーム開始時に選ぶ難易度により解除・付与などが任意で可能になったりしてプレイ感がかなり変わるゆえ、難易度選びは結構大事。


▲もっともカジュアルにゲームとエロを楽しめる「フリー」。「ベーシック」に比べ敵のHPが低くなり逃走も拘束脱出(本作の戦闘エロは拘束からの派生)も100%、更に一度受けたバッドステを任意で解除・付与可能


▲基本難易度の「ベーシック」。敵の強さがノーマル、逃走・拘束脱出率は敵の強さと主人公の強さ・状態による。バッドステの解除・付与にはアイテムが必要


▲もっとも難易度が高い「フォース」。敵のHP増加、且つ逃走・拘束脱出率減少、付いたバッドステは解除不可!頑張ってもエロられまくってバッドステ付きまくりなプレイをしたい紳士向け

ちなみにこの記事は「ベーシック」でプレイした感想である。

各ダンジョンで採取・探索 採取箇所は多くはない

ゲームを進める基本としては、各ダンジョンに潜り探索・採取することだ。こと攻略、という点に関しては戦闘は二の次である。なぜなら各ダンジョンには特に「ボス」が存在せず(あくまで体験版範囲の2ダンジョンだけだが)、主人公が最初からLv33ということもあり、Lvアップの恩恵は他RPGに比べると低めだからだ。まぁ上げるほど強くなるのは間違いないし、5Lvくらい上げたら新たな魔法を覚えたりもするんだが。

レベリングに勤しむよりも、敵シンボルをできるだけ避けつつダンジョン各所にある採取箇所を廻る方が、効率よく攻略できるだろう。採取要素のあるRPGとしては随分採取箇所は少ないけども。


▲全体マップ。デフォで選択できるのは炭鉱と森のみ、徐々に増えていく


▲古炭鉱。採取箇所では1日に3~4回ほど採取可能、拠点で寝ると復活する。このような採取箇所は、1つのダンジョンに数箇所存在する。そこら中にあるワケではないゆえ、毎日(必要な素材がある)ダンジョンの採取箇所を廻っていく感じになるかと


▲宝箱。宝箱は一度とると復活しないが、重要アイテムもあるゆえ見落とさないように


▲この古炭鉱は海賊どもの根城になっている様だ


▲戦闘画面。戦う、でコマンド戦闘へ。自動殲滅を選ぶとオート戦闘となるが、敵殲滅に集中するため主人公の能力値が若干上がるらしい。ちょっと使ってみた感じAIはバカではないが賢くもない、それなりに余裕がある状態で戦闘が面倒な時に使う感じかね。難易度・フリーでお世話になるのかも


▲ダンジョンで重要アイテムを入手した際のCG。前述したが、本作のダンジョンでは特にボスがいないため明確に「ダンジョンクリア!」な感覚はない。強いて言うならダンジョン内の重要アイテムを全部ゲットしたらクリア、か(その後も採取で何度も訪れることになるが)

戦闘と戦闘エロ 敵によっては敗北エロあり


▲戦闘では杖を使っての魔法攻撃の他、女神魔法がある


▲魔法には属性がある

「攻撃」は杖による魔法攻撃でこれもそこそこ強いが基本は女神魔法を使って戦う。


▲ストーンスコール!通常状態なら海賊ごとき一撃で倒せるだろう


▲次のターンでのコマンド選択。主人公が拘束状態になっているが、ここで説明したいのはストーンスコールが使えなくなっていることだ

本作にはMPの概念がないが各魔法にクールタイムが存在、使用すると数ターン使えなくなる。ストーンスコールは最も基本の魔法ということもあり、1T待てばまた使えるようになる。ただクールタイムは同じ属性の魔法全てに適用されるルールとなっており、ストーンスコールと同じ土属性の魔法が他にあった場合、その魔法も1T使用できなくなる。例えば土属性で5Tクールダウンが必要な魔法を使った場合、ストーンスコールも5T使用不可になるのだ。


▲ロッククラッシュという土属性魔法を使用。この魔法のクールタイムは2Tゆえ、ストーンスコールも2T使用できない


▲ちなみに最初のダンジョンでの被ダメはこれくらい。本作のLVアップではHPと攻撃力は増えるものの被弾を押さえる系の能力ははあまり変化なく、体験版最初から最後までこれくらいの被ダメだったかな。回復は風(森?)属性の「森木の癒やし(1000強回復)」で行うが、戦闘中しか使えないうえにクールタイムが長く(4Tくらいだったか)、戦闘を頻繁にしているとゴリゴリHPが減る。序盤は回復アイテムも少なく

では本作のキモである戦闘エロのお話をば。

本作の敵(ちなみに各ダンジョンごとに1種のザコのみ)は1/3位の確率で拘束攻撃を行う。主人公の状態が通常(健全)であれば2/3位は回避してくれる。敵が3体とかだと連続で仕掛けてくることもあり、まぁ全部を回避するのは無理、頻繁に食らうことになる。

▲拘束状態に。拘束グラは敵によって異なる

拘束されてもすべての行動が可能。攻撃もできるし行動に関するペナルティはない。ただ魔法を含めた攻撃の威力は落ちるし、逃走率も下がる。敵の数が少ないなら拘束されたまま殲滅するのもありだ。

拘束から脱出するには女神魔法の「脱出をこころみる」を。「気をつ強く持つ」は拘束→戦闘エロ突入の確率を下げる(回避率を上げる)手段。基本は前者だが、後者もシーンによっては役立つ。

そして拘束状態でもう一度拘束攻撃受ける(回避失敗)と戦闘エロに突入する。


▲一度戦闘エロにシーンに突入してしまうとADV形式でフィニッシュまでまっしぐら。

エロられると「感度」と「快感度」が上昇してしまう。


▲バックで中田氏され、感度と快感度(ハートのゲージ)がアップしている

当初は戦闘エロられてもあまり数値が上昇しない。ただ「感度」が上がるほど「快感度」が上がりやすくなる仕様となっており。


▲各敵には2種類の戦闘エロがあるぞ!海賊はバック本番とイラマチオ

快感度が100になると主人公は絶頂してしまう。


▲絶頂の余韻中

絶頂すると1Tの間行動不能に。この間攻撃されたり、再度エロられたり。ちなみにADV形式な戦闘エロシーンはそこそこ尺があり、一度見たエロはSキーでメッセスキップできるものの、それでもテンポが悪くなりがちだった。ただ製品版では完全にスキップできるらしいゆえ心配無用かと。

感度が上がるほど主人公は戦闘エロで絶頂しやすくなってしまい、被弾も増えていく。ただ冒頭のとおり女神である主人公はHPがゼロになっても一瞬でHP全快、死ぬことはないのだ。


▲女神なめんなよ!

しかーし!魔力再充填のわずかなスキに、主人公をエッチな気分にさせる「淫気」が入り込んでくる。これがこの島の恐ろしいところ。


▲一度HPがゼロになると名前の横に「ハートの器アイコン」が現れ、HPがゼロになるたびに器が満たされていく(淫気が入り込んでくる)

この器が満たされるほど主人公の感度と快楽度も上がりやすくなり、拘束からの脱出率も下がってよりエロエロされやすい戦闘になってしまうのだ。そして器がMAX(HPゼロを5回くらい繰り返す)になると


▲もう気持ちよすぎて探索とか戦闘とかどうでもよくなってしまい。攻撃はよわよわになり、脱出コマンド選んでも成功率はめっちゃ低くなり


▲当初は中田氏されてもあまり感じていなかった主人公が、「お”っ」とか言っちゃうくらい快感に弱くなっていく(器の状態で戦闘エロでのセリフも若干変化していく)

ここで始めて「戦闘敗北」を選択できる。諦めない場合は戦闘エロをまだまだ楽しめるし、諦めると

拠点に戻されて探索再開となる。一部の敵には諦めたあとの敗北エロシーンもある(体験版にはないが、製品版では海賊に敗北後の監禁エロシーンあり)。

感度、快感度、淫気はベッドで寝ればすべてリセットされるぞ。


▲そうそう、拘束攻撃以外にもやや低確率でこういうセクハラっぽいこともしてくる(特に被害はない)

 

各ダンジョンのエロトラップ

各ダンジョンにはエロトラップがあり、だいたい初見不可避。


▲古鉱山深部ではいたるところに媚薬トラップが仕掛けられており一定時間「発情」状態になる


▲発情中に戦闘になると(ハートアイコン付与)攻撃力半減、拘束脱出低下など結構不利になる


▲森マップでは不可避の落とし穴(これはわかってても回避できない…?)。目覚めると触手に囲まれており


▲容赦なくエロシーンに。ただこの触手はめちゃくちゃ焦らせ上手で長い時間かけてエロってくる。当初はひたすら上の口から媚薬効果のある栄養ドリンクを飲ませてきて、媚薬がまわり切ったところで下の口から魔力を吸い出すーー!


▲満足した触手は去っていった。かなりの時間エロられたが、女神だから平気。ってことー

バッドステータス 付与されるほど不利になる

バッドステは特定の敵に何度もエロられる、特定のトラップにかかるなどの条件を満たすと付与される。攻略という点ではあまり付与されたくはないが、まぁ本作の醍醐味の一つであることに間違いないだろう。


▲海賊に一定回数「イラマチオ」をされると


▲バッドステ「女神のご奉仕」付与


▲拠点の鏡で効力を調べると、エロ洗脳攻撃を回避しづらくなってしまう様だ


▲体験版終了時のエロステとバッドステ。淫欲汚染もエロフラグになっていそうだが体験版ではわからなかった


▲体験版で取得できるバッドステはこの5種か?もっとあるのかもしれん


▲バッドステ「海賊への隷属」の効果。淫気も感度も快感度も0な健全状態でも確率で行動不能に

バッドステは戦闘エロ中のテキストにも影響するゆえ、バッドステ集めが結構楽しいなぁ。


▲森マップのザコ敵・触手のエロ攻撃

という感じの、戦闘エロメインで楽しむ作品だ。「わたし女神なんでぇ― 地上とか楽勝ですけどー」的な軽いノリの主人公が、有象無象のやぁつに快楽でメタくそに堕とされていく様がとてもいい。3つの難易度で楽しみ方も三者三様。

これまでのサークルさんの作品の中でも結構エロに尖った作風だと感じた一品。

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アウロラと女神の楽園島

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