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■横スクACT ♀部隊長となり部隊を率いて圧倒的火力で異星人を殲滅!
なんとなく古臭い感じを受ける紹介画像やサンプル(失礼 からあまり期待せずに遊んでみたのだが、どっこいこれが面白い!我輩がこれまで遊んだ同人ACTとはまた違った面白さのあるSTG系ACTだった。良作な横スク同人ACTというと、操作性やギミックなどのゲーム性、アクションの多彩さ、爽快さ辺りに重点を置いたものが多い。本作はそれらをきっちり踏まえつつ、味方複数vs敵複数の火力勝負!という要素を放り込んできた!基本的に主人公1人のACTでは決して味わえない面白さがある。
厳密に言えばこれも「爽快さ」に類するのだろうが、それを味わう為にステージ内を探索、仲間の部隊員を増やし、また仲間になった後如何に彼らを死なせない様に導くか、これらが重要になってくる。仲間部隊員は主人公に付き従い自動で攻撃目標を探す。アホなAIではないのだが、死なせん様にするにはプレイヤーの管理が必要。要所で待ち受ける敵の大部隊を撃破するにはとても主人公1人の火力では太刀打ちできんだろう。「BARRAGE」=弾幕という作品名は伊達ではないのである。
エロは定番のアクションDEエロ。主人公もあるし、探索の先々で犯されている仲間も多数。
■「BARRAGE!」体験版では
チュートリアルステージとステージ1・2を遊べる。部隊を率いる楽しさと火力勝負の爽快さは十分感じられるだろう。1ステージ目では敵は少な目で基本システムの学習、2ステージ目終盤で一気に敵数が増え弾幕戦を楽しめる構成。一つ留意してもらいたいのが体験版と製品版で仕様が多少異なることだ。まず体力や残弾数あたりのUIが違う。↓の画面を見比べてもらえればわかる。製品版の方が見やすくなっているな。その他、通称「隊長シールド」(我輩がそう呼んでいるだけ)の仕様も異なったり、細かい仕様も違うっぽいぞ。面白さはより向上しているとみた。体験版ではセーブが無い。製品版では13ステージもある…?正直個人的にはエロはオマケ程度だった。それほどゲーム性にインパクトがあったのだ。
■ステージマップは基本横スクだが↑↓にも結構広い 仲間を救出し火力を上げよう
本作は地球侵略を目論む異星人を殲滅するのが目的であり、ゲーム開始当初の戦況はかなり悪い様だ。ステージ1では主人公と♂部隊員の2人でスタート。ステージ内にいる仲間を救出して火力がある程度上がるまでは主人公の攻撃がメインとなる。↑↓にも広いマップを探索し、敵に犯されている仲間を救出していこう。
▲左下は仲間隊員 右下の蟲に犯されている隊員を救出に向かう 主人公も犯されてるが
主人公が犯されたら攻撃キー(C)連打で抜け出せる。最も主人公が犯されるのはHEALTH(体力)が25%以下時のみで、普通に遊んでいるとなかなかお目にかかれない。
仲間が3.4人と増えてくるとかなり火力があがり、部隊っぽくなってくる。彼らを生かしながら戦う立ち回りが必要になる。ステージは奥に進むほど火力なしではまともに戦えない敵配置となっている。慎重にスクロールして出現した敵を蜂の巣にするのもいいし、アクションの腕に自信があるなら「近接攻撃」の強さを活かしてガンガン斬り込むのあり。
仲間が増えてきたら積極的に使いたいのが「隊長シールド」。主人公は↓キーを押してしゃがんでいる間無敵になるのだ!これで敵の猛攻から仲間を守りつつ仲間の攻撃で敵を倒す。とはいえ、しゃがんでいる状態で上半身の高さの攻撃は防げないしビーグルの突進も防げない故、過信は禁物。隊長シールドは序盤から積極的に使って慣れよう。ただ製品版では仕様変更がある様だorz
▲2ステージ終盤 味方ビーグル部隊 VS 敵ビーグル部隊 製品版の弾幕はもっとスゴイ
■操作は慣れが必要 遊びやすさへの配慮は感じる 武器もそれぞれ特徴あり
キーボード操作する場合、左手で最大7キーを使う必要があるが、ACTシーンでよく使うのはXジャンプ、Cショット、Aショット切り替え、Sリロード位だ。その他はそれほど使うシーンは多くはないし、その時とその時でキーを確認できる間がある。ステージが進めばそうも言ってられんかもしれんが。徐々に慣れるべし。
主人公の武器は10種以上あり、デフォでハンドガン、以降はマシンガン、ショットガン、ロケットランチャーなどなど。ショット武器は2種所持でき、Aキーで切り替え。それぞれの武器には残弾数が設定されており、ゼロになったらSキーリロードしないと撃てない。残弾数もリロード時間も武器によって異なる。ただし近接武器に関してはこの限りではない。→+Cの近接攻撃は被ダメリスクが高い代わりに残弾を気にすることなく攻撃可能で威力も高い。ゲームに慣れてきたらコレか? ちなみに敵の弾はこちらの弾で相殺可能だ。故に火力がモノを言う。弾幕を張れ!
また、主人公の武器は一度ゲットすれば拠点(各種ステージを選択するマップ)にコレクションされ、持ち出せる様になる。エロ集めもいいが武器集めも楽しいのである。ショット、近接武器以外に設置型の武器もあるぞ。
■部隊の動きを把握して管理する 仲間は結構賢く強いが、水平方向ジャンプが苦手
↑↓にも広いマップ故、探索する上でジャンプを多用することになる。即死穴などはないが、横方向にちょっと広めな間をジャンプすると仲間は見事に↓に落ちていくorz 上ることには長けているのだが。故に、仲間は基本↓ルートに行きがちである。それにつきあってもいいが、↑ルートには他の仲間がいたりもする。この辺りが悩み所なのだよなぁ。仲間部隊の体力はそこそこ高い故複数人で落ちた場合は、主人公が↑ルートで戦っている間に彼らだけで↓ルートの敵を倒していることもある。勿論倒されることも有る故、この辺りのさじ加減はプレイヤー次第。
基本は全員一緒に行動するのがいいとは思うが、2ステージ目などはステージ奥地で数人で戦っている仲間がいて「これもしかして最短で行けば助けられるんじゃね?」と。試してないが。もしそうならある程度仲間が揃うまでのステージ序盤は、主人公先攻探索で仲間を解放し、あとから合流するのもありかもしれんな。仲間はステージ間で引き継がれない故。
そうそう、仲間にも何種類かタイプがあり、マシンガン兵、ショットガン兵、製品版にはスナイパーとかもいる様だ。強い仲間は優先的に守るのがいいのだろうな。
■数種類あるビーグル 敵の戦車だ 奪って使え! 味方を援護するガンシップも
敵ビーグルを撃破すると主人公が乗って操作可能。初速が鈍く⇔移動のみだが、耐久力も火力も圧倒的に高く、敵が集中しているところにツッコむと大ダメージを与えられる。盾にもなるしな。操作も簡単故是非奪おう。仲間部隊を守りつつ火力を活かす。主人公操作とは違う重厚な操作感覚を味わえるぞ。撃破されても主人公の体力には影響はない。
その他、シーンによっては味方ガンシップが空から援護してくれたりとか。体験版範囲で味わえる火力などまだまだ序の口、ということか。
▲エロは30種以上 ↑はイベントエロ?体験版画像とUIが異なる点にも注目
■アクションDEエロについて
エロはアクションDEエロがメインだがCGも9枚ある。正直高いゲーム性に比べるとエロは劣る。アクションDEエロとして純粋に見た場合、クオリティはぼちぼちだ。シチュはいいな。火力戦の真っ只中で仲間に見られながら犯されるとか(笑 敵との異種姦と機械姦がメインの様だ。一度見たエロはギャラリーに登録されるが、難易度最高でクリアするとギャラリーは全解放される。エレクトするかどうかは体験版をお試して確認すべし。前述したが、主人公の犯されエロに関しては体力25%以下にならないと発生しない故、狙って収集する必要があるだろう。若しくは最高難度でクリアするか。
■体験版総合的に
旧いゲームで言えばソーサリアンを思い出す。プレイヤーにわらわら付いてくる仲間が敵に一斉攻撃。最大どれだけ仲間が増えるかはわからんが、要所シーンでの複数対複数の大火力戦。ここが醍醐味であり、そこまで仲間をどう維持するかがプレイヤーの腕。宣伝文句に偽りなし!製品版では難易度を3段階から選択可能。斬新とまではいかんが、プレイヤーキャラ1人で攻略することが基本である同人横スクACTに一石を投じる作品じゃなかろうか。SLGに分類されるRTS(リアルタイムストラテジー)を横スクロールにしてACT性を高めた作品、とも言えるだろうか(穿った見方 これで700円はコスパもいい。このサークルさん初出の作品なのにも関わらずこのクオリティ、今後にめっさ期待してしまうなぁ。
全体的な難易度は普通位だろうか。まぁ難易度を上げれば当然難しくなるワケだが、より難しい難度に挑みたくなる面白さが本作には備わっている。操作性も良好。
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