迷宮ノ花(Dry Parsley) 感想・レビュー

3Dダンジョン

迷宮ノ花 体験版

「迷宮の奥に向かうのです。そこであなたの楽園が見つかるでしょう」という天啓(?)を受け、ここがどこかもよくわかっていない男主人公は冒険者ギルドに向かう。しかし適性検査で冒険者としての素質が全くないことが判明、所持しているのは「女たらし」というスキルのみ。ただそのスキルは女の子に好かれ且つ「エッチすると女の子が1日バフ効果を得る」というスキルだった。戦闘能力のない主人公は女の子を仲間にして戦わせてダンジョン奥を目指す、そんなMZ製3DダンジョンRPG。

ゲームとしては20人(!)ものヒロインから5人を選んでPT編成してダンジョンに潜る。20人のヒロイン達はそれぞれクラスが異なり、最終的には20種ものクラスからPTをビルドすることになる。スタート時に4人のヒロインから1人を選び1人PT(一応主人公も一緒だが戦闘には参加しないという設定)、ダンジョンを1階層(ボス戦あり)踏破するごとにヒロインを1人仲間に加えることができPTメンバーが増えていく。要するに全ヒロインを仲間にするには20階層まで踏破するべし。体験版では4階層ボス戦前まで、PTは4人までだった。

サークルさん的には「ハクスラ」を謡っているがどうだろう、体験版範囲ではあんまりハクスラ要素は感じず一般的な3DダンジョンRPGかなぁと。とはいえ、戦闘はいわゆるRTB(ATB)でゲージが貯まったキャラから行動、PTビルドと合わせると戦術性の幅がかなり広く戦闘の面白味がしっかり感じられる。体験版だけでも8種のクラスのヒロインから4人を選べる(ヒロインの名前は任意で変更可)。

エロに関しては、宿に泊まるごとにPTのヒロインから1人選んで3Dアニメによるエッチをすることができ、エッチしたヒロインは翌日のみ全能力バフ効果、好感度も上がる。好感度が上がるほどエロが開放されていく。ただ好感度はエロよりPTに編入して一緒に冒険する方が上がりやすいため、目当てのヒロインのエロを見たいなら一緒に冒険するのもいい。敗北エロはないハーレム嗜好。

おそらくだが各ヒロインに用意されているエロシーンは奉仕→正常位→騎乗→後背位の4種、ヒロインが20人もいるから80スィーン!

【体験版評価】8.1/10点 (面白さ8 システム8.5 没入感8 エロス8)


▲天啓(?)を受けてダンジョンに潜るべく、冒険者ギルドへ来た主人公。ちなみに主人公には名もなくセリフもなく、プレイヤー=主人公的な。もう一つ言っておくと、ストーリーらしいストーリーも特にないっぽいし、ヒロインとの絡みもエロシーンのみで、そういう意味では割と淡白なプレイフィール


▲主人公に冒険者適性は無かった。使えそうなスキルは「女たらし」


▲決められてしまった

最初に4人のヒロインから1人を選択することに。


▲言わずと知れたタンク。ヒロインは3Dモデリングで常にアニメーションする。我輩の低スぺPC(CPU第四世代、メモリ8G、グラボなし)でも全然重さは感じない


▲魔法攻撃や補助魔法を先手でぶち込みやすい魔女


▲回復魔法持ちで物理攻撃もそこそこ強い


▲スキル「ハイド」からの「バックスタブ」が強力なややトリッキーなクラス

この4人から1人選ぶわけだが、最初は1人PTのため安パイはパラディンかプリースト。他の二人でも全然攻略は可能なんだが、本作の宿賃は1日目10G、2日目20G…と宿泊ごとに増えていく。まぁ戦闘難易度が高い部類でもないし好みで選んでもいいと思うが、そこだけ留意してもろて。


▲安パイというのもあるけど普通に可愛いでしょ


▲オープニング終了、ここから本編。拠点となるギルドでのメニュー。操作はマウスでも可能だが、ダンジョンでの移動はキーボードになるゆえ、個人的にはキーボード操作オンリーでプレイ(Zで決定、Xでキャンセル・メニュー)


▲メニュー画面。ちなみにセーブはダンジョン入口でのみ可能となっている


▲さて、仲間にしたところで早速エッチしたいし宿に泊まることに(10G)


▲「女たらし」のスキルのおかげか、出会ったばかりだというのに全く嫌がらずむしろ従順


▲最初に選べるプレイは「奉仕(キャラによってフェラまたは手コキ)」のみ。好感度が一定に達すれば新たなプレイが開放されていく


▲プレイはもちろん3Dアニメ。ゆっくり、はやく、舐めてを任意で選択、特に射精ゲージなどはなく射精もFinishで任意だ


▲舐めて、はこんな。竿を根元から先っぽまでゆっくり舐めるぞぉ


▲Finishで深く早くストローク、フラッシュで射精、しっかり加えこんで精液を口内で受けて


▲口内から引き抜く、精液とろぉ。描写が丁寧で不満は特にないっ。こういうのでいいんだよ


▲射精後もいくらでもプレイ可能。満足したら寝る


▲寝るとこんなプレイ事後画面を挟んで次の日へ。ヒロインにぶっかけられる白濁量は都度のプレイ回数に比例らしい。好感度もアップ


▲更に1日限定の全能力バフ効果も付いた(HPとMPまで上がっている)。活躍させたいヒロインとエッチしてバフ!本作の醍醐味


▲ショップ。ヒロインは最低限の武器はもっているゆえ、ショップでは防具や回復薬などを揃えてやろう。拠点は選択で移動したり宿に泊まったりとWIZライク


▲「#町はずれ」的な画面。絶対WIZを意識してるよなこれは。セーブはココでのみ可


▲いざダンジョン内へ。ダンジョン内はこんな描写、やや粗目の3Dダンジョンだがまぁプレイするのにどうということはない。移動自体は方向キーでかなりスムーズにスピーディに移動できる。ミニマップを左上に表示。本作で唯一難点を挙げるならミニマップがやや見辛い(通路の先が未踏なのかどうかわかり辛い)位かな


▲戦闘はランダムエンカ制。10~30歩くらいで1エンカくらいか、体感では


▲RTB(ATB)方式で黄緑のゲージがMAXで行動可。先に攻撃されたがパラディンは固い


▲こんなスキルも所持しているが今は意味ないな。でも使ってみる


▲暗闇攻撃を受ける


▲バフ・デバフやステータス異常などはアイコンで表示


▲まぁ楽勝。爪は換金アイテム


▲もちろん宝箱もある。戦闘以外あまりツクール臭を感じない本作だが宝箱なんかはやはりツクールだな


▲このF.O.E的なやつが階層ボス。移動はせず固定。準備が出来たら挑むべし

画面左上のミニマップを見てほしい、これが1階層全マップだ。体験版範囲ではどの階層もこの程度でかなりコンパクトなマップだった。おそらく本作では各階層がこのようにコンパクトで、普通にプレイすれば1日(宿に泊まるまで)で1階層を探索しつくしてボスまで倒せるデザインになっていると思う。逆にボスを倒してもまだ余力がある状態なら、宿に泊まらずそのまま次の階層を探索するまであり。その繰り返しで宿代の負担が減る。まぁそこまでしなくても宿代はきつく無いけども。


▲ボスはホブゴブリン。パラディンならLv1でも勝てたと思う


▲ボスを倒し、緑の魔法陣を踏むと1階層踏破、町はずれに戻る


▲ギルドに戻ると新たな仲間を追加できるが、仲間のラインナップが最初と変化してるな。ウィッチとスカウトがいない。しまったなぁ、ウィッチ欲しかったのにぃ


▲だが、命中にやや難ありだが同じく後衛で物理火力が高いスナイパーもいいな。キミに決めたっ!(ドリル巻き髪好き


▲ギルド受付嬢は仲間を選ぶたびにこんなことを言ってくる。お前も楽しませてやろうか


▲メニュー画面、2人PTに

本作には前衛・中衛・後衛の概念あり、前衛は狙われやすく後衛は狙われにくい(一部の敵は後衛を狙ったりもする)。ただその概念はクラスごとに固定、パラディンは前衛、スナイパーは後衛だ。序盤はその辺のバランスを考えつつPTメンツを選んでいくといいだろう。


▲もちろんラモーナとも即日エッチ可


▲2階層からは泉が複数個所に登場。飲むとHP回復、MP回復、経験値ゲットなどのプラスになったり、毒を受けたりなど効果は様々。一度飲むと飲めなくなる


▲スナイパーは物理攻撃力が高くかなり有用だった。ボス戦では「エイミング」で命中率とクリティカル率を上昇すると大活躍


▲2階層を踏破。次のドラフト会議では待望のウィッチを選択。回復はまだアイテムで間に合ってる


▲青、というか紫?の宝箱は、赤と違いダンジョンに潜るごとに復活するし、ランダムで3つのアイテムや装備を入手できる。攻略済み階層でこれを開けていくのも悪くない


▲3人PTになると戦闘が楽しくなってくるなぁ。前衛、後衛、後衛のPT


▲泉の水で全員毒に。こうなると数歩毎にダメージ、戦闘でも行動毎にダメージ。継戦能力が著しく下がる。回復アイテムか回復役が欲しいな

ちなみにダンジョンからはショップで買える消費アイテム「転移のスクロール」(100G)でいつでも脱出可能。序盤はこれをまずは用意しておくと不慮の事故を防げるかね。そうそう、ダンジョンに潜る際は踏破済みダンジョンの次の階層から挑める。


▲3階層踏破。次のドラフトではクレリックを仲間にしたかったが回復専門のヒーラーがきたゆえ指名。火力は期待できんがパラディンとの相性はバツグンだ!継戦能力がめっちゃ高くなる


▲4階層でのザコはフェアリーが強敵。速さが高く先手ライトニング、回避率も他の敵より高め


▲ダメージ床登場。「浮遊のスクロール」があれば被ダメを回避可


▲スキルは基本的にレベルアップで習得していくが、装備品にスキルが付いていることも


▲4階層のボスに接触すると


▲体験版終了


▲体験版最終時点でのメニュー画面。製品版では最大5人PT


▲好感度は宿でのエッチ時のみ確認可。ダイアナとはまだエッチしてないが、一緒に冒険したことで好感度が上がっている

最後に仲間にしたヒロインとのエロシーン、体験版では奉仕のみ。


▲スナイパーのラモーナ


▲ウィッチのミリアム


▲ヒーラーのダイアナ。アングルを変えたりはできないが、キャラによって若干構図が違ったり。前述の通り奉仕が手コキヒロインもいる

という感じの3DダンジョンRPG。MZ製なんだがツクール臭薄し。また冒頭でも触れたが、ストーリーやヒロインとの絡みといった演出(ダンジョン内でも特に会話なし)はほんと最低限のみ、物語への没入感は低めだが、逆にサクサクとダンジョンを進みヒロイン達を育成、宿でエッチという点に特化しており、それこそカジュアルなWIZにエロ成分しっかり足してみましたー、っていう。好きなヒロインを育ててエロを見る、そんなゲーム設計への没入感は高い作品。ヒロイン20人もいるからな!

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迷宮ノ花

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