少女異聞録~白鷺白百合の華麗なる日々~ 体験版感想・レビュー
前作「-少女異聞録-」の続編となるMV製RPG。前作主人公・加藤 梢と共に「影」と戦った「白鷺 白百合」が本作の主人公、あの事件後彼女は平穏な日々(長期休暇に入り怠惰な日々)を送っていたが、節々で違和感を感じていた。なにかを忘れているような…気もするが深く考えることもなく。
妹のすみれの提案により梢たちと久々に遊ぶことになり、自分たちが正常な状態でない(もしくは主人公視点での世界が変?)と気付き…違和感の正体を追求すべく仲間達と調査に乗り出す。そんなオープニングはなんとなく「胡蝶の夢」を匂わせるような気もした(あくまで体験版での個人の感想)。
弱手を突く・クリティカルで「1MORE!!(再行動可能)」なプレスターン風バトルなどのシステムは前作をほぼ踏襲しつつ、マップ内にジャンプやクライミングなどのギミックを導入。あと戦闘に関して「思い切ったUIになってるなぁ~」「LPシステム結構深いかも」というのが素直な感想。また敵シンボルは(相対的な)強さ順に4種存在し、強い奴はかなり強いなど歯応えあるプレイも可能。
更に前作でいうところの各キャラが使いこなす「影」が固有名詞と人格を得て、「ペル〇ナ」っぽくなっているのも特徴。彼らも戦闘でレベルアップ、主の能力値に反映される。真女〇転生ifのガーディアンっぽくもあるか。
ただ正直なところをいうと体験版はかなり短く、システムや仕様について全部把握できるわけではない。具体的にオープニング(長い)と本編1日目までで、戦闘を含め↑で紹介した要素くらい。ゆえに本記事はほんと参考程度に見てほしい。しっかし…サークルさん、めちゃくちゃ画力上がってないか?もはや前作の絵と別物なんだが。
【体験版評価】8.7/10点 (面白さ8.5 システム8.5 没入感8.5 エロス9)
オープニング
▲品行方正、眉目秀麗、文武両道な生徒会長である主人公・白鷺 白百合。だがそれはあくまで「外面の良さ」であり、彼女の本質はオタニートで友達全然できない(コミュ×)ちょっと残念な人格。長期休暇に入り絶賛引きこもり中
▲ゲーム中のちょっといかがわしいイベントでムラムラしてきた。オナニー選択
▲オナニーしようと思ったら眠気(徹夜で13時間ゲームしてた)のせいで寝てしまった… ところを
▲ガチトーンで心配される(ママか 姉のことなどすべてマルっとお見通しだ
▲むうぅ、立ち絵も前作に比べ大人っぽく等身も上がってるだろこれ。意図的にこうしているのか画風の変化によるものなのか判断しづらいな。なんにせよカワイイ!妹ちゃんのところに向かおう
▲一緒に朝ご飯。すみれ「今日の予定は?」主人公「徹夜したから寝る」すみれ「あかーん!梢さんたちとたまには遊ぼうや!」主人公「きっと迷惑だよ…」すみれ「そんなことない。わたしが電話したる」
ということで主人公とすみれは久々に梢たちと遊ぶことに。
▲各キャラ紹介。まぁ前作を遊んだ紳士なら知ってるわけだが、彼女が前作主人公の加藤梢。うーむ、やはり立ち絵がかなり大人っぽくなってるなァ
▲前作で一緒に戦った望月美羽。メタ的発言してますな(前作から本作発売まで3年経ってる
▲実はすみれは梢の弟・鷹志が目当て、しかし鷹志は主人公のおっぱいが目当て
▲青春だねぇ~とニヤニヤする面々に対し主人公「話がみえないんだけど…?」鈍感力も高いのでした。まぁそんなわけで結局かつての戦友4人で遊ぶことに。なにげに立ち絵が4人分並ぶの良き
▲どこいこっか?とか話してる最中、主人公は「そういえば加藤さん達といつ知り合ったのだったかしら。大切なことなのに思い出せない…」と思考を巡らせている
▲4人で1日遊びまわり(画面右では逃げるすみれを追う鷹志という芸の細かさ)
▲暗くなり4人で教会前。楽しかったね~とか感想を言い合ってる時に鐘が鳴る。こんな時間に…?
▲先に進むと化物が。彼女たちは戦う術を持っているはずなのに皆驚き怯えるばかり。はて…?
▲すると主人公に何者かが語りかける。ここは主「白鷺 白百合」の影世界、影を扱うには認識することが重要だ、と
▲本作では各キャラの影能力が擬人化、名前と人格がある(会話で絡んできたりはしないが)。ペ〇ソナっぽいだろ~。ちっぱいが妙にそそる
▲力を取り戻したことにより主人公は忘れていた大体のことを思い出したが、他3人は全く変化がない
▲まぁそれはそれとして主人公は目の前の化け物と戦闘に。この直後サクイカヅチから戦闘チュートリアルを聞くこともできるが端折る
▲はいコレ。メニュー画面じゃないぞ、戦闘で仲間キャラのターン(基本的に素早さ順?)がまわってきて行動を選ぶ画面。↔キーで各種スキルを切り替え選択する
▲アナライズはターン消費なしで即使用できる。本作では弱点を突くのが重要ゆえ、弱点がわからない敵には必ず使うべし(最初ターン消費するものと思って使ってなかったorz
▲体験版終了後にやり直してアナライズを使ったらこんな感じだった。弱点がわからないが、少なくとも斬撃に耐性があるのがわかる。ふむ、一度戦えば?が埋まりそうだな
▲電撃が弱点だったため「1MORE!!」で続けて行動可能!次も弱点を突けば更に1MORE!! まぁそのうちBPやLPが底をつくゆえずっとは続かんけども。逆にBP(TP的な)やLPを温存するのもいいだろう
ただこのルールは敵も同じ。主人公達にも弱点属性はある。
▲先ほどの戦闘行動選択スクショ、右上に各属性相性がある。主人公は雷に強く、風が弱点だな。風属性で攻撃されると敵が「1MORE!!」になるわけだ。物理でも斬・貫・打の3種がある
この戦闘で負けるとエロもなく普通にタイトル画面に戻る(GAMEOVER)ゆえ、よこしまなことを考えても無駄(よこしまな気持ちで負けてみた者のアドバイス)。セーブするタイミングは戦闘前にちゃんとある。
▲私たちはなんでこんな大事なことを忘れてたの…それが問題よ、と
▲主人公は思い出した記憶をいろいろ話すが、他3人はピンとこない。力を取り戻したら思い出すんじゃ?ソレだ!
ということでとりま各キャラの力を取り戻すべく、教会から行くことができる各キャラの影世界へと向かうことになる。ただ現状戦えるのは主人公だけ、かと思いきや
▲なんと妹のすみれもすでに力を使えると。主人公は不謹慎だと思いながらもまた皆と冒険できることに高揚していた
▲装備画面。画面右下、髪型・下着・衣装は着せ替え要素(立ち絵が変化、一部エッチシーンにも反映するとか)
▲各キャラが使うことができるスキルは守護者がレベルアップすることにより増えていくぞ
▲みんな大好きエロステ。かなり細かく設定されており、左上の個人パラメータなんかも興味深い(全部ゼロ)。妊娠要素もあるようだ
▲妹ちゃんのエロステ。個人パラメータが姉より上やないか。姉が低すぎるのか(笑
▲ということでここから本編!ちょっと冗長になり過ぎたかね。まぁ既にいろいろな要素を説明してきたけども
▲わからんことは自室のここでいろいろヘルプを見るべし。特に難しいこたぁなにもないけども
▲例えば敵シンボルについてのヘルプ。ちなみに宝箱も4種あったりする
ゲームの基本の流れ
本作では「朝」「昼」「夕方」「夜」「深夜」の時間帯があり、イベントのあるNPCと話したり、何かイベントをこなすと次の時間帯へ遷移する。またダンジョンに潜った場合は出ると1日終了となる(遅い時間帯から入った方が効率はいいかも)。ただ前作のように「いつまでに特定ダンジョン攻略せよ」の様な期限はないため、ダンジョンに潜るも、繁華街でNPCと絆を深めてエロするのも割と自由だ。
本作ではエロにしても各種イベントにしても、主人公の「個人パラメータ」を上げていくことが重要になるっぽい。↑のように、各種NPCと話しかけると主人公個人パラメータにより選択可能な行動が異なる。ダンジョンに潜り攻略していくのも大事だが、主人公の個人パラメータを成長させていくのも本作の重要なファクターのようだ(全項目Lvゼロだったのもこういう理由によるかと)。
ダンジョン以外での行動は主人公のソロ、個人パラメータはNPC達と話したり、街の各種施設などで上昇可能なようだ。
▲全体マップ。体験版で行けるのはこの3カ所のみ。「教会」からはダンジョンへ、繁華街は各種エロがつまっている
▲「CHECK」と付いているNPCはイベントあり。話して仲良くなったり、その他の選択肢(このメイド店長の場合はアルバイトしてお金ゲット)をすると時間帯が次へと
▲NPCと適当に話してるとあっという間に1日が終わる(体験版終了~)
▲梢を不貞な視線で見ている男性NPC。度胸Lvが足りないゆえ注意できない
▲アミューズメント施設ではお金で個人パラメータを上昇できるぞ
▲トレーニングジムではお金でダンジョンギミックに必要な各種スキルを習得できる。それぞれLv1~で、全部極めるには結構時間とお金が必要そうな
▲体験版で唯一可能なNPCエロはこれ。夕方以降に繁華街噴水前のおじさんに話しかけよう。NPCは時間帯によっていたりいなかったり
▲いきなり本番ですぞ。まぁ主人公の性格を鑑みればこんなことはありえないゆえ、体験版用でスグ拝見できるように調整されたエロイベントだろう
▲前述のとおり、主人公以外の3人の仲間の力を取り戻すべくそれぞれの影世界ダンジョンに潜る。体験版では加藤梢のダンジョンのみ潜れるが、製品版では順不同でどこからでも潜れるかと
ダンジョン探索 各種ギミック用にスキルを揃えよう
▲加藤梢の影世界ダンジョン。彼女の能力は風系統、ふむそれっぽいダンジョンだな
ダンジョンでは↑のように崖や壁を上るギミックや
↑のような隠し通路ギミックなどがある。このほかジャンプギミックとか。
これらのギミックは繁華街のトレーニングジムでそれぞれに対応したスキルを習得しているとその先に進め、宝箱を入手できる。これらのスキルがなくてもダンジョン踏破は可能だが、まぁできるだけとっていきたいところ。
▲崖上りにはスキル「クライム」が必要。Lv1ならもってますがな
▲場所によって必要スキルLVが異なる。各ダンジョンの宝箱を全部ゲッツするには何度か通う必要があるかね
戦闘に関しては1MORE!!システムなどあらかた前述したが、補足しておこう。
▲髪型:ポニテ 服装:セーラー服に着替えてます。セーラーポニテは色あせぬ!
本作の戦闘では味方キャラのHPがゼロになるとLPが1減って戦闘不能になる。ただ戦闘不能キャラは応急処置や回復薬などの一般的な回復スキルで回復可能だ。要するに戦闘不能解除用のアイテムやスキルは必要ない。ただし何度も戦闘不能になったり、LPを消費するスキルを使用したりでLPがゼロになると、戦闘不能からの復活は専用アイテムやスキルが必要になる。
また戦闘終了ごとにHPは全回復するゆえ、通常ザコ戦なんかでは割と気軽に大技を連発したりHP管理に気をまわさなくてもいい。スキルの多くはHPやBPを消費するが、BPはいわゆるTP的な扱いでターンや行動ごとに回復するし。
▲クリティカル発生時はカットインが入る(カットインにもポニテが反映している!)
弱点攻撃やクリティカルにより敵全体をスタン状態にすると「総攻撃」が可能となる(前作同様のシステム)。
▲敵全体にそこそこ強めの物理ダメが入る。↑では1体のみ、こいつに弱点攻撃が入ると強制的に総攻撃に繋がる。ただ総攻撃を行うと相手のスタンが解除されてしまうゆえ、あえて総攻撃を行わない選択もあり
▲守護者もレベルアップ、どの能力値を上げるか選択できる=仲間キャラの能力値をある程度任意でコントロール可能
▲まぁそれなりにレべリングしてれば苦戦する相手ではない(負けるとGAMEOVER)
▲彼女との戦闘に勝てば梢が力を取り戻し戦闘可能キャラとして加わる。ダンジョンから出ると1日終了で体験版はここまでだな
という感じで、戦闘システムはほぼ前作と同じだが見せ方やUIが異なり、各キャラ能力が守護者という名のペルソナっぽくなるなど個人的にはより面白くなったかなぁと。守護者の能力値を任意で上昇させることで各キャラの成長をある程度自由にできるし、特殊な交渉可能な敵シンボルから任意のスキルをゲットすることもできたりもする。
エロに関しては予想に反して敗北陵辱がないっぽい?繁華街などでのNPCや売春イベントなどがメイン(陵辱も多いらしいが)か。なにより、やっぱり前作からの画力向上がスゴイ印象的な作品。Zキー長押しでメッセスキップなどユーザビリティも〇。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,600円(税抜)
FANZA 1,600円(税抜) 常時20%OFF時は1,280円(税抜)
前作「-少女異聞録-」レビュー記事
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