ruruka craft 体験版感想・レビュー
2011年リリースの「魔法少女☆ルルカ」続編となる作品。なんと10年ぶりの続編だ。10年ぶりだというのに絵のタッチはそれほど変わっていない、そのままのタッチでより美麗になった感じ。でだ、ストーリーとしては前作の後のお話だが、前作のストーリーとは直接的な繋がりはない。魔法少女学院に通う主人公・ルルカが「おまえクラフトのテスト赤点だから補習な、無人島で『光のアミュレット』クラフトしてきたら留年取り消したるわ、あ、期間は30日な」という。かくして主人公は夏休みを返上して無人島でクラフトに明け暮れる、そんなVXAce製RPG。悪の組織と戦ったりしないしファンタジー世界のお話だ。
【体験版評価】8.3/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感8 エロス8.5)
▲補習の話を聞いて逃げ出そうとした主人公だったが、先生の禁呪により無人島に強制転送される。このオープニングでの人物相関関係は前作をプレイしているとしっくりくるかと
▲無人島というだけあって、主人公の拠点となる自宅以外の建物は何も用意されていない。自宅左上にある階段からダンジョンへ潜れる
▲自宅内も左上の休憩用ベッド、右下のクラフト用作業台以外は何もない
▲Xキーでメニュー。装備は自宅に設置できるクローゼットで行う
ゲームとしてはダンジョンに潜って素材採取し、自宅兼工房で新たな素材、アイテム、装備品のクラフトだけでなく、各種「施設」も建てることができる。素材を入手できる井戸、沼、花壇、農場、牧場の他、民家や店などを建てると島に棲みつくNPCが増える。最初は犬、猫、ジジイ、ババア、青年…などなど。NPCが増えるとエロイベントが増えていくし、特定の施設やアイテムをクラフトすることでどんどん新たなクラフトレシピが増えていく。また自宅内では家具をある程度自由に設置できて、ゲームを進めることで島マップと自宅内がにぎやかになっていくのが楽しい。これぞクラフトRPGの醍醐味。
▲ダンジョンで採取しよう。ダンジョンはひたすら下に降りていくローグライト(降りたら上の階層にはあがれない、ランダムマップ)、所持素材のバランスを考慮して採取する。敵との戦闘も採取の一種、本作ではレベル要素もないゆえ積極的に戦う必要はない(戦闘エロは敵ごとにある、見ようね)
▲採取用ツール(ツルハシ・オノ・ハンマー)は消耗品、それぞれに3段階の強度のツールがある。ボロボロ~は最低ランクで5回くらい使うと壊れちゃうかな。とにかく素材を採取しよう!
▲体験版最終局面での島。井戸や花壇などの素材を採取できる施設の他、民家や店なども作りそれに応じて住人も増えた。島のどこに何を建設するかはプレイヤーの任意だが
▲各施設建築には相応の広さが必要になる。島は6画面分くらいのコンパクトなマップ、木などのオブジェクトを考慮して施設を建築できる場所を探そう(ちなみに昼と夜の時間帯アリ)
当然新たなレシピほどよりダンジョン奥深くに潜らないと入手できない素材が絡んできたり。ただ採取には採取用の消費ツール(岩や結晶オブジェクトにはツルハシ、木にはオノ、家具にはハンマー)が必要で、序盤はそれらのクラフトがメインとなり、ここでもたつくと30日の間に「光のアミュレット」完成まで漕ぎつけられないかも。1層の宝箱を調べるとツルハシ、オノ、ハンマーのうち所持数ゼロのツールが1個入手できるというのがミソ。ある程度上等な素材が増えてきてからは丈夫なツールをクラフトでき(単純に壊れるまでの採取回数が高い)、採取が捗るようになるだろう。
攻略に関しては島中央の入口から行けるダンジョンをひたすら潜る。各階層は結構コンパクトで、敵シンボルを避けつつ素材を採取していく。本作ではレベル要素がなく、主人公の強化はクラフトでの装備品のみ、敵と戦うメリットは戦闘エロ(拘束や催眠からの立ち絵エロ)を見る、またはそこそこの確率でドロップする素材(敵ごとに異なる)を得ること。ゆえに攻略という意味では積極的に戦う必要はない設計、エロ収集が第一なら6階層ごとに変化するザコ敵と戯れるべし。
▲拘束後は挿入攻撃を行ってくる。コマンド「振り払う」を選択すれば拘束から100%脱出、脱出していれば挿入攻撃を食らうことはない
▲拘束後のターンで「防御」とかを選択して拘束されたままだと挿入攻撃を受けてしまう。要する戦闘エロに発展させるかはプレイヤーの任意
▲絶頂するとHPの半分程度もっていかれる。更に数ターン賢者タイムで行動できない。相手が強い場合は一気に敗北に追い込まれかねないシステム(敗北エロはない、自宅に戻される)
最初のスライム、次の触手は処女喪失エロまであるが、その次の精霊?っぽい敵は催眠発情によるオナニーを促してきて本番はなかった。ちなみに拘束や催眠などのエロ攻撃は次ターンで「振りはらう」を行えば100%脱出できる。エロられたいなら防御かな(攻撃できんしな)。その他被ダメによるアーマーブレイクもあるが、これがなかなかしんどく裸にはひん剥けなかった(単純になかなか衣装耐久力が高い)。
ダンジョン探索パートで面白いと思ったのは、次の階層への階段は岩オブジェクトの採取を行うことで見つかる、ということ。逆に言えばその階層にある岩オブジェクトを手当たり次第に壊す(採取)していかないと見つからない=必然的に「ツルハシたくさん作らないと!」となって鉄鉱石が沢山集まる、ということになりやすい。が、各種採取ツールやクラフトアイテムは「木」も多く必要とするため、オノもたくさん必要なのだ。ダンジョン探索から戻るたびに「どのツールを優先的に作ろうか」と採取バランスを考慮する必要があるのが面白いな。
ちなみにダンジョンは一定階層ごとにファストトラベルを登録可能、1階層からそれぞれの階層へいける。
クラフトでどんどん島が発展してNPCも増えていく、それが純粋に楽しいRPGだなぁ。その結果NPCエロも増えていき、売春なんかも可能になってしまうぞぉ。
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