祓魔少女シャルロット 体験版感想・レビュー
シスター姿の「祓魔少女」に変身することで強力な力を行使できる女子校生・近衛瑞樹が主人公のMV製RPG。ある日、クラスメイトの男子生徒達が「山の中腹にある廃工場、あそこは悪魔が住み着いて潰れたらしい」「悪魔なんているもんか、バカバカしい」「なら今から確かめに行ってみようぜ」と話しているのを聞く。「まさかとは思うけど…本当に悪魔がいるなら放っておけない」と瑞樹が彼らを追跡すると。
その廃工場には本当に悪魔がいて物見遊山で訪れた彼らは危機一髪の状況、瑞樹は祓魔少女・シャルロットに変身して彼らを逃がそうとする。実力で言えばシャルロットが上だったが、男子生徒たちを庇う戦いの最中、弱体化(Lv1にされる)の呪いを受けてしまう。なんとか安全地帯へと逃げこんだシャルロット、脱出のためには結界を破らねばならない。
ゲームとしては過去作「魔法少女ノーブル・ローズ」「念動少女セーラースプレンダー」の戦闘システムを融合したハイブリット。一部の敵は主人公・シャルロットの武器を狙い攻撃→当たると武器を落としてしまう。シャルロットは剣「リブラ」銃「スコルピウス」の二刀流なんだが、どちらも落としてしまうと無防備となり敵に拘束されてしまう。拘束されてからは「もがく」等の行動で「拘束HP」にダメージを与えることができるが、拘束が解けるまではまともな行動ができず、戦闘エロられたり普通に攻撃されたり服ビリされたり。
武器を落とすと一気に不利になるが主人公は二刀流、片方を落としても戦闘継続できる。この時「1T消費して拾う?」「攻撃して倒し切る?」といった駆け引きがあり、ワンパンで倒せる敵でない限り常に良い緊張感がある。敵は一部を除き3体1組で出現(HPは3体まとめて形式だが1T3回攻撃)のため、運が悪いと連続で武器を狙われるが回避の確率も低くない。この辺が非常にいい塩梅に仕上がっているのだ。
また敗北するごとに「永続エロバッドステ」が付き、探索や戦闘で不利になっていく。本作の楽しみ方(エロ方面で)はもうおわかりだろう。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感9 エロス8.5)
オープニング
▲のこのこ悪魔のテリトリーに入っていく野郎ども。てかほんと大人数だな!
▲入ったはいいが出ようとすると結界が。間違いない、悪魔がいる!と確信する瑞樹
▲付与された永続バッドステはアイテムから拝見できる。まだまっさら
▲「本当に悪魔がいたぁ!」「でも思ったよりこわくない」「悪魔かわいいじゃん」おまいら…
▲まず手下の悪霊をけしかけてくる。まぁワンパンだけど。剣技も銃撃も術もいろいろなスキルを習得している
▲上級悪魔・メルキス戦。まぁここも楽勝、なにしろ被ダメが小さい(アタックブレイクで攻撃力をさげると1ダメとか)し、ある程度ダメを与えると終了
▲優位に戦いを進めていたが、途中しゃしゃり出てきた男子生徒たちに気を取られ、弱体化の呪いでLv1になってしまう
▲野郎共をあの場から逃がし、この部屋に逃げ込みとっておきのアイテムで聖域を展開、以降ここが拠点となる
▲まんまと悪魔の口車に乗り主人公を裏切る。おまいらorz(あ、誤字ってますな…
本編へ リブラ・スコルピウスそれぞれにスキルツリー
この廃工場はてっきり序盤のみの舞台かと思ったが結構広く(複数の区画がある)、どうやらこの工場を覆う結界を生み出している装置を全て(4箇所?)壊す必要がある。それぞれの装置でボス戦あり、おそらくこの工場からの脱出・悪魔メルキスの討伐が本作の目的となる。
拠点ではベッドで回復するほか、作業台でマテリアル(敵がドロップするお金)で回復アイテム類を作ったり、素材で銃攻撃に必要な弾薬を作成できる。拠点下のテーブルではチュートリアルを見返したりも。またある程度ストーリーを進めるとエロ回想もここで可能となる。
▲マップには敵シンボルがうじゃうじゃ、結構狭い通路も多いため避けていくのはなかなか難しく敵の動きもそこそこ早く。そんな塩梅だ。序盤は拠点周りでレベリングしよう。レベルは上がりやすい
▲Lv1でもヒールは使えるものの、1戦闘でこれくらいダメをうける(3回攻撃がキツイ)
▲敵を倒すとEXPとお金(マテリアル)の他、エナジークリスタルを必ず入手できる
レベルアップでの能力値上昇の他、エナジークリスタルを消費してスキルツリーで能力値を上げたりスキルを習得できる。スキルツリーは剣・リブラと銃・スコルピウスそれぞれに存在し、どちらでも様々な能力値を上昇できるが、「剣攻撃力」と「剣スキル」はリブラのツリー、「銃攻撃力」と「銃スキル(主に連射系)はスコルピウスのツリーでしか習得できない。つまり剣・リブラの攻撃力を重点的に上げたければリブラのツリーを積極的に習得していけばいい。スコルピウスも然り。
ちなみにリブラでの攻撃はスコルピウスの銃撃に比べ威力は低めだが多彩なスキルを行使できる。敵へのデバフなど。スコルピウスでの攻撃は威力がかなり高いものの銃弾を消費、銃弾の作成はコストが高い(一番弱いノーマルショットでも1弾丸あたり100マテリアルを消費)。マテリアルを稼ぎにくい序盤はリブラのツリーで剣攻撃力を上げていくのがおすすめだ。
▲リブラのスキルツリー。剣攻撃力の他、防御、DP(MP)、神聖(神聖術攻撃力)を習得できる。剣攻撃は使い勝手がいいし、なにより防御力は大事だな
▲ボスを正攻法で倒すべくレベルアップ(Lv13、弱点を付けばLv6程度で勝てる)しまくってたらこれだけの剣スキルを習得した。剣スキルはスキルツリーで得られるスキルの他、レベルアップで習得できるものもある
▲スコルピウスのスキルツリー。銃攻撃力の他、HP、早さ、集中といった能力値を上昇できる。早さは敵の武器狙い攻撃回避に影響する
▲銃撃は攻撃力が高く炎属性攻撃は銃撃ならでは。が、とにかく銃弾をあらかじめ用意しておかないといけないし銃弾作成のお金(マテリアル)負担がでかい。お金が豊富になったらガンガン使いたいものだ
▲舞台が廃工場ということもあり何気なく配置されている宝箱や木の箱(アイテム入手)がパッと見で見つけづらい。普通宝箱といったらわかりやすい色をしていて存在感があるが、本作では意図的に見つけづらい色をしている。更に敵の配置が多く避けることに集中していると画面左上の宝箱にはなかなか気づかなかったりする
▲Aキーで現在地のマップを拝見できる。色付きの□は鍵を持っていないと開けられない
エロは戦闘エロと敗北エロがメイン エロトラップもあり
「すべてのザコ敵に戦闘エロあり」「ボス含めたすべての敵に敗北エロあり(ザコに関しては敵の種類ごと)」、本作のエロはこの二つがメイン。その他エロトラップが2タイプ、体験版のエロトラップは「突然敵に囲まれ奇襲される(武器を両方落とした状態=拘束から始まる)」、というもので専用シーンはなかった。製品版ではかかった時点で陵辱エロシーンに突入するエロトラップもあるとか。
体験版は最初のボス撃破まで、ザコは人魂霊、人型霊、洗脳人間、スライムの4タイプ。敗北エロシーンはそれぞれのタイプで異なり、例えばスライムタイプに敗北するとエロシーン後「発情」の永続バッドステが付与される。
▲最初のボス戦。相手はスライムなんだがザコスライムよりかなり強い。火炎弾を持っていれば有利に戦えるらしいがこの時点ではもっていなかった(案の定宝箱の見落とし
▲拘束、こちらは何もできないが戦闘エロ継続(負けは確定している)、要するに戦闘エロオカズ劇場だ。戦闘エロ受けるたびにEPが上昇
▲絶頂でHPとDP(MP)減少。このシーンではすでに敗北しているためHP減少はない。絶頂後は余韻で数ターン行動不可。通常戦闘中でこの状態はかなり危険だぞ
▲ある程度戦闘エロを受け続けるとまたこの2択。諦めるを選ぶと
▲CG+テキスト(CVあり)の敗北エロシーンへ。大体連続絶頂あり、長くもなく短くもない丁度エェ尺だな
▲スライムタイプに敗北すると「発情」が付く。戦闘中、確率でEPが上昇してしまう。このタイプに敗北するたびに発情のLvが上昇、EP減少量や確率が増えて更に不利になってしまう
▲体験版で出現する敵それぞれに敗北して付与される永続バッドステはこの4つ。どれもLv1程度ならそこまで支障はないとはいえ、付与バッドステが増えるほど、バッドステLvが上がるほど不利になっていくのは間違いない(エロい
そもそも戦闘エロに関して敵は2タイプに分かれる。「武器を狙ってくる敵」と「服ビリ(アーマーブレイク)を狙ってくる敵」だ。
▲武器を狙ってくる敵。このタイプの敵は武器を両方落とし「拘束」状態になるまではあまりエロられないっぽい。拘束後は「もがく」で「拘束HP」をゼロにしない限り戦闘行動に復帰できない。その間に服ビリされるとエロられる(コスチュームが万全の状態ではエロられない)。前述のとおりこのタイプに敗北すると「諦める」「諦めない」の2択が発生
▲性欲全開で武器は狙わず服ビリを狙ってくるタイプ。服ビリ後は戦闘エロを積極的に狙ってくる。このタイプに敗北すると諦めるの2択なしに敗北エロシーンへ
製品版ではエロシーンもバッドステもまだまだこんなものではないだろう。体験版では変身が解けてのエロはなかったが製品版ではどうなのだろうなぁ。
こんな感じのRPGだ。RPGとして手堅くプレイしていればまぁエロ機会は少ないだろう(武器狙いによる敗北はそれなりにあるかもしれないが)。エロエロプレイをするなら過去作同様、狙ってエロを受けていくことでどんどん不利になりエロに拍車がかかる傾向の作品だな。製品版ではクリア後にイベントシーンが全開放されるようだぞ。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 1,700円(税抜)
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