Shadow Garden RPG 1,500円(税抜)
【基本情報】♀主人公 ツクールVXAce製 バランス型
【体験版評価】7.8/10点 (面白さ7 システム7 没入感9 エロス8)
【ゲーム情報】デフォHP140 MP10
シンボルエンカウント ターン制コマンドバトル 複数vs複数
逃走コマンド強さ依存? 難易度普通 タルやタンスアイテムなし
デフォルトダッシュ メッセスキップあり セーブはいつでも
■INDEX
ヒロインより弱い主人公!ヒロインを守れるか?なNTRRPG
かつて世界は魔王率いる魔族に脅かされ、英雄カイルが魔王を倒した。それから1000年後の世界が舞台。世界の大半は強大な「帝国」の支配下に置かれていたが、主人公・ミスト(♂)の住む村は英雄カイルの結界のおかげで弱小魔物程度しか現れず、平和な時を過ごしていた。しかしある日、遂に帝国騎士達の侵入を許してしまう。村に火を放つ帝国騎士。主人公ミストとエリシア(♀)は村長や村人達に逃され、ミストはエリシアを守ると誓う。
これだけだとよくある厨二ファンタジー的なストーリーなのだが、ミストとエリシアが旅立つまでの長~いプロローグで伏線が張られており、先がめっさ気になるのである。プロローグでは結界の力を継続させる為の「清めの儀」が行われ、その「聖女」としてエリシアが選ばれる。清めの儀は雑務をこなす神官が男6人(村人から選ばれる)・司祭(村長)が帯同し、4日間清めの祠にこもって行われる。その間、中でナニが行なわれているか、ミストもプレイヤーも知る術はない。神聖な儀式らしいが…?
その直後帝国騎士団が侵攻してくる。奴らの目的は「魔神王の遺産」。英雄カイルの出生地であるこの村にそれがあると。村人達は懸命に防衛し、村長はミストに「村の真実」を伝えようとするが帝国騎士に阻まれ。村長のいうことにゃ魔神王の遺産は確かに村にあるとのこと。村の総力を上げて逃されるミストとエリシア。それが意味することとは…?
「SHADOWCORE」体験版では
プロローグがかなり長くじっくり読んで30分位かかった。本編に入ってからは2.30分位だろうか。最初の森を抜けそうなところまで遊べる。エロはソフトエロが1シーン、捕虜システムのエロが見れるかは不明。
主人公弱いよ!盾役としても微妙 助っ人を使うか否か
村を逃れ近場の街に向かう為には盗賊が出没する森を抜ける必要がある。森の入り口にはブラッドと名乗る強い戦士がおり、彼を雇うかどうかを選択。初回無料、バトルや捕虜システムの豆知識を教えてくれる。エリシアのミストに対する好感度がわかるアイテムも入手可能。雇用しなくても森の入り口で豆知識が聞けていつでも雇用できる。一見豪快で気のよさそうな戦士だが、エリシアをエロイ目で見る辺りがきな臭い輩。
ブラッドを雇用すれば森は苦も無く抜けられる。なにしろブラッドは盗賊からの被ダメがゼロ。先頭にすれば強力な盾になるし、攻撃力も高い。エリシアは攻撃も防御も低いもののデフォLv1からファイアが使え、アタッカーとして申し分なし。Lv3でアイスを覚えれば一撃で盗賊を沈め、MP値も高い。対して主人公のミストはクッソ弱いorz 魔法は使えず与ダメはブラッドの1/10程度。村を出る時にもらったそこそこいい装備をなのに、だ。レベルアップしてもほんのちょびっとしか強くならん。HPはエリシアにも劣る。なんだこの主人公!
ブラッドを雇用しなきゃ無理だろコレ、と思ったがミストとエリシアだけでもミストが防御で盾役・エリシアの魔法で殲滅で結構いける。敵の数が2体固定であるし。ただしHPやMPの消耗は大きく回復アイテムは必須だ。ブラッドを雇う?雇わない?ブラッドを雇用して森を抜けた場合、ブラッドが怪しい行動に出るがそこで体験版終了。ちなみにバトルシステムはごく普通。
敗北でヒロインが捕われる捕虜システム 日数と好感度が影響する
敗北すると所持金を全て奪われエリシアが敵のアジトに監禁されてしまう。雇用していたブラッドは離脱、ミストはダンジョン入り口に戻される。ゲームオーバーは無い。ブラッドは再雇用に1000G必要…だがエリシアが捕われていると聞くとやっぱり加入してくる。
エリシアが捕われてしまった場合、ミスト1人、または再度ブラッドを雇ってダンジョンのどこかにある敵のアジトに向かう。体験版の森ならマップ左下の方に向かおう。ミスト1人で行くのはかなり厳しい。雑魚盗賊を倒すのは無理、逃げるのにも4.5Tかかる。敵シンボルは結構多く発見されると素早い。避けていくのもなかなか難しいのだ。よしんば避けていけても、アジトでの戦闘で勝つのも難しい。
エリシアが捕われている状態で敗北や宿に泊まるなどをして1日経過すると好感度が2%下がる。ある程度日数が経過するか好感度が下がるまではヒロインはエロされない。我輩100%→80%まで下げてみたがエロまでいかなかった。ミストを信じて待つヒロイン、拒むヒロインを余裕で見守る敵。即犯さないのがNTR感を演出する。逆に言えばエロを見る為に好感度下げるのが面倒。主人公スキルの降参(即敗北)、イベントでも選択肢次第で好感度が下がる様だ。まぁ好感度をある程度まで下げてしまえば捕虜システムエロはかなり見やすくなりそうな?
以上を踏まえての寝取られ要素考察
まずはプロローグの「清めの儀式」で何が行われていたのか?エリシアの家族である村長はともかく、神官役になった6人の内若い3人は「中でのことを覚えていない」という。オサーン3人の内2人は「役得」的な発言をするが、武器屋のオサーンは「ミストがエリシアを守らねばならん!」とか言う。4日間もの間、むさくるしい男共のみの閉ざされた空間でエリシアはどんな行為を行っていたのか、プレイヤーは非常に気になるハズ。
次に捕虜システム。これはどちらといえば、プレイヤーが任意で敵に陵辱させるシステムだ。さっさと助けるもよし、だらだらと時間をかけて好感度をさげ、日数をかけてエリシアの心が折れるまでいくのもいいだろう。おそらくダンジョン毎にエロがある。他のRPGと違って主人公が弱く敗北しやすいのがポイント。
最後に雇用システム。これもおそらくだが、ダンジョンごとに強いがエリシアをどうにかしようという助っ人的な人物がいそうな?そいつらを雇用するのか、2人だけで頑張るか。後者を選択した場合シビアなレベリングは必須となるが、ヒーロー気分に浸れそうだ。
体験版総合的に
序盤から貼られる伏線がイイ感じ。捕虜システムと助っ人雇用のふたつで寝取られを演出していそうだ。楽にゲームを進めようとすれば助っ人に寝取られ、雇用しないと捕虜にされる確率が高まるゲーム設計で、つまりどちらも寝取られ率が高そうだ。寝取られない道は2人でガンガンレベリングして強くなるほかないが、それも体験版範囲での話。マルチエンドでバッドエンドも多々あり、引き継ぎ周回要素もあり。果たしてミストはエリシアを守る誓いを達成できるのか…そんなNTRRPGだ。
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