みだら忍法帖 さくら ~隠密仕事人~ 体験版感想・レビュー

ARPG

みだら忍法帖 さくら ~隠密仕事人~
零式  ACTRPG  1,300円(税抜)
みだら忍法帖 さくら

半人前くのいちが100万両稼ぐACTRPG!和テイストと風景演出が◎!

生涯を忍の修業に捧げてきたくのいち見習い・サクラが主人公のRPG。ゲーム開始後、サクラは忍の最終試練を受けるべくダンジョンに。しかし最後の最後でポカをやらかし試練失敗。風魔の里の掟では最終試練に2度目は無い。憐れサクラは里から追放されることに…里に戻る方法は100万両をもってくること。そうすれば一人前の忍として認めてもらえるという。行くあてもなく途方に暮れるサクラはなりゆきで妖怪に襲われている商人を助け、平闇京までの護衛をすることに。京につくとお金を稼げる裏の仕事を斡旋してもらえることとなり、商人の家を拠点として新たなサクラの生活が始まる。平闇京をとりまく陰謀に巻き込まれるとも知らずに…

体験版を遊んで一番印象に残ったのはマップの風景演出。山では木枯らしが枯葉を運び、見知らぬ土地に来れば日差しが差し渡り鳥が飛び立つ。京では桜が踊り狂う季節。SEも配慮され臨場感が高い。新しいマップに足を踏み入れ毎におぉ~といちいち感心させられる風景演出の数々は見事!また、レベル=貫禄、HP=生命などゲームに関わる全てが和風に拘っており、風景演出もその一環なのだろう。和風テイストなゲームはこれまでいくつもあったが、ここまで和風に拘っている作品はない。ちなみにこれまでの我輩的和風テイスト演出RPGの最高峰は「小春ちゃんの巫女さん奮闘記」。こちらはマップ演出の美しさが際立つ作品だった。

パッと見では普通のRPGっぽいが実はACTRPG。それなりにやり応えがあるがさほど難しくはない。

「みだら忍法帖 さくら ~隠密仕事人~」体験版では

まずタイトル画面から印象的。桜舞い散る演出、「物語を始める」等の選択でも文字が震え一閃の光が。お、なんかこれは面白そうジャマイカ?とwktk感を煽る演出であるなぁと。体験版のプレイ時間はクリアするだけなら30分位か。最初のダンジョンの奥深くまでいくなら1時間以上は必要だろう。エロは3シーン。主に敗北エロ。

みだら忍法帖 さくら ~隠密仕事人~

基本は平闇京とダンジョンの往復 依頼によってはエロも

サクラは平闇京を拠点として裏の仕事を受けて銭を稼ぐ。仕事内容は妖怪退治だったり、暗殺だったり、女としての武器を使う仕事だったりと様々。依頼をこなすだけでもエロはあるワケだが、遊郭での売春などもある模様。敗北エロは敵毎ではなくダンジョン毎に存在する。

ACTパートは近接と遠距離攻撃を使い分ける

Aキー刀攻撃、Sキーでの遠距離攻撃。遠距離攻撃は手裏剣、忍術などをDキーで切り替える。基本は遠距離攻撃だが、遠距離攻撃は精神を消費する。また近接は連射性能が高く威力低め、遠距離は連射性能は低いが威力高めという特徴がある。故に遠距離を当てつつ近付かれたら近接攻撃が基本か。まぁ敵も遠距離攻撃を使うヤツがいる故、戦い方は敵に合わせて工夫すべし。敵の索敵範囲(2マス位?)に入ると「!」となって突進or攻撃してくる故、初撃は敵の索敵範囲外、いや、遠距離がぎりぎりあたる距離からの攻撃が理想か。ちなみに敵は倒しても十数秒で再ポップアップする故、ガンガン倒してももたもたしていると即囲まれるぞ。

遠距離攻撃である忍術は宝箱から回収するのが基本の様だ。あとな、本作ではACTゲーとしてはやたらHP・MPの最大値が高い。さくらのLv20時点での生命は2212、精神711。ACTパートではダメージがぽーんとポップアップするのだが、敵味方共にダメ数値がデカめでなんかテンションが上がる!

ダンジョン奥に行くほど敵大量配置 レベリングは必須だがサクサクあがる

レベルアップで生命・精神共に全快する故、新しいダンジョンでは安全な範囲でレベリングするべし。奥に行くほど敵がわらわらいて、なかなか1匹ずつ相手をするのは難しい。囲まれてフルボッコ状態でも耐えられる位に強くしよう。レベルはかなりサクサク上がる。体験版範囲でも20以上余裕だ。妖怪はお金を落とずお金は基本依頼達成で得る故、武器や防護等の装備品やアイテムを購入する際は効率のいい買い物を。ダンジョンにあるつづら(宝箱)からは生命団子や攻撃団子等のステアップアイテムがかなり手に入る故、きちんと回収していこう。

そうそう、本作では半マス単位で移動できる故、ACTとしては融通が効く反面通常移動ではやや煩わしい。木に引っ掛かったり。

みだら忍法帖 さくら ~隠密仕事人~

生命の状態で2段階で服が破れるカットイン エロは敗北・依頼・遊郭など

被ダメで2段階でサクラの衣服が破れる。それによるデメリットは特にない。HPが減ってきたよ!程度のアラートだと思えばいい。まぁエロ要素のひとつでもあるが。エロは敵敗北でのエロがダンジョン単位であり、回想を埋めるなら意図しての敗北が必要。敗北エロ後は全快してダンジョンエリアの最初に戻される。ゲームオーバーは無いのである。エロに関しては依頼でのエロや遊郭などでの売春エロもあり。

エロを経験するとステータス画面の経験人数、絶頂回数、淫欲度が上昇する。特に淫欲度はエロイベントや依頼のフラグになる様だ。

みだら忍法帖 さくら ~隠密仕事人~

体験版総合的に

冒頭に紹介したマップ風景演出がとにかく印象に残るが、ゲーム性も負けてはいない。遠・近を使い分けるACTバトル、サクサク上がるレベル、大量の敵を力押しで倒す爽快さもある。また体験版範囲ではあまり感じ取れないが、裏の仕事をくれる元締め(登場時背中に弁天の入れ墨をみせるカットイン)、元締めに裏の仕事を落とす謎の人物の存在、平闇京を取り巻く陰謀など、ストーリー面でも楽しめそうな雰囲気だ。単なるボインボインくのいちエロのRPGという枠には収まらない良作ACTRPGだろう。SEやBGMのチョイスもセンスがいい!

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夢子「サークル様制作のトレーラーです。」

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