excess m 【体験版評価】8.8/10点 (面白さ9 システム8 没入感9 エロス9)
おねショタA-RPG 夢から醒めた亡者 体験版感想・レビュー
過去作「王様はおねショタの夢を見る」の続編となる、ウディタ製サイドビュー・ARPG。「夢界」ひいては「人界」を侵略せんとする「夢姫」を魔剣の力で封じた「夢帝」、その息子・レーヴが主人公。頭の中に響く何者かの声に導かれ、城の宝物庫に封印されていた魔剣を手にするも、気づけば主人公は近くの村に飛ばされていた。魔剣と共に。
城で何が起きているのか、確認しようにも城を覆う巨大な結界により近づけない。従者で影夢園(御庭番的な)の長・トラオムから情報により、結界を形成する「コア」を魔剣で破壊すべく各地へ向かうことになる。コアは全部で5つ、道中は夢帝の統治に反発し略奪を繰り返す「枕旋団」のおねーさん達や夢姫の手先であるサキュバス達などなど、様々な種族のおねーさんが立ちはだかる。
システム的には「マウスだけで操作可」「サイドビューで奥行きが3ライン」など、前作「おねショタACT スマッシュボーイ」を踏襲しつつ、より派手で戦術的な立ち回りが可能になっており、操作に慣れてくると面白いわぁ。エロに関してもアクションエロにCGアニメーションを重ねて表示、挿入やフェラなどのダイレクトエロスもありつつ、ショタ主人公が体格に勝る複数のモブおねーさん達にムギュムギュされ女体に埋もれる感が強い。ドM紳士向けというより誘惑されたり軽めの言葉責め、1VS多数という数の差で篭絡される嗜好、つまりいつもの「excess mさん節」だが表現が濃厚だなぁと。
オープニング
▲オープニングはチュートリアルを兼ねて夢帝を操作、夢姫を封印する。夢帝の持つ魔剣は「王様はおねショタの夢を見る」の主人公・ショウタの協力により創生された
▲レーヴ操作。トラオムによる、移動や宝箱入手などのチュートリアル
▲Qキー、または左上のアイコンをクリックするとメニューが開く。↑は各種設定画面
村や町などではメニューからいつでもセーブ・ロード可能。戦闘マップでは特定ポイントでのみセーブできる。メニューから「各種設定」を選択し、画質設定やエフェクトひかえモードを選ぶとPCスペックに合わせて動作を軽くできる。操作に関して「キーボード操作のみ」も一度試してみたが、個人的にはマウス操作の方が遊びやすかった。
▲本作では重要NPC以外シルエット表示。こういうところも軽さに一役買っているのだよなぁ。場内には宝箱が結構あるゆえ、探索してすべて回収するべし
本作の移動操作について。主人公の左右にある白い矢印っぽいアイコン、これにマウスカーソルを乗せるとその方向に走って移動する(ちょいと慣れは必要、特に戦闘中は)。マウスホイールを回すことで3ライン上を↑や↓へ移動。画面下中央に表示されている装飾された矢印アイコンは隣接マップへの移動アイコンだ。
▲この状態でクリックすると隣接したマップへ移動。ちなみに「顔?」アイコンは、次にすべきことが表示されるナビゲーション機能だ
▲魔剣入手後、メッサ村にて。トラオムの情報により、各地にあるコアを破壊しに向かう
アリアーテ経由で眠る古代遺跡へ 戦闘操作について
まずは拠点となるメッサ村から、最初のコアがある「眠る古代遺跡」へ。途中「アリアーテの街」を経由して向かうことになる。
戦闘マップでの操作について。まず何も入力しない(移動はOK)状態で相手の攻撃を受けると「確率」でガード発動、被ダメを減少する(画面右下HP上の赤い数字が被ダメ)。ただ確率のため、まともに受けることもある。
▲ハートは誘惑攻撃。これもガードは可能だが、まともに食らってしまうと
▲興奮度(HP横のハートアイコン)が上昇し、アクションエロされやすくなる。画面右、ESCAPEゲージ上を動く光を「A」と表示された枠内でクリックして(またはAキー)3つ全て消すことで脱出できる。脱出操作が難しめゆえ、エロを見てるヒマなどないw回想でゆっくり鑑賞しよう
▲脱出までに長引くとアクションエロにCGアニメーションが重なり更なるピンチに。こうなると射精させられ大ダメージを受けるうえに、デバフが付いしまうことも多い(↑では「強制」が付いた)。更に不名誉な実績「絶対絶命」解放(フレーバー的な要素でデメリットはないかと)。なるべくこうならないように立ち回るのだ
攻撃について。左クリックおしっぱで魔剣による通常攻撃(三連撃)。連打よりおしっぱの方が楽だ。右クリックは「回避」。ただ回避はほとんど使わなかったな。敵の攻撃を避けるならライン移動が便利かも。
次に特殊技について。攻撃を当てるなどで画面左下、緑の▲ゲージがある程度貯まると、左クリック、または右クリック長押しで特殊技が発動する(ゲージ消費)。特殊技は左クリックと右クリックに別々にセットすることが可能、事前にセットしておく。
ゲージが貯まっていれば左クリック押しっぱで通常攻撃3連→(左クリックにセットした)特殊技、という連続技になる。つまり通常攻撃から繋げたい特殊技は左クリックにセット、即座に発動したい特殊技は右クリックに、と使い分けることができる。特殊技は通常攻撃に比べどれも強力で演出も派手、決まるとめっちゃ気持ちいい。ゲージは割とすぐ貯まるため、どんどん使っていこう。
特殊技はレベルアップで得た「WP」を魔剣に割り振ることで新たな技を習得できる。
また▲ゲージは一定の確率で「CHANCE FEVER」状態になることがある。
ちょっと見づらいが画面左上に「FEVER 270」という表示が出ている。この数字がゼロになるまでの間、▲ゲージがMAX状態になるのだ。特殊技使い放題のうえにこの間は無敵っ、ごんごんぶっ倒して進めるぞ。
まだだ、まだあるぞ本作のアクションは。画面一番左下「クライシスゲージ(ピンク)」が100%になると「魔剣一閃」が使用できる。
主人公が被ダメやデバフなどを受けるほどゲージが貯まり、100%になると表示されるアイコン(またはDキー)を押すと発動、ピンチになるほどに攻撃力が上昇する。マップ内にいるザコはデフォで全滅、ボスでさえ一撃で倒しうる威力をもつ。困ったら魔剣一閃!ただ魔剣一閃で倒した敵からはドロップアイテムや経験値などを得られないデメリットもある。
ざっと紹介してきたが、上手く立ち回ればとにかく派手派手で爽快な技をズビスバと決めながら進められ大変面白い。無双系ACTほど敵の数は多くはないものの、似た爽快さはある。しかし下手に敵の懐に突っ込んでしまうとあっという間におねーさん方に囲まれボコられるぞ。基本的には先手必勝、現れた瞬間倒す、挟みうちされそうになったらライン移動、が有用かなぁと。
▲現れたら即倒す、先手必勝。静止画モーションでもかっけぇなぁ。わざわざヤラレなくても倒せば敗北イベント解禁
当初は「白い矢印にマウスカーソルを乗っけて左右移動」というシステムがとっつきづらく、特に戦闘中に意図せず移動してしまってボコられる、というのが多かった(ヘタクソ。慣れてくれば冷静にマウスカーソル位置を調整できる。左右移動とライン移動を上手く使えるようになると、敵の隙間をスッスッと縫って華麗にスルーしたもできて「おねーさんたち、ほれほれ捕まえてみなよ~!」という感じで楽しい。ちなみにレベルアップで移動速度も速くなっていくようだ。
そうそう、本作では「HPが減っている間に回復アイテムを使用、または魔剣一閃の使用で、まだ減っていないHPダメージがキャンセルされる」仕様。言葉にすると長いが、要はM〇THERのあのシステム。即死特大ダメージを負っても素早く回復アイテムを使えば最小限のダメージで済むぞ。ただ回復アイテム使用にはクールタイムあり、また即死ダメージを受けた状態で次の攻撃を受けると即敗北となる点に留意。
魔剣、5種類にフォームチェンジします
最初のステージをクリアすると、魔剣はデフォの「双剣」以外に「大斧」「槍」「杖」にフォームチェンジ可能となり、それぞれでビジュアルはもちろん、通常技、習得できる特殊技も異なる。体験版で使えるのは双剣と槍のみだけども。
▲槍の特殊技はどれも「タメ」が可能で、タメるほど威力が高くなる。通常攻撃のリーチは見た目ほど長くはないな
▲魔剣のフォームは戦闘中でも画面下の数字アイコンクリックで切り替え可
特殊技はWPを魔剣に割り振って覚えると前述したが、5種のフォームそれぞれに、ということだ。
▲コアを集めるメインストーリーとは別にサブクエストも用意されている。何度でも受けられ、クリアしていくことでサイドストーリーが明かされていくぞ
本作の半分はエロでできている
excess mさんのおねしょたエロゲはおねしょた力が高く、カスタマイズ性も高いのがウリである。本作ももちろん両方きちんと。エロはまず戦闘中に拝見できるアクションエロ(アクションエロ+重ねてCGアニメ表示)が各敵種類ごとに3種。操作説明の際に貼ったスクショみたいな感じ。ステージ1のボスとして登場したミノタウロスも貼っておこう。
アクションエロはそもそも「興奮度(HP横のハートアイコン)」が高くなるほどエロい内容になっていく。サキュバスなど誘惑系のタイプが使う「誘惑攻撃」はリーチ長めで興奮度上昇、デバフが付いたり、HPが低いザコ系おねーさんはアクションエロが成功すると仲間を呼び集めて集団で襲おうとしてきたりも。複数のおねーさんにアクションエロされると、誰が挿入しているかで構図やテキストが変化するという拘り。
もう一つ、敗北後の集団エロを描く「敗北エロ」。特にエロかったサキュバス戦の敗北エロをば。
HPがゼロになった場合、その場で復活してコンティニュー(3回まで)、ロード、一度町まで撤退、敗北エロをみるの4つから選択するまで、延々とアクションエロを見ることもできる。
製品版では最初から回想全開放きるようになっているユーザーフレンドリー設計らしい。さらに前作同様、好きなお姉さんを配置して戦闘(アクションエロ)できるエディット機能も実装。
▲特大ダメージをポンポン出してくるゆえ、応急薬などの回復アイテムを使いダメージを抑えろ!体験版ではここが一番キツイ(寄り道だけども)
▲眠る古代遺跡を超え、次の目的地に向かう主人公が出会うおねーさん。貴女は…
これだけ派手派手なエフェクトやアニメを多用、同時出現キャラ数が多いのに必須メモリが4GBなのが驚きだ。重いと感じたらオプションから「低画質」を選んだり(30FPS)、「エフェクト控えめ」にしたりと低スペックPC向けの手段も講じられている。こういうところ、大事。ゲーム制作しているサークルさんのPCは高スペックなことが多く、低スペックPCユーザーも結構多いということを想定してないこともある中、拍手を送りたい!しかしこれがウディタ製か、ウディタどこまでできるんだ…
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