スーパーまものシスターズ　感想・レビュー

ACT

2019.10.14

Unity製アクションDEエロドットバランス型主人公セリフなし淫魔男主人公評価8以上

しもふみ屋　【体験版評価】8.3/10点 (面白さ8 システム9 没入感8 エロス8)

スーパーまものシスターズ　体験版感想・レビュー　アクション入門、しかし遊べる良設計

ショタっこ剣士がサキュバスのいる城を目指すUnity製横スクACT。ショタっこ剣士の前には、サキュバスの淫気に当てられ淫魔化した村人や魔物たちが精を搾りとろうと立ちはだかる。彼女たちは誘惑攻撃と拘束エッチ攻撃しかしてこないが、誘惑攻撃に当たると攻撃不可・移動がスローに、接触されるとアクションエロに突入する。

本作を遊んでみてまず感じたのは「気持ちいい」である。何度も遊びたくなる。体験版では1ステージ目しか遊べないものの、簡単操作でかなりテンポよく進めるうえに、アクションの小気味よさ・爽快感もちゃんと伴っているのだよなぁ。それでいてアクションエロも各ザコ敵ごとに敗北までちゃんと用意されていて実用的、エロゲとしてバランスがいい。

▲各エリア最初と、ボス手前にセーブポイントあり。敗北後のリトライでは最新のセーブポイントに戻る。ボス戦敗北でのリトライはボス対面から(直前セーブポイントからではなく)で地味だがユーザーフレンドリー

操作に関してはこれ以上ないほどシンプル、複雑な操作は一切必要ない。

Z　…ジャンプ(2段ジャンプ可)
X　…剣攻撃(2連撃)
左Shift　…前転回避(無敵)　※キーコンフィグ可

アクション中に使うキーはこれだけである。圧倒的にとっつきやすい。横スクアクションは極論、スーパーマ〇オや魔〇村の様なレトロ名作アクションがそうだったように「移動」「ジャンプ」「攻撃」だけで成立する。その基本に何を付け足していくのかで作品の色が変わっていく(それだけじゃないけども影響は大きい)。本作では「回避行動」をプラスしているが、これは「ジャスト回避」という本作の特徴的システムに繋がっており、気持ちよさを後押しするシステムのためでもある。

▲ステージ1の序盤チュートリアルでジャスト回避の練習可。飛んでくるハート(誘惑攻撃)をギリギリで回避しよう

ジャスト回避は、敵の攻撃が当たるギリギリで前転回避による回避に成功すると、数秒間(体感3秒程)ショタっこ剣士以外がスローになるというシステムだ。スローになっている間に攻撃を叩き込んでやろう。ジャスト回避に成功するとシュイーンというSE(時間停止エロゲで聞いたことがある)が鳴り画面がやや暗転、ショタっこの行動に残像が付く。誘惑攻撃や間接攻撃をしてくるザコ戦でも有用だが、ボス戦で大きな効果を発揮する。

▲ボスの突進攻撃を華麗にジャスト回避っ

▲スローになったボスを追い連続攻撃で大ダメージを与えよう

⇔キーによる移動もデフォダッシュといえるスピード、Zでの攻撃はバシュッバシュッという爽快SEと共に2連撃。2撃目は硬直がほぼないため、タイミングよくZを押せば敵やられモーション中にずっと2連撃を叩き込める(逆に言えばやられモーションのない敵には注意)。また攻撃のリーチが見た目以上に長く、攻撃ごとに少しずつ前進する仕様もいい。射程ギリギリから攻撃を当てても連続攻撃中に少しずつ敵ににじり寄り間合いを詰めていく感じがとてもいいのである。

あとはジャンプ仕様、滞空中も方向キーによる操作受け付け、変なクセがなく制御しやすい。着地モーションもないため、移動中にジャンプを多用しても移動速度が落ちることがない。

敵を倒したりタルを破壊して出現するコインをとるのもチャリンチャリンと気持ちいいが、とらなくても一定時間後にバキュームする。

▲散らばったコインはとらなくても勝手にバキューム仕様(スクショだとわかりづらいな；)

これらの要素により操作はシンプルにしつつも小気味よく爽快なのである。横スクアクションを気持ちよくプレイするための基本をすべて抑えていると感じたなぁ。1ステージ目は簡単なチュートリアル・ボス含め6エリアほど、敵を避けたりなど最短クリアで3分くらいか。難易度を変えて10回くらい1ステージを遊んでしまった。難易度は3段階、イージーが一番簡単、難易度をあげて変化するのは被ダメとアクションエロ化の離脱のしにくさ(死にやすい)。あとはジャスト回避受付時間が短くなり、ボスの攻撃が苛烈になる。

アクションエロに関してはよく動くドットアニメ、基本的には「ゆっくり」「スパート」「射精」のループ。さっさと敗北エロを見たければアクションエロ中にQキーを押せば即敗北できる。

▲敵に接触されるとオートズーム、アクションエロ(ゆっくり)に。画面左上の赤ゲージが減っていく。レバガチャで抜け出せ！