エロRPG「海と川のヌキ釣り ~淫豆半島の女神~」 BigWednesday

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海と川のヌキ釣り ~淫豆半島の女神~ 体験版感想・レビュー

セリフなしの男主人公が淫豆半島を舞台として娘魚(こざかな)を釣っていくウディタ製の釣りRPG第二弾である。ダイナミックな演出と仕様の釣りバトルは臨場感があってなかなか楽しく、釣った娘魚はその場で味見(エロ)したり、カスタマイズ可能な水槽でコレクションして会話やエロを楽しめたり、ビクに入れて魚屋に売ってお金にしたりなど。

前作「川のヌキ釣り~滝つぼの天女~」で女ヶ見沢村(めがみさわむら)で活躍した主人公「俺クン」が引き続き主人公、釣り場ごとに釣れる娘魚は異なるのは前作同様だが、本作では海、渓流、湖など釣り場が多様でそれぞれで竿を使い分ける必要があったり、単純に探索マップが広くなり且つ探索中に獣との戦闘があったり、水族館要素が加わったりと、コンパクト設計だった前作に比べかなり遊べる要素が増えている。前作から引き続き「虫捕り」要素や「パックリマンシールを集めてバトル」要素なんかもあって、釣りメインではあるもののやれることの多さから某夏休みゲーに寄った?気もする。

登場する娘魚も前作の3倍以上(30種オーバー)で、それぞれのエロシーンで複数の差分(初回、普通サイズ、大物サイズ、子持ちサイズ、エサをあげる、など)があって差分含めたシーンは相当多い。個人的には、ある意味ギャグっぽいエロ(娘魚というキャラを味見するという設定もあって)と感じたが、シーン自体は本番がメインでちゃんと使える(何に

【体験版評価】8.4/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感8.5 エロス8.5)


▲タイトル画面。デフォではこの画面サイズ(640*480)だが


▲画面端をマウスドラッグすると任意のサイズに画面サイズを変更できる。ウディタの強みかね、あまり大きくすると元の解像度が小さめでぼやけるゆえこれくらいか


▲ゲーム開始後に難易度設定。この記事はアマチュアを選んでの感想


▲ゲームスタート、まずは右にいるNPCに話しかけよう


▲前作でも登場した魚淫さんだ。釣りバトルの事を大雑把に教えてくれる


▲決定キーはZ、キャンセルはXと一般的なRPG同様、釣りバトル時はCキーのみを使う


▲釣りバトルでは最初に必ず「合わせ」が発生する。左から右へ移動するウキを赤ゲージ内でタイミングよく止める。これを成功させればヒット、以下の釣り上げアクションへ。逆に言えば、食いついてきた娘魚が目的の獲物でなかった場合はわざと「合わせ」を外すことで無駄を省ける。戦闘でいうところの「逃げる」みたいな感じ


▲「引き」はCキーおしっぱでウキをゲージ右端まで行くとクリア。これは簡単、Cキー押しはじめが遅くなければ大体成功する(主人公のレベルと娘魚の強さで難易度は異なる)


▲「サバキ」はQTEでもポピュラーなCキー連打。これも大した連打力は必要なく優しめ(主人公のレベルと娘魚の強さで難易度は異なる)


▲「コントロール」、ゲージ左側に流れていくウキを連打で赤ゲージ内にキープさせる。これが一番難しめかも。(主人公のレベルと娘魚のつよ(略

「合わせ」から始まり、引き、サバキ、コントロールといったQTEアクション(どれも3秒位の制限時間がある)を成功させれば釣り上げ成功となる。ただ釣り上げまでのプロセスは娘魚の種類によって異なる。例えば体験版で最も簡単に釣れる娘魚「アジ」は「合わせ」成功→「引き(長押し)」成功で釣り上げることができるが、「ヒラメ」は「合わせ」→「サバキ(連打)」→「コントロール(キープ)」と難易度があがる。


▲メニュー画面。釣りバトルなど移動以外の行動をとるごとに体力が減っていく。体験版では体力も気力も999のチート仕様。製品版ではこまめに宿に戻る必要があるかと


宿「かどや」はゲーム開始地点からすぐ近くにある。大きい看板もあるしわかりやすい。部屋ではいつでも休んで全回復可。このおばちゃんにもエロ、あるんかな…(ありそうな


▲早速釣ってみよう。海や川や湖、且つ魚影(魚シンボル)がいる場所ならどこでもZキーで釣りを開始できる(以下、画面サイズが大きくなったり小さくなったりするがスマン;)


▲釣りを開始すると画面下半分が水面とウキ画面(アニメーション)になる。娘魚が食いついてこなかった場合は「気配がないようだ…」と表示されて終了。食いつくかどうかは魚影の多さと運?かね。特にエサなどの消耗品は必要ないため気軽に何度でもトライ可

娘魚が食いつくと画面全体が水面下にスクロールして


▲魚影がググっとこちらにやってくるダイナミックアニメーション。どの娘魚でも同じ魚影アニメ(どの娘魚が来たかわからん演出)だが、このアニメーションがかなり良くできており、来た瞬間テンションが上がるわこれ


▲前述のとおりまずは「合わせ」だ!左から右へ移動するウキをCキーで赤ゲージ内で止めろ!制限時間以内(3秒程度)に成功しない、または青ゲージで止めてしまうと失敗して


▲逃げられた。まぁ特にデメリットはない


▲「合わせ」に成功!ヒット!(ちなみに前作ではFish on!だった)


▲暴れる獲物を「引き」!


▲引きはCキー長押し。失敗するとやっぱり逃げられてしまうがまぁこれは簡単だろ


▲引きに成功。こういう演出も「ズシャアァァ」などがアニメ、SEやBGMも相まって臨場感が非常に高い


▲ヒャッハー!初めて娘魚「アジ」を釣り上げたぜー!経験値ゲット、アジのサイズが表示されてこれまで釣ったアジより大きければ記録更新


▲アジの様子が…?初めて釣った娘魚は必ずこの演出に


▲その場で擬人化し


▲その場で味見する流れに


▲では味見しまーす

本作のエロシーンはテキスト+CG(静止画)なんだが、CGが差分変化するごとにテキストウィンドウが一旦消えてCGをじっくり拝見できる。まぁWキーで任意でウィンドウを消すこともできるけども、差分変化ごとにCGだけをまず見せる、という仕様が個人的に良きかな。


▲射精までの尺はそれなり、本番重視で本番バリエーションを多く見たい紳士には刺さると思うんだが


▲フィニーッシュ!


▲大変おいしゅうございました

初めて釣った娘魚は味見後に「ひみつきち」の「水槽ライブラリー(アクアリウム)」に登録される。ひみつきちに行けばいつでも味見したりコミュニケーションしたりが可能になる。


▲以降、アジを釣り上げると


▲釣るほどにサイズが更新されていき(運もある)、「大物サイズ」に分類されるアジを釣れたり。コイツ↑は子持ちサイズ(ボテ腹)


▲2回目以降は選択肢が出て、「びくに入れる」とアイテム欄に加えられて魚屋で売ってお金したり水族館に寄贈したり。味見は先ほど同様擬人化してエロ、リリースは獲物を逃がす


▲さっきとは別の場所で釣り開始


▲食いついてきた!が、「合わせ」の時点でアジとは違う位置に赤ゲージが、アジは中央が赤ゲージだった。結論から言うとこの娘魚は「ヒラメ」。同じ釣り場で釣っていると合わせのゲージ位置で娘魚をある程度判別でき、目的の娘魚でなければわざと合わせを外すといいぞ


▲ヒラメの合わせ成功。オラァ!


▲バッシャーン!


▲サバキとか各アクションの名称は覚えなくていい。画面に表示されたことをやる!Cキー連打!


▲成功!


▲続けてキープ!連打でウキを赤枠内に留めろ!(連打しないとゲージ左に流れていく)制限時間(3秒位)終了時に赤ゲージ内にウキがあればクリア


▲初ヒラメゲーット!


▲主人公レベルアップ。経験値は釣りバトルで釣り上げるごとに得られる


▲ヒラメの様子が…?


▲擬人化して


▲エロして水槽ライブラリーに登録された

アジとヒラメで釣り上げるまでのプロセスが違うことにおわかり頂けただろうか?アジは「合わせ」→「長押し」で釣り上げ、ヒラメは「合わせ」→「連打」→「キープ」で釣り上げ。娘魚ごとに釣り上げまでのプロセスは異なる。主人公の釣りLvアップによる能力上昇は各プロセスでのQTEアクションの難度に影響するかと。


▲宿「かめや」のとなりにはツリーハウス的な「ひみつきち」がある


▲ひみつきち。奥にある水槽へ


▲前述のとおり釣った娘魚はアクアリウムに登録される。水槽は釣り場の種類別に3種あり


▲海釣り娘魚の水槽。デフォではこんな感じ


▲指アイコンで娘魚をクリックするとコミュニケーションをとれる。水槽はエロ回想も兼ねている。「会話する」で簡単な会話、好感度などは特にないためフレーバー的な要素だ


▲「味見する」で釣った際の同コマンドと同じ、エロ回想だ。ただ「大物」「子持ち」に関しては該当するアジを釣らないと拝見できない。要するに各娘魚で普通、大物、子持ちの3種を釣り上げないとエロコンプできない


▲子持ちのアジとのエッチ。ボテ腹&ハート目+テキストも異なる。同じく大物のエロもテキストが違うし巨乳になる


▲「エサをやる」ではアクアリウム専用のエロシーンが拝見できる

「可愛がる」もアクアリウム専用のエロが拝見できそうだったが体験版では不可。


▲各水槽は入手済みのアクセサリなどでカスタマイズ可能。体験版では水族館で入手できる


▲カスタイマイズの結果こんな感じに。全然雰囲気変わったな、これ結構楽しいぞう


▲ひみつきち内のこの書斎でのみセーブ可


▲最初のマップから東に向かうと「東淫豆町 矢ヶ浜」マップへ


▲このマップには「田んぼ」があり、魚影がたくさん


▲海釣りの用の竿からこの竿へ装備変更して


▲釣り開始!


▲キター!合わせ!…ん?合わせの段階で赤ゲージ範囲が広いな。アジやヒラメ釣りでレベルが上がったからかね


▲ヒット!


▲長押し!ウキの種類が海釣りと変わってるんだよな


▲アメリカザリガニが釣れた!懐かしいな、ザリガニ自体もうなかなか見ないよなぁ


▲はい、初めて釣ったのでチョメチョメシマース!


▲Ohhh!

はい、彼女もアクアリウムに登録されました。


▲彼女が入る水槽は海の娘魚とは異なる。こちらもカスタマイズしてこんな感じに


▲会話。体験版ではアジ、ヒラメ、アメリカザリガニの3種のみだが、個人的にはこの娘魚がよかったなー、単純に可愛い、うちに来い

こんな感じで淫豆半島マップを探索して様々な海、川、湖、田んぼなどで釣りをしていく釣りメインのRPGなんだが。体験版では遊べない、探索中の獣との戦闘、虫取り、パックリマンシール集め&バトル、水族館経営」などやれる要素がほんと多く、前作よりかなりパワーアップしている。


▲昆虫採集。アクアリウム同様採った虫はひみつきちの虫かごに登録される


▲パックリマンシール要素


▲見つければお金などを入手できるナゾの人形コレクション要素


▲冒頭で書いた、獣との戦闘要素。体験版ではなかったが、探索中にきゃつらと戦闘になることもあるようだ。釣りとは関係ないけども釣りLvアップによる能力値が影響するかと


▲オープン前の水族館


▲水族館内


▲製品版ではこの水族館の経営に関わるようだ。空の水槽ばかりであるし、釣った娘魚を提供していく感じか


▲条件を整えれば、海水浴なビーチでも釣りが可能になる


▲体験版で行けるマップは少ないが、それでも複数のダンジョン?っぽい箇所があった


▲宿「かめや」周辺には釣った魚を売れる魚屋やアイテムを購入できる商店などがある


▲情報を聞ける民家も多数あるぞ

前作の釣りバトルと釣った娘魚をアクアリウム登録などのシステムや要素を踏襲しつつ、水族館経営やパックマンシールなどなどの新たな要素が追加され、マップも大きくなってかなりボリュームと規模が増した釣りRPGだ。前述したとおり某夏休みゲーに近くなりまぁ楽しいし、各娘魚のエロバリエーションも多く新たな娘魚を求めて探索したくなる一品。エロを求めて娘魚探索する、という主旨はエロRPGとして正解の一つだよなぁ。

<追記>
VerUPで新規娘魚3匹追加!

夢子「お取り扱いサイト様です」
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海と川のヌキ釣り〜淫豆半島の女神〜

前作「川のヌキ釣り~滝つぼの天女~」の簡易記事

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