魔物サロンと迷い路の冒険者 体験版感想・レビュー
辺境の村近くで新たにダンジョンが発見された。そのダンジョンは入るたびに構造が変化するという奇妙な洞窟群で、滅多に訪問者がいなかった辺境の村・ヘイザスには冒険者たちが押し寄せる。主人公であるフォシー(名前変更可)もその一人、しかしすでに村の宿は満室状態で。しばらく野宿しかないかぁ、というところで一人の女性が声をかけてくる。
彼女は村はずれで新たに魔物娘娼館「魔物サロン」を経営し始めたばかりらしく、主人公に宿と食事を提供する代わりに「ダンジョンで魔物娘をスカウトしてくないか」と持ち掛ける。寝食付きで探索の片手間にできる美味しい副業!ということで主人公はその話を受ける。
ゲームとしてはこちら動けば相手も動くターン性のウディタ製ローグライクRPG。いわゆる不思議のダンジョン系といえるが、ランダムダンジョン・一部アイテム未鑑定などの要素がありつつ、敗北含みダンジョンから戻ってもレベル継続、所持アイテムも持ち帰れる(敗北の場合ロストするかは設定で変更できる)など、気軽に遊べるエロローグライクとして仕上がっている。ローグライトともいえる。ザコ含む全敵に敗北エロあり!
全体的に優しい雰囲気で腹黒な奴がいないからか世界観が心地いいのだよなぁ。もちろん敗北エロ時は陵辱になるんだけども、それでもやっぱり救いのある展開で心痛むようなシーンはない。Color Jellyさん独特のプニ絵も相まっていい意味でまろやかな作風となっている。バーモントカ〇ー甘口レベルみたいな。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム9 没入感9 エロス8)
▲村に到着、宿を取ろうとするもすでに満室。客に部屋を空けてもらうには相応の金がいるという
▲ほんと!?うんやるやる! ということでシャバネにいわれた通り彼女の店に向かう
▲操作はシンプル、Zキーで正面攻撃、Xキーでメニュー、Cキーで隣接した敵の正面を向く。斜め移動あり。その他にも敵がいない状態で斜め方向を向く、矢を射つ(ショートカット)などのアクションキーがあるが基本はこの3つで十分だ
本作では不思議ダンジョン系の「満腹度」の代わりに「瘴素(画面右上の『瘴』)」という要素がある。ダンジョンに潜って行動するごとに徐々に上昇、100を超えるとバステが付き、200になると強制帰還となるが瘴素回復アイテムを使うことで減少できる。おにぎり・パンみたいなアイテムだな。
その他の能力値で説明がいるとするなら「感度」か。感度は基本が100で【】内は「瘴素」が1上がるターン数。デフォ状態では20T経過すると瘴素が1上昇する。瘴素は感度が高くなるほど上昇しやすくなるため、敵の特殊攻撃やトラップなどを受けて感度が高くなるほど瘴素も上昇しやすくなってしまう。
あとは「累積瘴素」。瘴素はダンジョンから戻るごとにリセットされるものの、この数値は文字通り累積していき、一定毎に自室でオナニー可能になる。オナニー以外も可能になるかもしれないな。
メニュー画面を見てもらえばわかる通りダンジョン内でも任意セーブ可。更に「帰還」で任意ダンジョン離脱も可能とほんとカジュアルなローグライクになっている。ダンジョン探索中でもリアル眠くなったらセーブして寝ることができる!
▲ブロンズエッジ、ちゃんと装備しよう。ちなみにデフォ状態ではカバン2までアイテムを所持できる(20個まで)
▲部屋と部屋をつなぐ通路は視野が狭く。敵ももちろん移動するため通路で鉢合わせになることもある
▲次の部屋にはゴロツキが待ち受ける。まぁ楽勝だけども敗北すると敗北エロられるぞ。本作ではほぼ全敵に敗北エロシーンあり(ゴブリン♂・♀とか性別でもシーンが異なる)
▲盾ゲット。これで武器と防具は揃った。このほかの装備品としては特殊効果のある腕輪などかな。ちなみに武器と盾はそれぞれ特殊効果を付与したり強化可能
▲こいつらはそこそこ強いのだが、こちらが2T行動する間に1T行動のため結構楽勝。斜め移動を使えば逃げることもできる
▲ダンジョン内では1歩歩くごとにHP1回復、序盤の回復は余程の状況でない限り歩きで十分だったりもする。最初のダンジョンということもあり瘴素もあがらない
▲ごろつきが2体いる部屋。入口に「睡魔の杖」が落ちていて拾って即使う。正面の敵に当たり睡眠状態に。という感じでこのダンジョンはローグライク初心者が学べるチュートリアル的なダンジョン
▲矢は装備していればショートカットAキー射つことができるがメニューからでも射てる
▲威力は高くないが遠距離攻撃手段として便利。99本まで1つのアイテムとして貯められる
▲睡魔の杖もマジ便利だな。本作では杖や絵札(本家での巻物)は最初から名前がわかるゆえ使いやすいし、序盤から結構大量に手に入るため出し惜しみしなくていい
▲杖とは違い一度使えばなくなる絵札(巻物)。強力な効果を持つものが多いが所持品が20(デフォ)ということも含め使いどころに迷う
▲トラップ。今思えばトラップは全てエロ系だった。立ち絵が変化、キャラチップアニメ。キー連打で抜け出せる。トラップは基本見えないが、マスを攻撃することで可視化する本家と同仕様。「ここは怪しい」というマスは攻撃してみよう
▲最初のダンジョンということで特にしんどいシーンなくクリア。このダンジョン攻略はシャバネからの試練だったようだ
▲先に雇われている魔物娘・イニーニャ。3つ目で角あり尻尾あり。最初はこの3人のみ、イニーニャは既にこの店を知るほんの一握りの冒険者たちに人気だったりする癒し系娼婦
▲自室。宝箱は倉庫、左の本棚では魔物図鑑やアイテム図鑑を拝見できる
つまりだ、主人公が魔物娘をスカウトして娼館に連れてくるほど、この覗き穴から各魔物娘のプレイを覗くことができる。各魔物娘ごとに段階プレイあり、こりゃスカウトにも力が入るというもの。ローグライクでこの設定はなかなか滾る!体験版でもイニーニャの他に4人の魔物娘(うち一人はボス)をスカウト可。
それとは別に主人公のダンジョンでの敗北エロ(各ザコにあり)とエロトラップ、累積瘴素の値によっての自室自慰などのエロもあり、エロバリエーションは豊富だ。エロの詳細については後ほど。
本編 まずは最初のダンジョン・紺壁窟へ
▲おっと、いきなり敵の目の前からスタートだ。まぁランダムダンジョンだからなぁ、こういうこともある
▲基本は次の階層への階段を探す。各ダンジョンを隅々まで探索するかはプレイヤーの任意だが、まぁ普通に遊べばそれくらいの余裕は十分ある攻略難度かな。瘴素回復アイテムも結構手に入りやすいし
▲アイアンソード、ブロンズエッジよりも強い。結構頻繁にアイテムが落ちている故、攻略云々よりアイテムの取捨選択に悩むなぁ。また草系消費アイテムは基本未鑑定、「鑑定の絵札」を使って一度鑑定すれば以降鑑定済みの状態で拾えるようになる
▲注入の罠。一定時間「泥酔状態」になり、押した方向キーとは違う方向へと進んでしまう
▲結構敵に囲まれる状況も多かったが、レベル装備が適正であればごり押しでも割と余裕(ちなみにログの名前にハートが付いている敵はスカウト可能な魔物娘、詳細は後述
▲たまに「術印盤」を拾えることもあり、これは武器や防具に特殊効果を与える有用アイテムだ。ヘイザスの村に持っていこう。この「武器強化の術印盤」はその名の通り、武器威力を強化する効果
▲ほい、まだ2階層目探索中なのにもうカバンいっぱいでーす。高かく売れそうなアイテムをもっていくか、有用そうなアイテムをもっていくか、取捨選択は経験則。ちなみに絵札は使い切り、杖は[]内の数値が耐久値で数回使える(50だと50回使えそうだが1度使うと10減、実質5回分だ)
▲所持アイテムがいっぱいでも、足元にあるアイテムはその場で使うこともできるぞ。この「浄化結晶」は瘴素を100下げる
▲火術士の絵札を使う。周囲の敵全員に大ダメージ(この時は54ダメージ)
▲序盤は地味に未鑑定の草系アイテムが邪魔(でも効果がわからんゆえ捨てにくい)ため、鑑定士の絵札を拾えると嬉しい
▲めっちゃ回復効果が高いナースフルーツだった。これはこれで捨てにくい…(倉庫に保存しときたい
▲4Fから5Fに向かう途中、ヘイザス村に住む彫刻師・シュカと出会う。前述の「術印盤」を彼女の元にもっていくと装備品を強化してもらえるのだ。また5Fに到達したことで、以降5Fへファストトラベル可能になるぞ
▲第7階層、シュロスの園。めっちゃボスっぽいんやけど… まだ1回目の探索なんだがここまできてよかったのか…?
▲吸血鬼モロイ(という種族で個体名ではない)に遭遇。一度は逃げるも先回りされ…戦うしかないか!
▲アイテムぱんぱんだしな、使えるアイテムはガンガン使ったるでー!
▲むぅ、ここまでのザコ戦は割と余裕だったが遠距離・近距離攻撃両方ありで思いのほかつぅよいわぁ!手持ちアイテムをふんだんに使っていく!
▲この一撃で倒した。もう回復アイテムなかったしヤバかった… 最初からふんだんにアイテム使ってなかったら勝てなかったかも。負けるとエロられますぜ(後述)
▲外の世界に行きたい!というモロイ・オルミラを連れサロンに戻ることに
▲性に関しては割とオープンなオルミラ。だが吸血は食事として外せないようだ。シャバネも「客がOKすれば」と容認する。まぁ美少女に血を吸われたい変態はファンタジーでも現実でも多そうだしな
▲冒険の途中でスカウトした♀魔物は拠点であるサロンに戻ってきた時点で娼婦として加わる
▲スカウトした人数が増えるほど、メインストーリーとは関係ないサブダンジョンが解放されていくぞ!
▲サロン1階のエントランスに待機している魔物娘たちからは、冒険に出る都度アイテムをもらえる。ゴブリン・ティッカからはゴブリンの矢、ピスキーのリラからは悪戯者の絵札、オルミラからは吸血鬼の絵札、イニーニャからは浄化結晶(瘴素-100)などなど。スカウトした魔物娘が多い程、冒険前アイテムも潤う
▲体験版では次のメインダンジョン・ベスメテ岩坑にはいけない。ほなら森然の花畑にいってみよか
▲ここには下の階層に降りる階段がない。が、不自然な土のマスに乗ると
▲次の階層へ、という丸呑みスキー垂涎(なのか?)なダンジョンだ。5階層まで到達するとボス戦もなく拠点に戻る短いダンジョン。一部新規の敵もいるゆえ敗北エロ収集ダンジョンともいえる。あ、最終階層には必ず宝箱があり術印盤を入手できるぞ
▲紺壁窟をクリアしていれば楽勝かと。ちなみに赤い文字で表示される敵はまだ敗北エロを回収してない敵だ
▲アイアンソードには三又(前方横3マス攻撃)と強化3段階(攻撃力+3)、低確率で睡眠付与の3種の特殊効果が付いている。錬鉄の盾には強化2段階(防御+2)と重り返し(被弾時、低確率で敵に鈍化を付与)が付いている
スカウトとエロバリエーション
前述のとおり、スカウト可能な敵はログの名前にハートが付く。ハート付きの魔物娘の前でメニューを開くと
スカウトに成功した魔物娘はサロンに連れ帰った後、娼婦として働いているところを覗くことができる。
▲魔物を諭しにきた!と息巻くムッツリ童貞神父を手玉に取るオルミラ(しっかり指から吸血)
▲手のひらサイズのピスキー・リラは、客が持ってきたイボイボ付き棒でプレイ。無理矢理腹ボコォ!な展開にはならない
サロンでの覗きシーンの他、主人公の敗北エロもメインの部類だろう。基本CG枚数でいえばこちらの方が多いかも。なにせほぼすべての敵にあるしな。
▲ゴブリン♀に敗北した場合「人間の♀とアタイとどっちが気持ちいいか勝負!」ということでゴブリン♂に2人で輪姦される
▲一緒に輪姦された、ということで主人公とこのゴブリンには妙な仲間意識が生まれる、という落としどころ(平和
▲ゴブリン♂に敗北した場合。やっぱり輪姦されるが途中で冒険者に救助される。こちらは特に平和なおとしごころはないものの特に悲壮感はない(平和
わかりやすい例としてゴブリン♂・♀敗北をあげたが、敵の種類の数だけエロがあり体験版でも相当なシーン数なっている。
最後に累積瘴素による自室オナニーシーン。
そのうち娼婦デビューしちゃったり…するのかいな?エロステはないが、主人公自発的エロのフラグは「累積瘴素」だろう。ちなみに本番行為ではすべてのエロに処女差分ありっぽい(地味にスゴイ
総合的に、カジュアルで遊びやすい不思議ダンジョン系ローグライクでありながらローグライクのシステム含め面白さもしっかり備わっている良作。記事だと伝わらんかもしれんが陵辱がありつつマイルドな独特な世界観が心地いい作品。
夢子「お取り扱いサイト様です」
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