酸遁 【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム8 没入感9 エロス9)
けもみみトレジャーハンターズ! 罠で防衛線を張り火力で敵を殲滅せよ！
珍しいキノコが採れたわ、きっと美味しいわよ～、と味見したシチューに当たり寝込んでしまった母。双子のリウィとルファーは薬を求めて近くの町の薬屋に向かうも、提示された額が想定外に高くとても払えない。困っていたところ親切なおじさんの入れ知恵で、高額で取引される「おたから」を求め2人でトレジャーハントすることに。不在の父親から銃器と罠の扱いを習っていた双子ちゃんは実はとても強いのだった、というアクションエディター4製のARPGだ。
▲リウィ(♀)。かわいい
▲ルファー(♂)。かわいい。双子だけあって顔はそっくりだが耳の形状が違う
▲自宅。宝箱の辺りで「支度メニュー」を開くことができる
サークルさんのこれまでの横スク作品と異なり今作はトップビュー、あれあれ、作風変えてきたのか？と体験版をプレイしてみると、物量で押してくる敵を主人公達がガンガン撃ちまくって殲滅していく爽快感、2人のうちのどちらかを操作しもう1人はオートで戦ってくれるNPCの頼もしさ、そして高クオリティなエロドットアニメーションが双子それぞれにあり。「うむ、やはりこのサークルさんは鉄板だ」と、これまで通り安定の水準だ。
特に本作独特な「罠設置システム」がよくできており、使い方次第で攻略難度は大きく変わる。双子ちゃんがそれぞれ装備できるのは銃器とアクセサリの他、罠が2種。どの罠をチョイスしどの銃器と組み合わせて使うか、その辺も含めて戦術の幅があり面白いっ。
▲支度メニュー。最初に持っている罠は「まきびし」と「トラばさみ」。プレイヤーキャラも変更できる。操作しない方はNPCとなりプレイヤーキャラに追従しつつ、敵が射程に入ると倒すまで射撃。3段階ある難易度もここで変更可。
ゲームの基本の流れ
ゲームの基本の流れとしては、町の酒場の主人・アリアンナから「おたから情報」を聞き、ワールドマップから目的のステージへ。ステージを攻略し最奥でおたからをゲットすると薬屋に移動、おたからを渡して薬をもらい自宅へ。ママンに薬を飲ませるも治らない(薬屋が悪い奴だからな)→酒場で情報を聞いて次のおたからステージへ…で進行する。
セーブはワールドマップに出る度にオートセーブ、ワールドマップ上でXキーを押すと任意セーブに切り替えることもできるが、どちらにしてもワールドマップでしかセーブできない仕様だ。いつでも任意で開けるメニュー画面は本作にはない。
▲近くの町。お金や買い物要素はないため、おたから入手後の薬の受け取り・次のおたから情報を聞きに立ち寄るくらい
▲最初のおたから情報。「禁断の森」には都市の貴族が高値を付ける「美味しい実」があるという
▲ワールドマップに出る度にオートセーブ。2人一緒のキャラチップが仲睦まじくてかわいいぃ
ステージ内では各所に「焚火」ポイントがあり、火を灯すと装備品の変更や操作キャラの変更、ワールドマップや自宅に戻るなどが可能な「支度メニュー」を開くことができる。GAMEOVERになった際もここに戻る。また焚火間でファストトラベルも可能だ。
▲一度火を灯した焚火へはステージ入口からファストトラベル可
▲禁断の森の敵はスライムと花の2種。きゃつらは攻撃を当てるか一定距離まで近づくと向かってくるゆえ、銃の射程を活かして戦えば難しくはない
▲焚火ポイント。セーブするなら支度メニュー(=焚火メニュー)を開いて「ワールドマップへ」を選択するといいだろう。画面左上のマップはそのステージの「地図」を入手するとVキーで表示
▲途中「マグナム」を入手したら是非装備すべし。デフォのリボルバーに比べ連射速度が落ちリロード時間も長くなるが、威力3倍・射程も伸びる
操作方法
操作について。使うキーは多めだが頻繁に使うアクションは押しやすいキーに割り当てられており、且つ整理されたキー配置でそれほど気にならないのだよなぁ。もちろん多少の慣れは必要だが。
Z…射撃 X…NPCキャラステイ・ステイ解除 C…オートエイムON/OFF V…マップ表示(入手後)
A…罠1 S…罠2 D…リロード F…設置罠回収
リウィ、ルファーの操作は共通だが、リウィは罠の扱いに長けており、ルファーは銃器の扱いに長けている。具体的にはリウィは設置可能罠数＋1、ルファーは弾倉数＋1。
序盤攻略 罠を有効に使え
前述の通り銃の射程を活かして先制攻撃、NPCの火力とあわせて近づかれる前に倒す。あまり突っ込み過ぎるとたくさんの敵が反応してしまう。ムダ撃ち防止のためにもCキーのオートエイムを使うと楽だ。最も近い敵に自動で照準をあわせてくれるぞ。
残弾数がゼロになると自動でリロードが開始される。この間がもっとも危険、NPCとリロード時間が被ってしまうと完全無防備になってしまう。そうならないようにする選択肢は2つ、1つはZキーを離し一旦距離をとる。Zキーを押したままだと移動できないゆえ留意。NPCが攻撃を優先して逃げてくれない場合は放っておこう。
実を言うと本作ではNPCがいくらエロされても問題ない。画面左上の体力ゲージはあくまでプレイヤーの体力で、これがゼロにならない限り敗北にはならないのだ。それを逆手にとってNPCを囮に使うこともできる。ただNPCがエロられると他の敵はこちらに向かってくるため、逃げるなり、逃げながらリロードして迎撃するなり。NPCが画面外になるとプレイヤーの隣に一瞬でワープしてくるため安心しておいていこうｗ
▲ルファーごめん、わたしは逃げるっ。ちなみにエロからの脱出はプレイヤーキャラはレバガチャ、NPCは一定時間後自動で脱出。脱出するまで体力が少しずつ減る。
もう1つの選択肢は、冒頭でも述べた通り事前に「罠」を使う。使いやすのは「まきびし」、敵を発見したら敵が反応しない程度の距離にまきびしを設置して防衛ラインを作る。その際NPCが攻撃してしまわないようにXキーでステイ(その場に留まる)させるといいだろう。防衛ライン内側から敵を撃つとこちらに向かってきてまきびしを踏みダメージ&少し動きが止まる。この間にNPCと共に蜂の巣にしてやろう。これがなかなかに楽しくクセになるのだよなぁ。2重、3重にまきびしを撒けばその分敵はグズつくぞ。
▲敵の通り道にまきびしを設置して弾幕を張れ！
このまきびしの使い方は、本作におけるボス戦といえる「敵ラッシュタイム」でも有効、むしろ必須。トラばさみは敵1体にしか効果が無いが、設置した場所に立って攻撃すれば敵に接触されてもトラばさみが先に発動するためバリア？的にな用途で使える。
▲禁断の森最奥で実をゲット。直後、敵ラッシュタイムに突入する。敵が突入してくるまで10秒？程度あるためその間に素早く準備を整えねばならない
▲2ヵ所の通路から敵が次々となだれ込んでくる。WAVE制の迎撃ステージっぽい感じ。ただ罠は一定時間後消滅するため、できれば時間差で2重に張っておき、消滅したら即再設置するのが望ましい。敵を殲滅しながらの作業はなかなか困難だぞ
▲ア”－－ッ 2人とも捕まるとかなり厳しめ
▲敗北。直前の焚火から再スタート。初見だとどうすればいいのかわからず難しいが、まぁ一度どんな感じか体験すれば次はイケるだろう。この画面ではZを押さない限りピストン→差分→フィニッシュなドットアニメをループで拝見できる。ち〇こ・ま〇こ・ち〇こ・ま〇こ、目移りしちゃうぅ
罠の効果的な設置はプレイヤーにしかできないため、プレイヤーが操作するのはリウィがおすすめ。設置可能数にメリットがあるためだ。NPCルファーにはショットガン装備をさせよう、装弾数が3発になるし、我輩よりNPCの方が上手く使っているなぁと感じたのもある(笑
▲クリア後は町の薬屋に移動、禁断の森で手に入れた実と薬を交換してもらう。薬は一般的な万能薬で高価なものではないが、医者がおらず薬屋がここしかないため足元を見てくるクソ野郎だ。双子は騙されてるとうすうす感じているが今は言うとおりにしようと(ルファーは大人
▲酒場に行くと次のおたから情報が聞けるが体験版はここまで。ただ一度クリアしたステージは新たに探索可能なマップが増え、サブクエストを達成することで有用なアイテムを入手できる
▲拡張されたマップの最奥でまたもや敵ラッシュタイム、今度は4方向から花が押し寄せてくる！4か所すべてに罠を設置するのは現実的ではなく難易度が高い。ダメそうなら先に新たなステージに向かうのも手
▲頑張ってクリアすれば新たな罠「迎撃魔法のスクロール」を入手
▲設置すると緑色のクリスタルが現れ、弾を撃って敵を迎撃する。同時設置可能数が低めだが、火力を上げる固定砲台だ。敵ラッシュタイムで活躍してくれそうだ
▲最後に、支度メニュー(焚火メニュー)はエロドットアニメの回想や人物・アイテム図鑑的な要素あり。2人同時エロは本編中しか拝見できない様だ
製品版では体力上限アップアイテムなどもあるとか。
総合的に
敵は全部で10種、それぞれにリウィ・ルファードットアニメあり。またゲームを進めると拝見できる大ドットエロも3種あるらしいぞ。その他、ステージ中の2人のキャラチップ(小っちゃいけど書きこまれている)は8方向分のグラ(斜めもあり)があったり、ステージ内のいろんなところが地味にアニメしたり匠の仕事だなぁと。常に一緒にちょこちょこと動く双子がほんと可愛らしいうえに面白い、エロイ。
＜追記＞
大型アップデートにより新ステージや新たな武器、エロなど多数追加。詳細は酸遁さんCi-enにて。
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