修道女ソフィーと魔女の呪い(満天工房) 体験版感想
「獣の魔女の呪い」を抑える「聖女結晶」の調査と聖女教の布教のため、主人公のシスター・ソフィーリアが各都を巡るMV製のRPG。600年前、「魔女狩り」により生まれ人間を追い詰めた「獣の魔女」が「聖女」に倒された世界。聖女結晶がある6つの都と付随するダンジョン、それぞれをひとつの章とする全8章の物語。
エロバリエーションが豊富で、各章ごとに1種ずつザコ戦闘エロ、ザコ敗北エロ、ボス敗北エロが用意されており、章を跨いで段階エロのあるNPCが多数いる。セクハラNPCも多数。また、戦闘エロ含め全エロシーンに主人公の「淫乱段階0~3」段階分のテキスト差分がある。
更に、特定アイテムを使用することで「露出段階」上昇で露出が可能に、衣装も複数あり任意で着替えられてエロに反映するなどよりどりみどりだ。
1つだけ先に言っておくと、主人公以外のNPC「立ち絵」は竿役も含めすべて黒シルエット。エロが主人公オンリーの作品ゆえ、うまいことコストを削減しているなぁと思うし実際「エロありヒロイン以外立ち絵への注力は無駄無駄無駄ァーッ」という紳士のお眼鏡にはかなっていると思う。
主人公の師匠とか結構味のあるNPCも多く、彼女らの奮闘がシルエット紙芝居で語られてしまうのは個人的にはちょっと味気ないと思ってしまう面もある。どうとらえるかは紳士によるが、ある意味これは本作の特徴と言える。
【体験版評価】8.3/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス9)
▲メニュー画面。次の目的や必要経験値、簡易エロステも表示するなど情報量が多くも見やすいUIにまとまっている
▲メニュー→エロステでビジュアルに特化したエロステ。エロられると各種エロステの他、淫乱度と快楽値が上昇。快楽値MAXで絶頂してしまう
▲まずはSPを消費してスキルツリーで習得しよう。ダメージ計算式も地味に参考になる
スキルツリーは結構ボリュームがあって、光魔法を使うためのTPは氷魔法(MP消費)を使うと回復するなどのシナジーあり。MPは光魔法「吸光弾」で賄え、これらを習得すると継戦能力はほぼ∞。
▲ザコ戦は大体1~2T、10秒もあれば終わる。ちなみにこのコスチュームはダンジョン専用衣装
▲魔物討伐後、聖都の自宅にて。師匠のドロシア(42)と夕食の時間、残念なことに主人公の料理の腕は壊滅的
▲街中にも結構な数の宝箱がそこかしこにあり民家や店なども全て探索するの吉。NPCは近づくとセリフ表示で話しかける必要はない。何かあるNPCはアイコンが出る
オープニングでは聖都を探索したり酒場でバイトしたり。基本的に「STORY」というアイコンを辿っていくと進む。
▲教会にて、大司教ノートンとカタリナとのイベント。…黒シルエットのおかげで主人公が映えるともいえる
▲大司教の許しを得て、各都へと聖女結晶の確認と布教の旅へ出る
▲1章の舞台となるエルムリッジに到着したところからスタート。次の街までの旅部分は端折られる設計
▲街を探索、STORYイベントを進めていくと、物流が途絶える原因となっている街道の魔物退治へ
▲ダンジョンへはクエスト看板から。装備が心配なら馬車を使い聖都に戻って新調しよう
▲基本登っていくダンジョン、上階段で次の階層へ、下階段で前の階層へ
ダンジョンは通路と部屋で構成されるランダムダンジョン、中ボスのいる10層、ボスの15層のみ固定階層でファストトラベル可能。アイテム(お金100で買える)があればどの階層からでも自宅に戻れて同じ場所から再探索可。
山賊、盗賊、ゴブリンなどハート付き敵シンボルは戦闘エロありのザコ敵。各ダンジョンごとに新たなエロザコ敵が1種出現する。最初のダンジョンは山賊のみ出現。
▲衣装耐久度を削る攻撃をしたり(立ち絵が段階アーマーブレイク)
媚薬ガスを浴びると主人公が「発情状態」になってしまい、エロ敵が拘束攻撃を行うようになる。発情状態は媚薬ガストラップや特定アイテム使用でも。
▲拘束中は抵抗コマンドかアイテム使用以外不可。解除するなら拘束解除一択(70%で成功)
拘束状態で3~4T経過、または「受け入れる」でテキスト+CGの戦闘エロシーンへ。
▲エロ後はそのまま戦闘復帰(各種エロステ上昇)。そもそもエロ敵はザコより弱く一撃で倒せる
▲2章のエロ敵による戦闘エロはフェラチオからの本番と2段階でビックリ
敗北エロについて。ザコ敗北は2章以降から、ただザコ全般で発生するためか、誰にどう陵辱されたのかわからない抽象的な内容となっている。
▲2章のザコ敗北。ダンジョン奥に連れ込まれて陵辱されたという設定だがやや抽象的でチ〇ポを選ぶかも
ボス敗北は1章から発生。
▲1章のボス敗北はボスではなく様子を見ていた山賊に連れ去られ
敗北エロ後は自宅に戻される仕様だ。あとダンジョンには人型シンボルもいるが、彼らはセクハラ要員だ。
▲キスされたり尻を揉まれたりのセクハラを行ってきて淫乱度や快楽値上昇。街中にもいるぞ
NPCの段階エロについて。
▲レオ渾身の泥団子を壊してしまい、償いとしてフェラ素振り&蹲踞を強要され
▲勢いでパイズリまで。この女、押しに弱いぞ!(てかフェラ素振りってなんだ…
段階エロNPCは各都に複数、淫乱段階と章が進むことで新たな段階エロに発展する。NPCごとに段階数は異なるが、それぞれの段階で「淫乱段階0~3」の差分があるっていう。体験版では淫乱段階0しか拝見できんけども。
▲段階エロ竿要員その2、宿オーナーのゴルマン。孤児院への寄付を続けてほしくば嫁になれと迫る。レオとゴルマンは5段階くらいありそうだ
▲2章、炭鉱都グリムスト。新たな衣装を入手、ここは娼館があり竿要員多め
▲自宅から行ける回想部屋。この画面で1/4程度。これらのエロ全て、淫乱段階0~3差分があるというのが改めて驚きだ
気になった点は、画面左上に表示される情報が多すぎて重なって見えないことが結構ある。特に場面転換と共にアイテムを入手した際、マップ名と時間帯と重なって何を入手したのか見えないことが何度か。まぁアイテム欄を確認すればいいだけなんだが。
エロはとにかくバリエーションとシーン数が多くしっかり使えるものの、CG使いまわしは仕方ないとしてテキストと合わない(イラマシーンなのにフェラチオCGとか)のも散見されるのがちと気になったかね。
▲体験版最終エロステなど。製品版では淫乱度がMAXを超えた状態で章を跨ぐと淫乱段階が1上昇するかと。露出関連も製品版でどうぞ
レベルが上がりやすく、光・氷魔法のシナジーを利用すれば継戦能力∞のRPGパートは簡単な部類、スキルツリーや宝箱収集などを含め面白味はしっかりある。総評するとそんな作品だ。
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