神彩の乙女 ~売れすぎた彩視る商人~(ダイジョビ研究所) 体験版感想
「タリスマン」の職人であり商人でもある主人公・エデンが、「神彩(かみいろ)」と呼ばれる魔力持ちの乙女達と契約し一流のタリスマン職人・商人を目指す、RPG要素を多分に含んだUnity製のSLG。操作はマウスのみで完結。
ダンジョンに潜って素材を集め新たなタリスマンを作成、販売してお金を稼ぎ「工房」をデカくしていこう。強力なタリスマンの作成には主人公自身の強化や、神彩の乙女達…すなわち4人のヒロインとの絆を深めていくことも必要だ。
タリスマンとは、魔力が付与された特別な装備品(またはアイテム)のことで、今の世界の技術では「維持・保存」が精一杯で新たに「作成」できる者はいない。しかし商人を目指し田舎から出てきた主人公は当たり前に「作成」することができ、それが当たり前でないことをヒロインとの出会いで知ることに。
※4/19(土)発売予定の作品です。
【体験版評価】8.9/10点 (面白さ9 システム9 没入感8.5 エロス9)
▲ごく序盤で知り合い、仮契約することになった竜人族の神彩・ルーシー
個人的には過去作「魔王のハーレムは冒険者町にて」の様なライトなエロゲだと思っていたのだが、遊んでみればRPG・SLG要素が高くやり込み要素まであってビックリ。
タリスマンの作成・強化では「ファクター」と呼ばれる、「攻撃力+5%」「状態異常回避率+3%」といったボーナスが複数付与され、同じ武器や防具でもファクター次第で性能がガラリと変わる。
▲ゼロから装備を作る「新規作成」と、装備を強化する「武具強化」がある。作成時にファクター1つ付与、強化する度に付与されていく
▲ファクターをすべて引き継ぎ、バスタードソードがクレイモアに進化
主人公自身の「クラフトLv」が上がるほどより強力なファクター(攻撃力+20%など)がランダムで付与される。特定のアイテムで任意のファクターを付与することもできるようだ。もうこの時点で「最強の装備品作り」というロマンがある。武器だけでなく防具も作れる。
▲拠点となる王都ウェンディ。1日に朝・昼・夕・夜の4つの時間帯があり発生するイベントも異なる
ゲームとしての基本は王都ウェンディを拠点とし、オレンジアイコンのイベントを拝見していくことでストーリーが進み、各地のダンジョンや拠点が開放されていく。各ヒロインとの絆を深める(エロ含む)イベントも発生する。
ダンジョン踏破イベントもあり、その際はハンターズギルドで関連したクエストを受けておこう。
▲ダンジョン攻略のついでにクリアできるクエストが多い。ハンターズギルドでは換金素材を売ったり、一部の素材を購入したりも。序盤は「イエローの魔力片」が枯渇しがち、買ってもいい
▲全体マップ。ここから各地のダンジョンや施設へ。移動するだけで結構な時間(3日とか)がかかる
▲王都の北・聖樹の洞窟へ向かおうとすると、入手できる素材や移動と探索にかかる時間を表示。足りない素材集めの際に役立つ
▲体験版範囲でのダンジョン探索は主人公1人行動、製品版ではヒロインを1人同行可
ダンジョンはノンフィールド、配布されたカード4つから3つ選択することでイベントを決定する。
▲戦闘も自動進行、AGゲージが貯まり次第攻撃する。敵のChargeゲージ、主人公のSPゲージがMAXになると大技を放つ。アイテムは任意で使用可能だがクールタイムあり
イベント消化後またカードで次のイベント選択、の繰り返しで最奥のボスを目指す。ダンジョン内セーブ不可。
▲最奥に到達すれば「ボスバトル」クリックでいつでもボスに挑める。逆に探索・ザコ戦をずっと続けて素材集やレベリングも可能、1度の探索で出来る限り素材を集めるのが吉。ポーションはそこそこ持っておくといいかも
ダンジョンパートは探索・戦闘共に速度を4倍まで上げられる。また「オート探索開始」を使えばイベントカード選択含め完全オートプレイとなり放置も可能だ。スマホゲーの様な手軽さと遊びやすさも備わっている。
各種素材の入手確率は所持数が少ないほど高くなるため、予め作成や売るなどして所持数を減らしておくと効率がいい。作成・強化で必ず必要になる各種「インゴット」はいくらあっても困らない、ダンジョン探索前にたくさん作っておこう。インゴットは作成数を小分けにせず一気に大量に作る方が時間の短縮になる。
▲商品販売画面。主人公用の武器・防具を強化して余った素材で適当な装備を作成し販売するのがセオリー
▲販売登録した商品は時間経過で売れる。金策の基本。より強くファクター付与の多い装備ほど高く売れる
販売やハンターズギルドでの素材売却などで得たお金で工房をレベルアップしていくことで、作成可能なタリスマンが増え、主人公の知名度(画面右上の二つ名)も上がって販売価格が高くなる。とにかく稼いで主人公自身の装備を強化しつつ工房もレベルアップしていこう。
戦闘に関して。ダンジョンでの自動戦闘の他、イベント戦ではターン制コマンドバトルとなる。攻撃開始前に各自がターン消費なしでスキルを使用できるのが特徴だ。
▲イベント戦。「攻撃開始」アイコンをクリックすると各自通常攻撃を行うが
エロに関して、体験版でのエロはほんのさわり程度。4人のヒロインの内3人のヒロインと出会い胸を揉みしだくイベントまで、あとはサブヒロインとの本番イベントの4つのみ。
▲雷の神彩・ルーシーはやはりお姉さん。その余裕面、崩してやりたい
製品版では、神彩と一緒にダンジョン攻略できて、ダンジョン内でイチャついたりエッチしたり。
▲イチャつくイベントカードがあるようだ
身体検査と称しておさわりエッチモードになって、そのままエッチバトルモードに突入したりもするようだ。安全日・危険日で妊娠要素も。
各ヒロインごとに基本CG30枚で4人=120枚!!更にサブヒロインとのエロシーンも結構あるようだ。
▲体験版で拝見できるタリスマン屋のシャーロとの長尺本番。捗った(何が
というRPG要素も高いSLG。ダンジョンでガッツリ素材を集め、工房でどっぷりと強化、作成して販売するというサイクルだけでゲームとしては成立しており、神彩やサブヒロインとのイベントボリュームも全部で基本CG250枚(内エロ164枚)とかかなりのもの。CVはヒロインとのエロシーンのみのようだ。
最後に、主人公の立ち絵が装備品で変化したらカッコよかっただろうなぁ、せめて武器だけでも。あと、何気に専門用語が多く特にタリスマン・工房関連についてはチュートリアル次点では入ってこなかったが、ヘルプも充実しているしすぐ慣れるかと。
夢子「お取り扱いサイト様です」
DLsite 4,800円(税抜)
FANZA 4,800円(税抜)
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