妻獲り迷宮~シェラリィドの異種姦終身刑~ 体験版感想・レビュー
「グアラロドン」という頭に角が生えた戦闘種族の名家の出であるシェラが主人公のMV製RPG。魔物に敗北し調教され孕み、公開出産の刑に処されたのちに追放された三姉妹の姉二人、その三女である彼女は採取クエスト中に妙な魔物に「克己の呪い」をかけられてしまい、呪いをかけられたものが処される「ダンジョン」へと送られる。ダンジョン奥にあるという薬を手にすれば呪いは解けるが、そのダンジョンは呪いをかけられた者の奥底に秘められた肉欲が発現、敵に敗北するほど、また周到に用意されたトラップにかかるほど肉欲に捕らわれていく負の連鎖のダンジョンなのだ。果たしてシェラは無事ダンジョンを踏破できるのだろうか?という感じの導入を経て本編スタート。「女主人公が弱体化していく様を徹底的に楽しむ」ということにスポットを当てたエロRPGだ。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8 システム9 没入感8 エロス9)
▲姉二人はそれぞれ魔物に敗北、調教・孕まされ公開出産の刑に処されてしまう。出産したのちに街から追放、その後街付近の混血魔物が増えたという…
▲メガロス家三姉妹の三女シェラ、クエスト中に謎の強大な魔物に襲われ
▲倒れていたところを通りかかった冒険者に救出されるも、「克己の呪い」を受けてしまっていた
▲呪いを受けた者が送られるダンジョン。ダンジョン周辺には教会が管理する宿泊施設(拠点)などがあり、敗北するたびに拠点に戻される
▲宿泊施設内では同じくダンジョンに挑む呪いを受けた者たちから情報が聞ける。このダンジョンは挑む者の精神の根底にある肉欲や恐れるもの、忌避するものを敵やトラップとして発現するとんでもないダンジョンだ。つまり「克己の呪い」とは「己に打ち克つ試練」でもある
▲この呪いは「嫁獲り迷宮の呪い」とも呼ばれている。要するに挑む者の精神的弱点を突きまくってるダンジョンともいえる
▲ダンジョンに挑む者の多くは既に浸蝕されている。挑めば敗北し、そのたびに…
▲初期状態では様々な「加護系永続ステート」が付いているが、それだけで処女クリアできるほど甘くはない
▲メニューから膣・子宮・卵巣の犯されランクも用意されている徹底ぶり。ヒロインが弱体化していく様を記録としても多角的に楽しめる
▲自室のベッドで休むと攻略スタート!以降はひたすらダンジョンに潜っていくことになる
本作の主人公・シェラはデフォ状態から強くなることはない。戦闘でのレベルアップもないし装備品での強化もないのだ。つまり攻略としては「如何に弱体化せずダンジョン最奥まで踏破するか」ということになる。ただし道中倒しても特にメリットはないザコシンボルが邪魔をするし、間違えば即エロステ上昇、その積み重ねでBAD系永続ステが付くトラップ等のギミック、一定の手順を踏まないと挑む限りどんどん弱体化するギミックなどなど、基本主人公をエロい目にあわせて弱体化させてくるゲームだ。まぁ初見ではエロられまくりなるだろうな。
▲ダンジョン第一層。触手シンボルと接触しても戦闘にはならんが、初見のみエロステ(マゾヒズム+、自尊心-)が変化。基本的にマゾヒズムが上がる、自尊心が下がると他エロギミックも発動しやすくなる感覚。この二つが他エロRPGの「淫乱度」みたいな役割じゃなかろうか
▲敵複数ザコ戦は魔法・紅蓮地獄がメインになる。ダンジョン内でも全快スポットはいくつかあるが、MP上限が100と少ないのだよなぁ。たまにザコ戦でもHPが段違いの強敵が混じっていたりで気を抜けない。主人公のHPは結構多め、回避も多いがたまに刺さる被ダメが割とデカいゆえ侮れん。ちなみに戦闘で勝利するとマゾヒズム、自尊心がちょっと回復するためそういう意味で戦う意味はある。ちなみに戦闘エロもあるが、序盤の加護のある状態ではエロられることはまずない
▲序盤は加護のおかげで楽。本来ダメを受ける瘴気の沼で被ダメなしどころか回復するという。エロ過ぎて加護が無くなれば…
▲眼下にうごめくモンスターハウス。飛び込むと敵複数との連戦(最低でも5連戦)。MPは持つか…?
▲エロステあがりまくり。敵に敗北した場合含め、長いエロシーンを経るとこんな感じに
▲1・2階層エリアで敗北した場合のエロシーン。これを見ると体験版終了、というかどうやってもこれを見る展開になるな、体験版は
初回から処女クリアを狙うなら、こまめなセーブは必須となる。ギミックに関しては全てのシンボルに「CHECK!」という吹き出しが付いているため、調べる前にセーブしておけばいいだろう。まぁサークルさん的にも初回処女クリアを目指したい紳士向けに攻略を用意してくれている(サークルさんツイッターのトップツイートにあるらしい)。
まぁ本作の楽しみ方としては、冷静ではあるものの自信はあり、実際ザコと戦っても強い主人公が様々なエロ(それも主人公の忌避する・恐れる状況、または奥底に秘めた肉欲)で弱体化していく様を楽しむ作品だろうなぁ。
またエロシーンでのテキストが官能小説レベルでねちねち・豊富な語彙表現、じっくり読んでいると気付けば息子さんが元気になっているという、大変クオリティの高いもだった。え、このサークルさん一体何者!?と作品紹介文をしっかり読んだら「ノクターンノベルズ」の犬侍氏がメインシナリオを担当しているらしく。まぁぶっちゃけ我輩氏のノベル読んだことないけども相当な手練れらしいな。エロいわぁこれ。
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