淫靡の国のアリス 体験版感想・レビュー

RPG

淫靡の国のアリス
むらさきにゃんこバー  RPG  1,500円(税抜) ※ショートレビューです
【基本情報】♀主人公 ツクールVX製 バランス型 難易度:やり応えあり
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感9 エロス7)
【ゲーム情報】シンボルエンカウント ターン制コマンドバトル 1vs1~3
逃走コマンド100% キラキラにアイテムあり Shiftダッシュ
メッセスキップあり セーブはいつでも 戦闘DEエロ:なし エロステ:なし
UI独創性:やや高い バトル独創性:やや高い

不思議の国のアリスにいろいろぶっこんだ独特の世界観が魅力

とある男子学生が図書館で本の中に吸い込まれ(?)てしまい、女体化した姿で
その世界から脱出を図るRPG。セリフはモノローグ以外ないタイプの主人公だ。
彼が吸い込まれた本のタイトルは「不思議の国のアリス」。金髪碧眼のアリスの姿で、
不思議の国ならぬ「淫靡の国」を探索し立ちはだかる者達を倒しつつ脱出の手段を探そう。

淫靡の国のアリス

基本的にはフラグを立てながら先に進める王道タイプなのだが、マップチップやNPC、
世界観が「不思議の~」チック、いや、それ以上にミステリアスといえる雰囲気が
特徴的。NPCが「ランプ男」「キャベツ男」「話す花」「壁に埋め込まれた男」など
奇妙で、大勢の人が列車を待っているものの列車は常に素通りする駅、果ての無い線路、
序盤の「白うさぎ」を追いかける展開など不思議の~オマージュだったりそうでも
なかったり、とにかく独特な世界観。

かと思えば夜はチンピラが徘徊するスラム街、ゾンビの蔓延る地下通路など同人RPGで
お馴染みのマップもあったり、しかしただカオスというのとは異なる
ごちゃ混ぜ感がグッド。

きのこを食してミニマム化・ビックサイズ化などFF3を彷彿とさせるギミックマップでは、
サイズによってこちらの強さも変化し、ミニマム時にビッグサイズの敵と戦うと
死ねるとか、逆にビックサイズで通常サイズの敵は楽勝とか、意匠が凝らされていて
次々と新しい展開が面白い。

と聞けば奇抜なゲーム設計に思えるかもしれんが、実は地道にザコシンボルを倒し
しっかりレベルアップが必要な設計で、且つ敗北するととある施設からのリスタート、
そこの敵シンボルを倒すとかなり経験値とお金を稼げる救済措置(やりすぎるとバランス
ブレイカーになりうるが)もあるなどプレイヤーに対する配慮がしっかりなされていて
感心する。ちなみにその施設を脱出すると、敗北直前マップに戻る。

淫靡の国のアリス

戦闘ではしっかりレベリングすれば通常攻撃でも押していけるが、敵の姿や知性が
人間に近い程効く「エロ技」(キス、ハグ、フェラなど)を使えば効率よく倒せるだろう。
ただ、エロ攻撃はテキストのみでカットインCGなどは無く、敗北エロも無し。

エロは「淫乱指数」上昇(エロ技使用やイベントで上昇)によるイベント、特定コスでの
売春などがメインぽい?確認しなかったが、ボス戦では敗北エロもあるかもしれん。
また製品版では、男の敵を女体化させることもできるとか。エロCGは基本44枚。

淫靡の国のアリス

体験版総合的に

一見奇抜な感覚のRPGで、フラグ立ての謎解きも若干難しめだが、安定した楽しさも
内包している良作じゃなかろうか。体験版プレイ時間は1時間半位。
同日に良作エロ重視RPGが被ってしまい埋もれちゃいそうである;

まぁ絵の好みもあるだろうしなぁ。個人的にはこの絵とエロのギャップ、TS主人公で
且つセリフ無しな点がツボった。敵グラは全て(同人スメルで味のある)オリジナル、
目を凝らさないと見えない位小さい虫を潰す要素や紅茶を飲むと尿意を催し、
時間経過で漏らしちゃう要素なんかもあるぞ。

<追記>
コツコツとVerUPを重ね現在Ver1.6 初期Verと比較するとCGありイベント8種追加、
サブシナリオ追加、新エリア追加、モンスター図鑑追加等、かなりパワーアップ
<追記>
クリア後新規ダンジョンも追加された
<追記>
全回想シーン開放!

撫子「こんな紳士におすすめかなぁ?」
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淫靡の国のアリス

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