悪魔を誘う唄 体験版感想・レビュー

ACTARPG

悪魔を誘う唄
悪魔を誘う唄  当方丸宝堂  ACTRPG  1,600円(税抜)
【基本情報】♀主人公 アクションエディター製 バランス型 難易度:やり応えあり
【体験版評価】8.8/10点 (面白さ9 システム8 没入感10 エロス8)
【ゲーム情報】以下操作キー
Z…攻撃(能力アップで最大3連) C…ジャンプ S…ガード X+A…アイテム選択
A…アイテム使用 V…ステータス表示 F…魔法切り替え D…魔法使用
メッセスキップなし Xでイベントスキップ セーブはワールドマップで
UI独創性:普通

オーク族が席巻するドルガー大陸を巡る争乱の歴史 ここに終幕

Damned, Kill me!!〜くっ、殺せ! オークと女騎士の物語〜」に始まり、
スピンオフ作品「コボルドの家畜騎士」を経て、ドルガー大陸の争乱の時代を描く
「悪魔を綴る唄」シリーズ最終章。
シリーズ全体としては様々な種族が生きるドルガー大陸数百年の歴史綴る巨大な基礎が
築かれたストーリー・背景・登場人物が魅力的で、同人ゲームでここまで壮大な作品は
そうお目にかかれないだろう。

故に本流であるストーリーがたった2作(コボルド~はあくまでスピンオフであるし)で
一足飛びに語られてしまっているのが非常に残念でならない。このスケールであれば、
まだまだいくつものエピソードを描けたはずである。逆にたった2作+補完1作で
これほど風呂敷を拡げてきちんと畳んでいるのもすごいのだが。
とまぁこんな感じに我輩にアツく語らせるシリーズであり、本作ひとつをとっても
実に濃い作品になっている。

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ゲーム開始時に能力値を好きに割り振れる 拠点で振り直しも可

「悪魔を誘う唄」体験版では

オープニングステージと、オークの統べる街のイベント、そこから行ける
ステージまで。プレイ時間にして2時間程。アクションDEエロ数種、敗北での娼館エロも
数種類拝見できる。1作目の体験版は中盤までと遊べ過ぎたが本作は序盤までだ。

二人でワンセットのイーディスとレナ 彼女らの目的

本作のストーリーとしては、暴虐なるオーク族が最盛に至った原因であるオーク王
ドルガン・ノフ、そして彼と契約し力を与えている悪魔王を撃ち倒すというもの。
きゃつらを成敗する主人公はかつて「流浪の姫騎士」と呼ばれた人類最古の英雄と
彼女と契約した悪魔王の妹。

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悪魔と契約した者はその悪魔の上位にあたる悪魔には絶対服従。そして全ての悪魔は
悪魔王を源流に持つ。しかし悪魔王の妹の契約者たる流浪の姫騎士は彼らに
刃を向けることができるのだ。異端の悪魔契約者・ファティマ(くっ殺の主人公)の
反乱から数百年後の世界でイーディスとレナは動き始め、オーク領に侵入する。

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新しい敵が現れるとHPと攻撃力が表示される

前作同様ACTゲーとして非常に秀逸 万人向けの難易度になった

アクションエディター製でUIなどはクラシックな雰囲気だが、アクション性や
レスポンスは前作同様すこぶるいい。ワールドマップからステージを選んでクリア
していくタイプで、セーブは基本ワールドマップ。一度クリアしたステージにも
再度トライしてレベリングやお金稼ぎが可能だ。

前作が残機制だったのに対し本作は残機制を廃止、即死穴がなくなっている。
また凶悪だったギミックもライトなものばかり(体験版範囲で)で、且つボス含めた
敵もそんなに強くなく、全体的な難易度はかなり下がっていると感じる。

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Z攻撃モーション 成長すると最大3連撃可

最初はアクションの多さに「覚えきれんわ!」と思うかもしれんが、まずはZ攻撃、
Cシャンプ、Sガード、これだけ覚えておけばいい。ガード中は後方からの攻撃も完全
ガードするが一定時間しかガード状態を保てず、ガード後は数秒ガードが使えなくなる。
操作に慣れてきたらX+Aでアイテム切り替え、Aでアイテム使用、など随時必要な時に
覚えていくべし。そのうち派手で強力な魔法攻撃なんかも使える様になる。

敵を倒して経験値を得ればLVUP、また敵を倒して得た「ソウル」で各種能力値を
伸ばしていけるのだが、攻撃力や防御力などの他、移動速度やジャンプ力なども上昇可。
ジャンプを上げていけば2段ジャンプも可能になり、クリア済みのステージで
行けなかったルートを進める様になったり。そこは最初に進んだ下方ルートとは
敵の強さが全然違ったり、貴重なアイテムがあったりと、探索要素も濃いのだ。
魔法もソウルを消費して覚える故、ソウルを稼ぐ程に強く爽快なACT性設計だ。

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たまにクソ強い敵も混じっている故倒そうと思わない様に

1ステージは数エリアで構成され結構長いんだが、途中一度ワールドマップに抜けられる
(セーブできる)ポイントがありステージ途中から再開できたり、全回復できるポイントが
あったりと遊びやすさにも配慮されている。ちなみに敵が視界に入ると敵のステータスが
しばらく表示されるのだが、よく見ると他ザコより明らかにクソ強いザコも混じっていて、
初見では倒そうと思わない方がいい。この辺り「しっかり敵の情報を見て進んでね」的な
サークルさんからのメッセージであり、当初敵ステータスを見ていなかった我輩は
何度かアボーンorz難易度は万人受けになったがこの辺り実にサークルさんらしいなぁ。

悪魔を誘う唄

当方丸宝堂節ともいえる、快楽堕ちとは無縁な容赦のない陵辱描写

エロに関しては、敵の攻撃でダウン→レバガチャ復帰が間に合わず敵に接触されると
アクションDEエロ。一度エロになるとフィニッシュされるまで抜け出せないものの
特にデメリットはない。エロ中はズームイン・アウトが可能だ。このアクションDEエロも
イイモノだが、本作のエロの真骨頂は敗北してオークに捕われてからだ。

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客が待つ部屋へと入り身を売ると5000のソウルを得られる

オーク族娼館の娼婦として扱われ、プレイヤー自ら客間を選んで入り(堕ち具合によって
入れる部屋は限定される)、オーク相手のCGエロシーン。何度も何度もエロしないと
娼館からは脱出できないのだ。が、その間にイーディスの心と矜持はどんどん
すり減らされていく。強制される娼婦業務は容赦ない陵辱に同じ。
だがこなさなければここから脱出できない。もう嫌だ、やめてくれ!と願う彼女に
容赦ないエロ描写こそがこのサークルさんの持ち味であり、サークルさんのファンは
安心していい。当方丸宝堂節は健在だ。

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何度か(5~6回位?)客をとると脱出できるようになる

各ステージのアカシャの欠片 隠されていることもある

各ステージにはコウモリの様な、一見「これ触れちゃイカンやつだろ」的な
シンボルがある。これは「アカシャの欠片」というアイテムで集めていくことで
様々な恩恵がある。例えば本作にはエロされた回数でEDが3種に変化するが、
欠片を集めることでエロ回数をゼロにリセットしたり。その他にも様々。
が、わかりにくい隠された様な場所にあるものもある。ステージをよく探索するべし。

体験版総合的に

前作に比べ難易度が低くなったのは個人的に残念だが、ACTとしての間口はかなり
広くなり、万人にオススメできる作品になっている。そんなにシナリオが重要な
シリーズならこの作品からじゃ理解できないよ!と思う紳士も安心。
なんと前作「くっ、殺せ!」のストーリーはおびただしい数のスクショで全て
同梱されている。順番に見ていけば前作ストーリーは全て把握できるのだ。
ぶっちゃけこれだけで1作のビジュアルノベル的なボリューム。スピンオフの
「コボルド~」は1作目の外伝的なストーリーである故未見でも問題ないかと。

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愛の伝道師「ケシオン」と名乗るオークが作った種族混合の街 ここが拠点となる

ここ数十年でオーク族の中から概念的な「愛」を知った者達が出てきて、
彼らは同じオークの中でも率先して人間などの他種族を救い、その為には同族との
戦いも辞さない。彼らのリーダーは「愛の伝道師」とサムイ通り名を自称するが、
これがまた深い。うむ、やはり分厚い読み物の序章を読み終わった感覚に近いな。

次回作は全く別物を企画されている様だが、いつか本作の更なる補完的な作品を
願うばかりである。このまま押入れにしまうのは惜しい風呂敷な気がする。

撫子「こんな紳士におすすめかなぁ?」
最上位たる悪魔がオークに穢される 恥辱 異種姦 背徳

夢子「お取扱いサイト様です」

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