性拓三妹~ポルルカ色欲物語~ 不志陀羅亭 非戦闘生活系RPG 2,000円(税抜)
【基本情報】男(の娘)主人公 ウディタ製 エロ&シナリオ重視 難易度:普通
【体験版評価】8.8/10点 (面白さ8 システム9 没入感9 エロス9)
【ゲーム情報】農作業や釣りなどでお金を稼ぎつつエロしてストーリーを進める
デフォルトダッシュ メッセスキップあり セーブは自室で UI独創性:高い
■INDEX
NPCにタイムテーブルがあるリアルタイム生活系RPG
主人公は闇市場で奴隷として売られていたファイ。一見男の娘な華奢なショタ。彼が奴隷となった経緯は不明だが、たまたま闇市場に来ていたルドゥが弱っているファイを見て引き取ることに。ルドゥはとある島のポルルカ村で姉妹と共に雑貨店を営む自称天才発明家。店の運営はルドゥを長女に据える三姉妹の三女マナがしきり、次女アイラはもっぱら仕入れと力仕事を担っている関西弁娘。
三姉妹は快くファイを受け入れてくれて家族の様に接してくれる。数少ない村民達もファイを快く受け入れてくれた。ただ妹達には話していないが、ルドゥは父のこさえた借金により店の権利書を担保にとられ、店を守るために必死なのだ。当の父親は夜逃げしたきり…ファイはよくしてくれる三姉妹の為出来る範囲で頑張る。しかし物語は次第にキナ臭い方向へと… 過去作「デルタシリーズ」と世界観を共有し、プレイしているならニヤリとできる。
「性拓三妹~ポルルカ色欲物語~」体験版では
オープニング、序章、1章「ルドゥと一緒」、2章オープニングまで、1時間半強位だったか。サークルさんの体験版としては最大のボリュームでは。エロは…4シーンか?大半はルドゥ発明のオナホによる搾精シーンだが、最後にルドゥとの本番あり。
ゲームの基本の流れ ただのイベント探索RPGではない
まず舞台となるのはポルルカ村のみ。少なくとも体験版では。ゲーム内では常に時間が経過し、行動できるのは8:00~24:00の16時間。
24:00になると強制的に三姉妹の雑貨店2Fの自室に戻って就寝となる。三姉妹を含めた村のNPC達は独自のタイムテーブルが設定されており、時間帯で居場所が変遷していく。
▲1章ではルドゥのみ連れ歩ける 章が進めば他アイラ、マナも選択可能に
本作はゲーム内時間の流れが結構早めである。我輩の体感ではゲーム内での1分がリアル0.7秒~0.8秒位。ちょちょっと計算するとゲーム内1時間はリアル時間にして長く見積もっても48秒。つまり放っておくと起床から強制就寝まで13分弱。農作物や釣りなどのイベント中も時間が流れ、更にコマンドを実行したり、釣りで魚がHITした際には一定の時間がプラスされる。メニューを開いている間や会話中、特定イベント中は流石に時間はストップするが、実質1日のプレイ時間は10分にも満たないだろう。トイレに行く、他作業をする場合は必ずメニューを開く!
▲男女マークはエロ、左のひし形マークはサブイベント
見落としがちなサブイベント類
村人の人数は多くは無いもののストーリー進行度によってタイムテーブル自体が変化していく故面白い。三姉妹の位置と各種イベントはマップで確認できる。ストーリー進行上必要なイベントは比較的長い時間帯でマップ上に記され、エロイベントも本作では必須イベントとなる。ただし、ストーリー上必須でないサブイベントは極短い時間帯にしかマップ上に現れないものがあり、各時間帯でマメにマップを確認しないと見落としてまう。
毎日のルーチン作業(お金稼ぎの為の農作、釣り、ルドゥの手伝いなど)をしながらマップを細目にチェックするとなると結構忙しく、どの辺がスローライフ!?とツッコミたくなったが、時間が忙しく流れるものの日数制限は特にない。
故にマメなマップ確認でイベント発掘は必要だが、見つけても焦ることはない。余裕が出てきたら消化すればいいワケで、そう考えればスローライフ。サブイベントは各キャラの背景を掘り下げるイベントが多く、見ると見ないではキャラへの思い入れが結構変わる。周回プレイで「こんなイベントもあったのか」とまだ見ぬイベントを発掘していくのも本作の醍醐味じゃなかろうか。
QTEなミニゲームイベント
朝起きたら、まずは三姉妹の雑貨店兼住居の脇にある畑の世話をしよう。畑には種を任意で植えることができ、毎日水やりをすることで数日で収穫可能になる。ただし雨の日は水やり不要。
また、3×3マスのどこにどの種を植えるかで、収穫した野菜の価値が変わる。麻雀の役の様なものだ。例えば全マスに同じ種を植えると「同一色絨毯」という役が発動し、できた野菜は1.2倍の価格で売れるのだ。
村そこら中にある池や川で好きなだけ釣りをしよう。HITしたら制限時間内に指定された方向キーを入力成功すれば釣果を得られるQTE。エサは購入する必要があるが、釣った魚を売ればその数倍のお金を得られる。ちなみに↓向き方向にしか釣りができないのはやんごとなき事情があるのだろう(笑
1章「ルドゥと一緒」ではルドゥに話しかけPTに加えることで、雑貨店の1F・2Fそれそれで彼女の発明の手伝いをしよう。
1F・2Fの作業共に制限時間内に方向キー入力、←→キー連打、動くバーをメーターの中央で止めろ、などここもQTE。おそらく2章以降、次女アイラ、三女マナと絡んでいく際にも似た仕様のQTEが待ち受けているかと。
目標値を達成すればボーナスでお金が上乗せされるが、目標値を達成するにはコツをつかむ必要があり結構難しい。
まぁQTEに限らず効率よく稼げなくても地道にお金を稼げばストーリーは進むし、プレイヤーのペースで遊べばいい。しかしこれらのQTEと目標値はゲーマーのチャレンジャー精神をうまいこと滾らせやがる!
何も考えず延々と釣りをするだけでも結構稼げる。大物は夜に釣れやすいらしいぞ。釣りは時間帯と場所で釣れる魚が異なり、一定数図鑑に登録される毎にお金を得られたりもする。
ドットアニメなエロは演出が効いている
このサークルさんと言えばドットアニメ!エロに限らず、本作ではほとんどのストーリーイベントがドットアニメ劇場的な動きのある演出を見せる。ウディタ製にしてはデフォ画面解像度が結構デカめで、ドットアニメ劇場部分のドットが若干ボヤケ気味なのが少し気になったものの、エロではSEや「ぐちゅっ」などの文字アニメーション、断面図アニメーションが効果的で、ぼやけ気味とはいえでっかいドットアニメでかなりのエロス!
▲一章はややMなエロが多い ルドゥは実験となると容赦なく連続で搾ってくる
あとシチュがいいなぁ。1章ではルドゥがとある組織から依頼されている「男性から効率よく精子を集める器具」の実験体としてファイが身を挺す。当初はオナホっぽい器具で実験され、しかしその器具がクライアントの要望を満たせず、ファイのチ〇ポの弱点を調べつつ搾精最適化を図れる器具を模索、最終的には見事クライアントの期待に応え、その過程でルドゥと本番エッチも。
2章ではアイラとの絡みがメインになるが、エリート学園に通っているアイラのライバルがファイに一目惚れ、アイラとファイ争奪戦を繰り広げる…!
三章は女子力の高い三女・マナとラブラブ…なのか!?三姉妹それぞれに惚れている村の男もいる故、ある意味寝取りハーレム。
残念(?)ながら寝取られはない様だ。
そもそもルーチンにイベント確認に忙しい本作、四章以降三姉妹イベントが入り乱れる様になったら、ものっそい忙しそうだな…
体験版総合的に
まー1日はせわしないが、ゆっくり日数をかけて全てのサブイベントを堪能し世界観や村人の関係を掘り下げて理解、ルーチンをこなすのがすげー楽しい!当初は忙しいだろうが慣れればスローライフをじっくり楽しめるだろう。風でなびく草花などの立体感と繊細さのあるグラフィックにも注目してほしい。
セバスチャン(デルタシリーズ常連のロボ商人)も登場し、リネルの欠片と交換で秘密道具を得られるぞ。
ファイがどういう経緯で奴隷になったのかも、おいおい明らかになっていく。そして彼がただの奴隷ではない、ということも。全てが高水準でバランスのいい、非戦闘生活系RPGのお手本となる様な逸品。
撫子「こんな紳士におすすめかなぁ?」
和姦 ラブイチャ おねショタ 男の娘 ドットアニメ エロ重視 シナリオ重視
夢子「不志陀羅亭様の過去作です」
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