Crystal Mahjongg　体験版感想・レビュー

SPLUSH WAVE　　麻雀RPG　　1,800円(税抜)　CV:あり
【基本情報】♀主人公(名前変更可)　その他製　エロ重視　難易度:普通
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ7 システム9 没入感8 エロス8)
【ゲーム情報】インストール必須(約1GB)　麻雀バトル　複数VS1　逃走コマンドなし
メッセスキップあり　セーブはいつでも　UI独自性:高　バトル独自性:高
操作はマウスで全て可能

ギルガメッシュが主人公　光と闇のルートありの麻雀RPG

SPLUSH WAVEさんのFFネタ麻雀RPGである。麻雀RPGといえばこのサークルさんの
専売特許、人気も高いが、ここ数年は「Dragon Mahjongg」シリーズのみで、
FFネタは「究極幻想麻雀PLUS」以来実に5年振り。本作では初代FFから14までの歴代ヒロインや
主人公キャラ、敵ボスキャラが登場し、FFスキーならノスタルジィに浸らずには
いられない垂涎の作品だ。

主人公はギルガメッシュ、ゲーム開始時に光・闇、どちらのルートで始めるかを
選択するが、どちらに進んでも途中からお互いのルートを行き来可能。
光から始めてある程度進めると、強さとPTそのままに闇ルートを進め、また光ルートに
戻る、という感じで進めていく。

▲光ルート　▼闇ルート　ワールドマップの作り込みは過去作より低い

ギルガメッシュと仲間になったキャラはCPを消費して各自のクリスタルボード
(FF10のスフィア盤)で能力強化やアビリティ修得が可能だが、過去作に比べると
アビリティ数や仲間になるキャラ数が少ないなど若干やり込み度は低くなった反面、
麻雀ルールを知らん紳士でもPT編成やアビリティの使い方次第で「おまかせバトル」
のみで勝利可能な間口が広さがある。

▲配牌が悪いとゴチる(笑敵味方のセリフが多いのが楽しい麻雀バトル

▲敵ガードブレイクで好きな牌をツモれる

麻雀バトルの基本は、捨て牌毎にPTの攻撃力に依存したダメで相手のガード値を削り、
ゼロにすれば次のツモ時に好きな牌をツモれてチャンスが拡がる。
序盤は圧倒的にこちらの攻撃力が高く何度も好きな牌をツモれたが、ある程度進めると
先にガードをゼロにされるシーンが増え、ケアルなどの回復アビリティも重要になる。
相手のガードを削りつつ、麻雀を有利にする任意のタイミングで使えるアビリティも
あり、イカサマありきの麻雀はいつも通り。相手の持ち点ゼロで勝利だ。

▲リーチ一発アビリティを使えばペンチャンだろうが単騎だろうが待ちは関係ない

ライトニングの「ルイン」でテンパイ率高めつつ、リーチ時にはギルガメッシュの
「ヒットジエンド」で一発ツモ＆裏ドラ！で序盤は安定。更に配牌時にユウナの
ツミコミ→ギルガメッシュの配牌4枚交換で俄然有利、しかしアビリティ使用には
麻雀中に貯まる「BP」が必要で、最初から使えるわけではない。また、敵がこちらの
配牌を入れ替える・破壊するようなアビリティを使ってきたりと、イカサマの
仕掛け合いがアツイのもいつも通り！かといってプレイヤーの雀力がないがしろに
されることもなく、上手いプレイヤーであれば確実に有利になる。

▲ユウナのツミコミは非常に強力

体験版を遊んだ限りではこれまでの麻雀RPGに比べて難易度は低く、サクッと勝てる
爽快感、テンポもいい。これでもか！と歴代FFキャラが仲間になるのも醍醐味だ。
本筋のストーリーは薄いものの、ティファとクラウドなど特定キャラにはﾆﾔﾘとできる
演出が用意されているのも好印象。

エロは♀キャラバトルに勝つとギルガメッシュとエロ、その他成長させてエロなども
ある様だが詳しくは不明。光ルートでは和姦、闇ルートでは陵辱気味だが陵辱という程
重々しいエロではない。この点もいつも通りだ。
光ルートでのギルガメッシュは光戦士にエンカウントすると「オレも光の戦士だ！」
と言っても信じてもらえずバトルに、闇ルートでもなんだかんだでバトルしないと仲間に
なってくれないなど、如何にもギルガメッシュっぽい(笑ギルガメッシュの男性声優の
演技もセシルやスコールなどの2枚目キャラに対して3枚目キャラっぽくブラボー！

BGMも過去作に倣い、FFアレンジというかパクッて若干変えたというか(笑
光ルートのワールドマップはFF3のクリスタルタワーアレンジ、麻雀バトルでは
FF6ボスアレンジとか。

最後に参考までに、光・闇ルートでの序盤の相手と仲間になるかどうか。
・光ルート　セルフィ(仲間)→ガーランド(ユウナ仲間)→スコール(仲間)→セシル(仲間)
→ガプラス→セフィロス→選択肢→ライトニング(仲間)
・闇ルート　ユフィ(仲間)→クジャ(仲間)→ゴルベーザ(仲間)→ティファ→クラウド
→ケフカ(仲間)→セルフィ→ガプラス(仲間)→スコール