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人格排泄勇者シルヴィのやり直し 体験版
勇者に選ばれた妹・シルヴィの「守り人」となった兄・ケインが主人公、王女・セシリアとの3人PTで魔王を倒す旅に出る。1周目の旅では魔王を倒したものの傲慢不遜・傍若無人な勇者シルヴィのせいで多大な犠牲を出したことで最終的に彼女は処刑されてしまう。女神にチャンスを与えられた主人公は、1周目で多大なカルマを負ったシルヴィを正しい勇者へと導く2周目の旅に出る…というMZ製のRPGである。
RPGとしてはメインクエストをこなしてストーリーを進め、物語に関係ないサブクエストを達成していくことで攻略が楽になったりエロイベントが発生したり、エロRPGとしてはオーソドックスなタイプだ。戦闘もシンボルエンカのターン制コマンドバトル。
ちょっと他と異なるのはシルヴィの「カルマ」という値と主人公への「好感度」がエロシーンに影響することだ。シルヴィは勇者らしい行動(=クエストクリア)をすることでカルマ値が減少、カルマ値が50未満(デフォ100)になると同じエロシーンで内容が変化する。敗北することでもシルヴィは「人格排泄ゼリー」によって少しずつ人格を排泄=カルマを減らすことができる。人格排泄をRPGに取り入れた作品はまだ珍しいのでは(厳密には人格排泄とはちょっと違う気もするが)。
好感度は上がれば上がるほど主人公からの提案を受け入れNPCエロが増えていき、プレイヤーによっては寝取らせと感じるかもしれない。ただカルマも好感度もプレイヤーの選択次第だ。好感度に関してはシルヴィだけなくサブヒロインの王女・セシリアにも当てはまり、主人公とのエロもあるようだ。
カルマ値でエンディングとルートが変化、カルマ値が低ければグッドなものになるだろうし、高ければ主人公がシルヴィに復讐するようなENDなども用意されているようだ。着せ替え要素もあり。
【体験版評価】8.5/10点 (面白さ8.5 システム8 没入感8.5 エロス9)
オープニング
物語は旅の1周目の最終局面、シルヴィと主人公が魔王城に乗り込み魔王を倒すところから始まる。シルヴィの力は強大で魔王ですら一蹴、しかし彼女はその力の代償としてカルマを負って傲慢不遜になっており、これまでの道のりでさんざん犠牲者を出しただけでなく仲間のセシリアや最終的には兄である主人公ですら犠牲にする。世界を救ったと得意げに王城に戻ったシルヴィはとてつもないカルマを負っていることを罪状として公開処刑されてしまう。
▲女神の啓示で勇者になったシルヴィ。魔王軍による「滅びの波」を阻止するべく、兄である主人公に「守り人」になってほしいと。この頃のシルヴィは兄大好きでとても可愛かった
▲数年後… 勇者として育ったシルヴィは傍若無人なメスガキ勇者に。いざ魔王城へ突入
▲魔王であろうとシルヴィの「禁術」により一撃
▲魔王が呼び寄せた「滅びの波」をシルヴィが禁術で消し去る
▲シルヴィが主人公を連れてきたのは生贄にするためだった…
▲怨嗟の叫びを残し主人公は贄となって世界は救われた
▲ドヤ顔で王に謁見するシルヴィ。王から「同行した王女・セシリアはどうした？」との質問に対しこの返答
▲シルヴィのカルマ値は100オーバー。それが「何に対しどう”失敗”なのか」はよくわからんが
▲少なくとも彼女が犯してきた罪は勇者だとしても許されるものではない、と取り囲まれ
▲公開処刑に
▲それでもこの煽りっぷり。大したもんだ
▲腹パンでわからせる
▲フェラでわからせる
▲中出しでわからせる
▲「豚」の焼き印でさんざんわからされた後
▲偽勇者として処刑されてしまった…
その一部始終を見ていた主人公は「勇者を導く女神」にやり直しのチャンスを与えられる。「時の水晶」により旅の始まりの場面へタイムリープ(ちなみに本編中も時の水晶を使う(任意)と強くてニューゲーム可)。
▲女神曰く、シルヴィがあのようになったのは「禁術」の使い過ぎが原因だと
▲シルヴィの魂にたまりにたまったカルマを削るには、人々の願いを聞いたり勇者として正しい選択をすること。仲間を裏切ったり無関係の人々を巻き込んだり、何より禁術の扱いに気をつけないとカルマがたまってしまうと
▲2周目の冒険では、なんとなく覚えている1周目の記憶を頼りにシルヴィを導きつつセシリアと3人PTで冒険していく
▲旅の始まり、王との謁見から2周目スタート
▲メニュー画面。1周目もこの3人で旅を始めたはず、だが最終局面でセシリアはいなかった。彼女はどこで脱落したのか。ところで姫騎士がサブヒロインとかなかなかないのでは
▲エロステ1P目はシルヴィ
▲2P目はセシリア
ゲームの基本の進め方
基本的にはメインクエスト、サブクエストをこなしてカルマ値を下げていくプレイになる。メインクエストのみクリアして物語を進めることでもカルマ値は下がるが、多数あるサブクエをこなしていくと更にカルマ値を下げることができ、攻略に役立つアイテムやエロイベントも増える。逆に言えばメインのみこなし禁術を使ったりすることで、1周目同様傍若無人なシルヴィのまま進めることもできる(=復讐ルートへ)。
▲全体マップ、エンカなしで移動して目的地へ。エイン城下町からスタート。左上には受けたクエスト(サブく含む)の内容が表示されているが、まず最初のメインクエは「女神の丘」で勇者の剣を入手すること。メニューから受けたクエスト一覧を確認可
▲本のアイコンのNPCからサブクエを受注できる。白は未受注、赤は受注済み、黄は達成
▲主人公用装備「ゴブリンの弓」は全体攻撃可で序盤は結構有用
▲女神の丘へ。クリスタルで回復・ダンジョン内ファストトラベル
▲高速戦闘も可能でサクっと、レベリングも捗る。少しレベリングすれば進めるややライトな難易度
シルヴィは勇者だけあって最初から強い。が、レベルがあがれば主人公はパラディンっぽく育ち且つ全体攻撃可能な弓を唯一使えるし、セシリアはMPに秀で物理特技は使えないが回復・攻撃魔法が充実していく
▲無事勇者の剣をゲット。今後は勇者の剣を完全体にするべく、各地にいる4人の賢者に会いに行くことに
敗北エロはノーマルと人格排泄差分、カルマ値差分 シルヴィのみ
基本的に各マップのザコ敵は1種、敗北エロがある敵、ない敵がいる。ある体験版範囲だとスライム、ゴブリン、山賊に敗北エロあり、ただ餌食になるのはシルヴィのみ。勇者だから？ちなみに自爆アイテムは序盤入手できる。
▲スライム敗北。主人公とセシリアは気絶中
▲膣内に産卵されたうえで精子をぶちまけられる。尺はかなり長め
これとは別に、女神から授かった「人格排泄ゼリー」を利用したエロ差分がある。これは各マップ入口で「人格排泄ゼリー」を使用すると、そのマップの敵の赤シンボルバージョンが出現、そいつに敗北すると差分エロに突入する。
▲赤いスライム「人格排泄スライム」が出現、スライムよりかなり強いゆえレベリングにも使える
▲ノーマル敗北と構図は同じだがエロの内容は全く異なり、尺もこちらの方が長い。一般的な(?)人格排泄シチュとは異なり、出ちゃっても廃人にはならない(出たのは一部という設定
人格排泄ゼリー利用の敗北エロ後はカルマ値が5減少するゆえ、カルマ値をガンガン下げるなら敗北エロも積極的に行うのもあり、シルヴィを汚したくないなら利用しないのもいい。
▲ゴブリン敗北による人格排泄ゼリーエロ。壁尻にされたシルヴィのケツ穴(確定)から人格排泄させられた図
更に、カルマ値が51以上と50以下でもエロテキストが変化する。
▲ザコ山賊敗北エロ カルマ51以上の場合、いつものシルヴィ
▲カルマ値50以下の場合、昔の可愛かった頃のシルヴィの口調に…?
▲山賊との敗北エロ後はおま○こに札を貼られてボテ腹になってしまう。もう一度敗北、または教会に行くと出産を経て(出産回数+1)元に戻る。ボテ腹やグロ乳首などはすべての立ち絵に反映。あとコスチュームは見た目だけで能力値は変化しないため、好きなコスチュームで冒険するべし
そうそう、ボス戦で敗北しても特にエロはないぞ。
好感度をあげてNPCエロシチュを増やそう
▲ケインの家では会話やプレゼントで好感度を上昇できる
任意で行ける「ケインの家(シルヴィの家でもあるけど)」で会話、プレゼントすることでシルヴィ、セシリアそれぞれの好感度を上昇できる。メインはプレゼント、物語を進めるほかNPCとの会話などからも二人の好物のヒントが得られるゆえ、各地の店で好物を購入しプレゼントしよう。ただプレゼントは2000とかか結構高価ゆえ、こればかりしていると金欠になりがち。
▲好感度を一定まで上げると各ヒロインの「特性スキル」をゲットできることも
特定のNPC(特にハートが出てるやつ)からの提案やお願いをされた際、主人公への好感度が高いと「シルヴィ(セシリア)を説得する」系の選択肢が出るようになる。
▲勇者のパンツを見たいNPCをシルヴィは当然拒否、好感度が5以上あれば「人助けも勇者の使命だろう?」などと言って説得できる
▲見るだけでなく嗅ぐNPC
▲さっきのNPCの兄だという男。弟ばかりズルい！オレはおしっこ見たいです!
▲今度は好感度10必要
▲この後さっきの弟のところに行くと更なる要求をしてきて兄弟間でエスカレート
▲男女混浴温泉。シルヴィ、アリシアそれぞれの好感度が一定あれば一緒に入れる(ただし発生するのはNPCからのセクハラエロイベントらしい
▲コスチューム「水着」を購入しないと発生しない、ビーチハウスのセシリアイベント。ここでは逆に好感度が低いとナンパにホイホイついて行ってしまうようだ(体験版では拝見できない
好感度で発生するエロイベは内容にもよるが寝取らせっぽくもある。まぁ純愛したければ選択しなければいいだけだしな。好感度が高くなってくると主人公とのエロも発生するっぽく、プレイ次第では純愛プレイも可能かと。
この他シルヴィの「理性値」で発生するエロイベントもあるっぽく。
体験版最終のシルヴィエロステ。理性値がMAX120→36まで下がったことで「Hへの関心」が頭の悪いセリフになっている。理性は人格排泄ゼリーエロでも少し下がるが、合成で作れる「ヤバいドラッグ」を使うと簡単に下げられる。ちなみに下がった理性、グロくなった乳首、ボテ腹などは「教会」で元に戻すことができる。
1周目と同じ轍を踏むべからず ケインの記憶を活かす
▲四賢者の一人だというエリオット、宝玉がないと勇者の剣に力を注げないという
▲森の奥に潜む山賊のボスを倒し宝玉を奪い返す
▲宝玉を渡し、無事力を注入(?)してもらう。剣に説く変化はないが
▲しかし何か引っかかる主人公。1周目と同じ結果にならないためにも、もう一度山賊ボスに会いに
▲なんと山賊ボスだと思っていた男こそ四賢者の一人「火の賢者」だった…！見た目は大事だよー。エリオットにまんまと一杯食わされたようだ。再度宝玉を取り戻すことに
▲屋敷に向かうときゃつは地下に逃げ込む。そこは山賊の巣窟だった
▲体験版ラストだけあってなかなか敵も強い
▲強敵「キマイラ」を倒すとサブクエで手に入るケインの4回攻撃スキル「乱れ紅刃」、きゃつを撃破して宝玉を取り返す
▲勇者の剣に力が注がれたことで禁術「蘇生の光(全体蘇生&全回復)」を使えるようになる。1周目ではこの術は覚えていなかった、つまり2周目はエリオットが偽賢者だと見抜き勇者として正しい道を進むことができたようだ
▲カルマ値10減少、二人の好感度10アップ! ちなみに選択肢によっては正しくない道を行くこともできるようだ
この他、道中能力値アップアイテムを拾えることが多くそれらを誰に使うか、装備にしても主人公は剣と弓を装備できたり、またそれぞれのキャラに「特性(バフ)スキル」を複数セット可能など、キャラ育成にもそこそこ幅があり面白味があった。サブクエストに関しても、クエストAの報酬で得たアイテムがクエストBの前提条件、Bで得た報酬がクエストCで必須…と連鎖するクエストがあるのも良かった。ただ消化するのではなく考慮の余地がある。
▲ストーリーとは関係ない強敵・キマイラ。こういうのもちょくちょく存在する
こんな感じでRPGとしてちゃんと面白くエンドとルートも複数あり。エロは人格排泄やボテ腹出産などややマニアックなシチュがありつつ敗北エロが複数あったり、NPCエロもきっちり備わっていて抜かりない良作。
尚、サークルさん曰くこの物語は本作で半分、次回作「角折魔王エリスの再生譚」(魔王エリス編)をもって完結となるようだ。詳しくは以下のサークルさんCi-en記事(の最後の方)を参照してほしい。
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