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Nebel Geisterjäger ~ 始まりの子羊(BBQ大好き) 体験版
霊能関係の大企業「Nebel」の東京支部社員として採用されたものの、何故かすぐに「沙羅ノ里」という地方に左遷されてしまった主人公・桜井 士(つかさ、名前変更可)と柏崎 加奈。二人は仕事上でのパートナーであり恋人関係にある。沙羅ノ里は12年前の事件以降、霊による厄災が絶えない街であり、この街を拠点として除霊任務をこなしていきつつ厄災の真実を暴いていく。のだが。
そこに上司・ローレンスが加わってから加奈の様子がおかしくなり始める。主人公は知る由もないが、ローレンスは戦う力はないただの金持ち、その財力とコネを使い二人を左遷、すべては加奈を落とすため。加奈はきゃつから「なにかしらの脅迫」を受けたことにより徐々に行動がおかしくなっていく、というMV製のNTRRPGである。
初見では加奈がきゃつに寝取られないように進めていくのがなかなか難しいため、初見プレイでは歯をギリギリいわせながらプレイしてね、そんなレベルデザインを感じる。戦闘含めシステム的にもかなり珍しく独特で、見せ方や演出も秀逸、若干セリフの不自然さがあるもののプレイに特に支障はないかと。
【体験版評価】8.9/10点 (面白さ8.5 システム8.5 没入感9.5 エロス9)
オープニングと基本のゲームの流れ
▲最初に主人公の名前、ヒロインからの呼び名、主人公の目あり・なし、おちん〇んサイズ、難易度などを決める。おちんサイズはNTRに影響するらしいぞ
▲僻地・沙羅ノ里に左遷された主人公と加奈、彼らは除霊のエキスパート。この地の厄災を払うべく様々なダンジョンに挑んでいく
▲メニュー画面→装備。セーブはダンジョン内不可、それ以外では任意
▲ダンジョンへ。画像サイズが変わっているのは、ゲームプレイ中、マウスで任意で画面サイズを変更できるからだ。あと主人公の目あり・なしなどもオプションで変更できる
▲通常メニューとは別に、Tキーを押すとスマホメニューを開ける。加奈に電話やメールで連絡をとる、マップを確認する、加奈のエロステを見るなど頻繁に使うことになる
▲加奈のエロステは4ページもあり、最初は1ページ目しか拝見できんが、徐々に解除していける。体験版でも3ページ目までは解除できるぞ
▲いや、加奈がいなくなったのではなく主人公がいなくなったようだ。どうやらここは加奈がいるダンジョンの過去の姿…過去ダンジョンに入り込んでしまったようだ
▲姿は見えないが加奈もダンジョンにいるのは間違いない。二人は「時間軸が異なる同じダンジョン」を同時に攻略していく
毎日昼間はダンジョンに除霊に向かうのだが、ダンジョンでは主人公だけが「過去のダンジョン」に飛んでしまい、加奈は「現在のダンジョン」を進むことになる。それぞれのダンジョンはリアルタイムにリンクしており、例えば過去のダンジョンを進む主人公が「扉のロック」を外せば、現在のダンジョンの加奈も進めるようになり、主人公が敵を倒すほど加奈が敵に苦戦しづらくなる。
▲初戦闘、ターン制コマンドバトル。肉体がある敵には物理、ない敵には法術が効く。戦闘に関しては後程解説する。戦闘BGMもめっちゃいいのだよなぁ
▲敵を倒すとそのエリア(扉で区切られた空間)の「除霊率(画面左上)」が上昇し、そのエリアの敵が弱体化、戦闘で得られる経験値も低くなっていく。その分加奈側の攻略が楽になる。
▲ロックされた扉は主人公側でしか開けることはできない。逆に言えば、扉のロック次第で加奈が進む道をある程度を制御することもできる。まぁ姿が見えないゆえなかなか難しいのだが「加奈が今どこを攻略しているのか、を考慮しつつ進めよう
本作の敵シンボルは動かないし、倒しても消滅しない。要するに「除霊率」を調整するための存在であり、もちろんレベリングのためでもある。敵シンボルの色で強さが分かれており、青は弱小、黒は普通、ピンクは強い。
▲霊体の敵と遭遇。法術→霊能解放でおけ。霊能解放は全MPを消費し敵全体を攻撃、使用後TPがめっちゃたまる(MAXまで貯まるといっていい)。敵を仕留めきれなければTP技でその後戦闘継続可能。MPは戦闘ごとに全快するため、とりま開幕「霊能解放ぶっぱ」が安定じゃないかね
▲画面右上には加奈の心電図が常に表示されており、青は問題なし、黄色はなにかおきている、赤はピンチ!状態
心電図が黄色、赤になったら加奈が戦闘で苦戦している。加奈がいると思われるエリアで戦闘を行い「除霊率」をあげることで心電図が元に戻る。放っておいた場合、加奈はダンジョン各所にある安全地帯(休憩室)に逃げ込んで回復する。死んじゃうことはないがその分攻略が遅くなる。
ダンジョンではリアルタイムで時間が進み、17時になると強制的にダンジョンから撤退してしまう。各ダンジョン最奥のボスには二人で挑む必要があるゆえ、主人公側の攻略が遅れても加奈がもたついてもいけないのだ。除霊率の上昇、扉のロック管理など主人公側で加奈が上手く進めるように調整してやる必要があるわけだ。この辺りは本作の独特な要素で、当初は難しく感じるかもしれん。
▲戦闘で彼女がいるであろうエリアの除霊率を上げれば彼女側が楽になってこんなメールを送ってくる。別に100%になるまでやる必要はない、扉を制御しつつ彼女が最奥に向かうルートのエリアの除霊率を20~40%程度しておくとスムーズに攻略が進むかね(1戦闘で10%上昇)
▲扉を開けてこんなメールが来るということは、現在彼女が同じエリアにいるということ。彼女の心電図をチェックしつつ、このエリアから行ける場所の除霊率を上げていこう
▲所持している回復アイテムを宝箱に入れると、彼女がそれを拾って攻略に役立てる(ちなみに回復アイテムは序盤かなり貴重)
▲敵の数は1体の時もあれば、こんなに多い時もある。ザコは大体霊能解放で一気に倒せるゆえキモちぃぃ。余談だが、シンボルエンカウント後、敵は出現の仕方が違う。コモウリなら上から出現、和人形は左右からだったかね、メガテンを彷彿とさせる芸の細かさ)
▲回復中にもこんな催促メールがきたり。ちょ、待てよorz ちなみに加奈への連絡(居場所を聞いたり)は前述のTキーでこちらからもできるからな
▲17時になり強制撤収。次回もダンジョン最初からになるゆえ、アタックの度に加奈の動き、敵の強さなどを学習して攻略の効率を詰めてボスを目指す感じのプレイになる。ローグライクっぽいかも
▲全体マップへ。かつてはここ全体が繫栄した街だったが現在は西側のほとんどが廃墟化、街として機能しているのは東側のみ
▲初見の調査結果を里長に報告に行くと、彼は重い口を開き十二年前の事件のことを語る
▲ダンジョンを出た後は大概ラーメン屋で待ち合わせての夕食。その後夕方~夜シーンではそれぞれ自由行動、こちらから電話をかけてデートの待ち合わせしたり、加奈の家に遊びに行ったり、街の外へ出て霊と戦うこともでき、やれることは多い
▲ラーメン後、加奈からメール。彼女を探しに行くか、適当にぶらつくか、宿に戻ってさっさと休むかは任意だ。加奈とは夜9:30まではスマホで連絡可能、以降は連絡がとれなくなる(就寝)
▲夜時間帯の私服の加奈、猫の相手をしてたり、公園を散歩してたり。ストーリーが進むと川岸にいったり、カフェでバイトを始めたりする。まぁスマホで連絡すればいる場所はわかるだろう。恋人だしな(身体の関係はまだない)
▲公園でのデート中、消耗品の購入などにも金はかかるのにデートでも金がかかる
▲加奈の部屋。最初はこんな風に和気あいあい、プラトニックな恋人関係を楽しめる
▲起こしに来てくれた加奈を連れての朝パートでも街を探索可能だ。まぁさっさとダンジョンに向かうのが吉(ダンジョンに行かないのもあり)
霊能力皆無の上司ローレンス 加奈を常に狙っている
▲上司ローレンス登場。除霊に関しては無能、金とコネを使いただただ加奈を落とすためにやってきた輩だ。ここからNTR開始
▲ローレンスの話のあと加奈にメールが届き。以降、加奈の行動、言動がおかしくなっていく
▲こいつは息を吸うようにウソを吐く、彼女の表情を見て何か察するところはあるが、一応上司であるしなぁ
▲3日目。部屋から出て下に降りると加奈が。毎朝この演出があるが、NTRが進むと…
▲以降、ローレンスは加奈と一緒にダンジョンの探索にあたることになる。いやな予感しかしない
さてここからが本番だ。主人公は過去のダンジョンを進む、加奈たちは現在のダンジョンを進む。彼女たちがどのような状態になっているのかは前述の通り加奈の心電図、スマホでの連絡の他、監視カメラの映像でしか知る術はない。
▲主人公に比べると加奈は弱い。本作では敵を倒すとたまに装備品を入手できるゆえ、このタイミングで加奈の装備を強化するも大事かね。本作は装備品名やスキル名なども独特というか中華風というか
▲各ダンジョン内には警備室がある。ここで各所に設置した監視カメラを切り替え「現在ダンジョン」の各所の様子を見ることができる
監視カメラを各部屋に設置することで、その映像を「警備室」で拝見できるシステム。監視カメラは元々設置されていたものを別の部屋に移すこともできるし、足りないと思ったら拠点で購入することもできる。
▲ちょっと見辛いかもしれんが、加奈とローレンスは今この部屋にいる様だ。攻略のヒントになる
▲17時になり強制撤退。加奈のコスチュームがボロボロだ、苦戦したのか、こちらのアシストが足りなかったか…
▲戦えないくせに偉そうだ、加奈もシンドイだろうな。まぁ主人公の心情的にはこんな感じだろう
なにかしら脅されているとはいえ、加奈がそうそうきゃつにヤラれることはない。ただ、彼女が戦闘で苦戦し、ピンチに陥って休憩室で休んでいるときゃつに何かされてしまうかもしれない。そうならないように速やかにダンジョンを攻略しよう。
▲夜時間帯。街を探索するとローレンスが女を口説いてたりする。おまえ何しに来たんだホント
▲部屋に入ると加奈と合流できた。ボス部屋に入ると主人公が「現在ダンジョン」に戻るようだ
▲最初のダンジョンをクリア。ふう。そういえば自室で加奈のエロステ、ちょっと見てみるか
▲これがエロステ2P目。ふむ、とくに異常はないが。好感度…Low?
▲エロステ3P目…!? 加奈の様子がなんか変だぞ!? まるでフェラして精液を吐き出したみたいな…
いつの間にか寝取られてた… リアルタイムNTRシステム
ダンジョンでナニが起こっていたのか。加奈はピンチになると休憩室に行くと言ったな。ダンジョン探索中に監視カメラを休憩室各所に設置しておき、心電図が赤になった状態で「警備室」で各所のカメラを確認すると…
加奈は最初からこんな行為を許したりはしない。しかし彼女がピンチに陥り休憩室に入る度にきゃつは彼女に手を出そうとしてくる。加奈がピンチになるほど寝取られが進行するのだ。逆に言えば彼女が苦戦するように仕向ける(装備を剥ぎ取ったり、扉をロックしたまま除霊率を上げずに放置など)と、ガンガン寝取られが進行する。
そして寝取られが進行するほど心電図「赤」は必ずしも「ピンチ」の意味ではなくなる。赤になったらに警備室へ行って寝取られを覗く、という楽しみ方もある。寝取られたくなかったらスムーズにダンジョンを攻略するべし。監視カメラ云々とか言ってる場合じゃない。この辺のNTR塩梅が絶妙で、システムとも相まって他NTRRPGとは一線を画す作品になっている。
▲まさにさっきのエロステで見た構図。加奈はローレンスにフェラさせられ精子を吐きだしたのか
そしてダンジョンでの寝取られが進行すると夜の時間帯でもきゃつが手を出すようになっていく。
▲加奈から電話、しかしなにか要領を得ない。これは… 探すべし!
この時間帯の寝取られは、昼のダンジョン攻略でのNTRと違い、現場に向かうことで阻止することができる。寝取られたくなければ細目に電話して彼女の居場所を特定するといいだろう。きゃつは常に彼女を狙っていると思っていい。加奈とごはんやデートの待ち合わせをして放っておくのもまずい。加奈がカフェのバイトを始めると、寝取られ機会がめっちゃ増える。つまり寝取られを見たいならそういうことだ。
▲カフェのバイトを始めると夕飯をここで一緒に取ることもできるように
▲夜時間帯でも街から出て除霊活動可能。加奈を連れて戦うこともできる
▲ダンジョンと比べて敵の強さがまちまちで、急に強い奴もいるため油断ならんぞ
▲サブイベントを進めることでジムがオープン。ちょっと時間を消費してQTE(難しめ)、成功すると能力値アップ。加奈とのデートやご飯の約束の時間までのちょっとした時間に使える
昼ダンジョンでのNTRはヒロインがピンチになるほど進むが、夜時間帯のNTRイベントについては結構条件が細かく、回想部屋のヒントを見て狙っていかないと拝見するのが難しいかも。
トリッキーな技・術を使いこなすタクティカル戦闘
戦闘について、本作は技や術を使ってナンボの戦闘だ。ザコ戦に関しては「霊能解放」でほぼ一掃、それで終わらなくても霊能解放で貯まったTPによる体術技でほぼ終わるだろう。ただ強敵の場合はそれで終わりとはいかず、戦い方を考える必要がある。
一例としてだが。まず「霊能解放」は全MPを消費して敵全体にダメージを与える技だ。MPが多い程威力も増す。使用後は消費したMPに比例してTPが貯まる。
▲主人公の必殺技と言っても過言ではない。いきなりかますのが気持ちいい
▲するとMPがゼロに、TPが100貯まる。この後はTPを消費して戦うワケだが、強敵相手では後が続かない
この戦い方ではTPが尽きたら終わり。基本的に回復アイテムは貴重品でダンジョン内での回復は休憩室だけだ(MPは戦闘ごとに全快)。そこでだ、最初のターンで他の術を仕込んでおく。
▲術「戻り火」。3Tの間TP消費に対しMPを1.5倍回復する。しかも「瞬発スキル」でこの術はターンを消費しない
ということで「戻り火」を1T目に仕込んでから「霊能解放」を使い、その後TPスキルで攻撃すると。
▲はい、MP全快だぁ!これでまた霊能解放→TP技にもっていける
ただ「戻り火」は一度使うと4Tほどクールタイムがあるため、延々とこのループを繰り返すことはできない。この術以外にも「ターンが経過するほど威力アップ」「バフ効果を付けるほど威力アップ」などなど、条件付きのトリッキーな術や体術技が多く、というか全部トリッキーかもしれないな。
技や術の説明をよく読んで理解しつつ、MP・TPリソースをうまく回復させながら戦う、非常に変わり種の戦闘となっていてこれがめっちゃ面白い。シナジーを狙うカードゲームの様な側面もあると思う。敵を倒すことで防具や素材をドロップするなど若干ハクスラ的要素もありつつ、武器の錬成もあり。また術などはレベルアップでも習得するが、装備品に付いていることも多く。カードゲームでいうなら装備品選び=デッキ構築、かね。
という感じのNTRRPGだ。同じダンジョンにいながら別次元(別時間軸か)にいるヒロインがエロられていく様は、シチュは違えどなんとなく「淫界人柱アラカ~JK退魔師ホラー探索RPG~」を思い出したな。ダンジョン内での「手が届きそうで届かない感覚」はゾクゾクする。
▲自室からは回想部屋に行けて、各NTRエロのヒントも拝見できる。体験版だけでも結構ある
▲なぜ主人公だけが過去ダンジョンに飛んでしまうのか、12年前の事件とも何か関りがありそうな
最初に言ったけども初見で寝取られずに進めるのは結構難しいと思う。一周目を寝取らつつ進めるか、寝取られないように頑張るか。エンディングも複数用意されている。NTRを一周目から全部見るのもしっかりNTR仕様を理解しないと難しいため、どちらのプレイにしてもじっくり腰を据えて遊びたい紳士向け。
かなり異色のNTRRPGだけども良作、逸品と言える作品。セリフなど若干変なところはあり、気にならんと言えばウソになるがそんなのは大した問題じゃない。
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