アルテミスパール～錬金術師アルと黄金の亡都～(とらいあんぐる！) 体験版感想・攻略
見習い錬金術師のアル=ソレイユが主人公、故郷である黄金卿を目指すウディタ製のRPG。主人公には裏の人格があり彼女の名はケミィ=ルーン、裏人格というか名前も見た目も異なるまるで別人(?)なのだが、アルをメイン人格としつつ戦闘等でケミィに任意で交代することができる。アルとケミィはどちらもアルケミー(錬金術)を使うが、アルは回復・バフが得意なのに対しケミィは攻撃・デバフが得意という特徴がある。アルケミーは使用に「お金」消費、多く消費するほど効果が高まる。
前作「アルテミスパール～海賊姫ルビナと幻の秘宝～」の主人公だったルビナが序盤から仲間になり、製品版では騎士スティーリアも仲間になるようだ。前作を遊んだ紳士であれば感慨深いものがあるだろう。物語的に続きではないし前作の知識必須というわけでもなく、本作からでも全然問題ない。主人公が錬金術師ということもあって採取&クラフトが重要なゲーム設計、ゲームとしても面白さは前作より濃くなっていると思う。
体験版でのエロは敗北エロがメインか、あとボス勝利した際のエロ、NPCエロ。戦闘エロは無いが戦闘立ち絵はダメージ具合で段階的にアーマーブレイク、立ち絵含めフルアニメーション。前作に引き続き戦闘立ち絵アニメの躍動感はこのサークルさんならではじゃないかね。
【体験版評価】8.6/10点 (面白さ8.5 システム8.5 没入感8.5 エロス9)
▲タイトル画面。「おまけ」が回想部屋で体験版では4つエロを拝見できる
▲ゲーム開始後まずアニメの設定。PCのスペックに合わせて選ぶ、我輩のPC(第9世代 メモリ16G オンボードグラボ)でも「ぬるぬる」で全然問題ない
▲次に難易度、この記事はNormalで遊んだ感想だ。これらはゲーム中でも変更可
▲オープニングスタート。冒頭からエロシーン
▲この村では錬金術は「タブー」とされているのだが、学園に通う主人公は授業外でスケベ教師から密かに(身体を張って)学んでいる
▲術式を解いたと同時に絶頂するエロコメディ。これで錬金術の基礎は全て習得、主人公はさっさと帰ろうとするが
▲今日こそ本番ダァ!と猛る教師・エッチシュタイン。迫られた主人公は猛烈な眠気を催し
▲まるで別人キャラに。ケミィ「失われた錬金術の基礎、術式…これで取り戻せたわ」
▲なんだチミは!
▲体験版ではケミィの影が薄く、改めて冒頭を見るといいなケミィ。ケミィいいよケミィ!(彼女が話すのはここぐらい
▲気づけば翌朝。「あれ?なんでもう朝なんだろ?」と訝しんだりはしない主人公だぞ
▲メニュー画面を開けるように
▲装備画面。メイン武器は母が使っていた杖固定、強化等を行うことで杖が成長し能力値全て上昇。ちなみに主人公は杖で殴るアタッカー兼回復・バッファー
▲下に降りると父と朝食イベント
▲父は娘に甘々、料理もさることながらお小遣い50000G、ご褒美50000Gの計10万Gゲット! 錬金術を学んでいることはもちろん内緒、この村の者は10年前の事件以降錬金術を封印=タブーとなっている
▲学校に向かう。途中できるだけNPCと話しながら(Talkと出ているNPCのみ会話可)
▲「GET」と出ているオブジェクトを調べるとお金やアイテムなどを入手。基本的に「3回採取」でき、連打で3回採取後はEXPを得られるという独特な仕様
▲こう申し出る主人公はお人好しなのか淫乱なのか、おそらく前者だとは思うが
▲今作もサークルさん節コメディ満載
学校に付いた後は村内をまともに探索できなくなるゆえ、先に村中を探索しておくべし。
ここまで見てもらってわかったと思うが、本作のゲーム画面は広範囲を描写している分キャラやオブジェクトの表示が小さめ、目立つ文字を付けてくれているものの比較的見逃しやすい。個人的には1画面で広範囲を見渡せる=情報量が多いのが好みゆえ嬉し楽しい仕様だが紳士によるかね。
▲学校に付いたのち。授業が終わり帰宅しようとすると村が騒がしい
▲盗賊団襲来。火を放ち、男はぶちのめして金目の物を奪い女は犯す。お前らの血は何色だぁーー!!
▲そこら中でこんな感じ
▲自宅に戻ると火が放たれ父は負傷状態
▲乗り込んできた盗賊たちにお小遣い10万を奪われてしまう
▲ガキの小遣いが10万だとぉ!?と憤る一方でちょっと可哀想だと少し返してくれる盗賊
▲娘に手を出すなぁ!という父をボコす盗賊
▲錬金術を使わざるを得ない
▲「見つけたぜぇ、錬金術師! お前さえいれば億万長者だ!!」彼らの目的は錬金術師だったようだがどうも誤解している。錬金術はお金を使って新たなエネルギーを生み出す術だというのに
ここで初戦闘に。
▲戦闘チュートリアル開始。錬金術の使い方指南、別に難しくはない、↑は回復術の使い方。フラスコ内の液体を上下することで回復量と消費するお金が変動する
▲メニュー画面でも使用可。回復コスパは1Gあたり5HPくらいか。ちなみに術ごとにQTEは異なる
▲立ち絵は常にヌルヌルアニメで躍動している
▲錬金術師だけど火力高めの鈍器アタッカーです
▲普通に殴ってれば回復する必要もなく勝てる。ウディタ戦闘ゆえかなり戦闘テンポが速く快適(被弾で少し少しコスが破れている
▲父を連れ地下から脱出する途中。錬金術師の母の事や黄金卿のこと、アルテミスパールのことを語り出す
この村の者は元々「黄金卿」の住人。10年前、偉大な錬金術師である母がアルテミスパールについて研究していたのが原因で、黄金卿が突如巨大な岩に覆われ山の中に沈んでしまったとされている。以降彼らは錬金術を封印、山の麓の村に移り住んだ。村を襲った盗賊たちは錬金術師の噂を聞き海の向こうの東の国「アトラニア」からやって来たようだ。
▲語り終わるとその場に崩れる父「先に行きなさい」と。涙を拭き踵を返す主人公
▲遠ざかる娘の背中を見送る父
▲画面右から現れるトロッコ主人公が画面左へと流れるシュールな図(サークルさん節
▲ここから探索。敵はいない、採取ポイントを連打しまくってどんどん素材を入手しながら進もう。オブジェクトに対し1回Zキーを押すたびに「カン」と鳴り素材ゲット、3回目でオブジェクトが「グワッ」と壊れる。カンカンカングワッ!の繰り返しが気持ちいい採取システム
▲ある程度進むと奴らに追いつかれてしまうが
▲奴らはそのあとに現れた女性に蹴散らされる。主人公に声を掛けてくるが
▲その後も追いかけてくる彼女達、きゃつらの仲間だと思いこんでいる主人公は戦いを挑む
▲ボス戦へ。結構強いがちゃんと回復しながら戦えば勝てる、のだが
このボス戦では勝つと彼女のエロ、負けると主人公のエロになる。我輩は先に「降参(即敗北)」で敗北シーンを拝見。
▲毛むくじゃらのひとがウホウホ近寄ってくる。名前を知らない人物の呼称は「女のひと」とか主人公目線になっているな
▲フルアニメのエロシーン読み込み中(ものの数秒)はこういうアイキャッチ的なCG表示
▲気を失っている主人公に対し毛むくじゃらのひとはやる気まんまんだ!
▲このままヤラれてしまうのか!?(TO BE CONTINUE
次に勝利パターン。敗北のままでも物語は進むと思うがやはり勝ちたいところ。
▲おサルから先にボコし
▲ルビナのHPをある程度削ると怒って本気を出してくる
▲この後主人公が闇に包まれると
▲ケミィ!ケミィさんが来たぞ!
▲彼女の扱う火属性アルケミーは、決定キー連打するほど炎が大きくなり威力が増す。消費するお金は一律1000G（高けぇ
▲これくらいだと
▲これくらいのダメージ
▲これくらいになると
▲強い。連打しなはれ
▲主人公のHPが半分以下になると回復のためか
▲アルに戻る、オートメタモルフォーゼ仕様(このボス戦限定っぽい
▲回復すると
▲ケミィに戻る。燃やしていれば勝つる
▲敗北の時同様、竿役は大興奮おサル
▲主人公に観察されながら、さぁどうなる(もう挿入っててどうもこうもないが
▲東の国から来た、バウンティハンターのルビナと和解した主人公。盗賊たちも駆け付けた保安官に制圧されたが、このまま村に残るとまた狙われるかもしれないということで、一緒に旅することに
▲ルビナはまたアルテミスパールを探しているようだ
▲アルテミスパールが人を救った…？じゃあ10年前、黄金卿が滅んだのは…アルテミスパールのせいではない…？母はどこに…ケミィさんて結局ナニモンなん…いろいろ抱えつつ一行は黄金卿を目指す
▲というところで体験版範囲は終了(製品版は全7章
だいたいどんなエロゲかはわかってもらえたと思うが。ことゲームプレイ部分に関してはまだ半分、本作は採取とクラフトが面白いのだがまだ全然触れられていない…!(1章ではほぼ不可 あとNPCエロもなかったな。
ということを憂慮したサークルさんにより体験版には「おまけ」があり、1章クリア後から探索・採取・クラフト可能なダンジョン「メタルマイン」がプレイ可能。素敵っ!!
以降は探索と武器強化、クラフト、NPCエロ等をざっと紹介していく。
▲ルビナと2人PT。ルビナのスキルは「SP」を消費する。衣装の色と被る白色テキストがやや見づらい
▲特定の場所で開ける「拠点メニュー」。車中泊で全回復。武器の強化・改造はこの画面でのみ可。クラフトはメニューからも可能だ
▲労働者の街・メタルマイン。北方向に向かうとダンジョンへ
▲街にあるお店ではお金で各種アイテムの他、ルビナ装備品なども購入できる。「きず薬」「可燃物」「機械部品」「マグナム弾」「爆弾」などはクラフトでも可。あと回復薬の素材になる「ヨウ素」は戦闘でアルケミーを使うと副産物として入手できたりする
▲街で可能な売春などのNPCエロ。お金の使い道は多い、たくさんほしい
▲乗ると69に発展、当然フルアニメだ
▲メタルマイン坑道内。結構広く、移動にはトロッコを使うと便利
▲坑道というだけあって採取できる場所多数、しかも別階層に行って戻ると全て復活
▲敵シンボル接触でザコ戦。ルビナのニードルマインは全体攻撃+延焼(ランダム)でめっちゃ有用。ただ消費SP250と多くは使えないのがネック。ルビナ立ち絵のトーントーンと左右にステップを踏むアニメは健在!海賊姿もよかったがカウガールコスも良きかな
こんな感じで適度にザコと戦いつつ採取しまくる。ちなみにこのダンジョンのボスは結構強く、レベルリングと合わせて有用なアイテム等をクラフトしていくのが吉。
▲メニュー→クラフト画面。クラフト可能なアイテムはこれがすべて、明るくなっているアイテムは素材が足りていてクラフト可
クラフトの基本はとにかく素材(画面右に表示)を採取で集めることだ。クラフトアイテムの素材がクラフトアイテム、ということも多々ある。例えば「石炭」と「硫黄」でクラフトできる「可燃物」は「爆薬」の素材。爆薬は「手投げ爆弾」や「マグナム弾(ルビナ用)」などなど多数のレシピに関わる。手投げ爆弾は戦闘で使えば敵全体に250ダメ、高性能爆弾などの素材にもなるし道を塞ぐ岩を破壊したりと汎用性が高いアイテム兼素材だ。
ランクの低い素材を大量に採取しよりランクの高い素材をクラフト、を繰り返すことで有利に攻略できるゲームデザインだな。ある意味メガテンの悪魔合体と似ているかなぁと。
▲画面左から3列目に位置するのは全て主人公の武器に装着可能な「改造パーツ」。クラフトの最終目的は改造パーツを全て作ることともいえる。真ん中はそのための素材、左はアイテムとしても使えるが素材にもなるやつ
▲メタルマインのボス戦。敵の数が多くやはりルビナのニードルマインが有効
前述の通りここのボスは強い。ボスのHPが高いだけでなく周囲のザコもHP2000くらいある。我輩は「高性能爆弾」や「毒爆弾」をたくさん作って攻略した。
▲高性能爆弾で全員に500ダメ＋ニードルマインで3Tほどでザコは殲滅できる
▲ゲラルドだけになれば後は楽勝。勝利後も探索・採取などは可能だがシナリオ的にはここまで
▲敗北した場合は敗北エロ後に拠点に戻る
同梱の攻略メモにあるように、主人公の武器に付与する「改造パーツ」をクラフトして杖を改造する方が攻略的にはスマートかもしれない。杖の強化と改造は拠点でのみ行える。
▲武器強化。素材とお金が必要、強化するほど貴重な素材が必要になる
▲強化Lv2になり左下の「スペック」が上昇している。全能力上がる「武器強化」は優先度高
改造に関しては「クラフト」で「改造パーツ」を作成、右上の「空きスロット」分装着可能。改造パーツは「杖の属性を変化」などいくつも種類がある。
▲体験版でクラフト可能な改造パーツは炎属性を付与する「クロム電熱線」、戦闘中ケミィに変身できる「暗黒弾ストック」くらいか(同梱の攻略メモに書いてある
▲殴るだけでデバフ「延焼」まで付く凶悪さ。つぅよいわぁ。立ち絵の武器グラがちゃんと変化するのもいい
うむ、前作のエロさをちゃんと引き継ぎつつゲーム性がアップした良作じゃないか。そうそう、体験版ではエロステが無かったが製品版では実装されているらしいぞ。「痴女判定」なんて要素もあるようだ。以下Ci-en記事にその旨が記載されている。
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前作「アルテミスパール～海賊姫ルビナと幻の秘宝～」
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