同人かわら版No127　今週のエロ同人ゲームレビュー

今週は総じて新作数が多かったがエロゲは少なかった。DLsite.comの1日4回更新運用も落ち着いてきた様だ。

エロ同人ゲームショートレビュー

【人気Lv】↑　エッチステートサバイバー　みそっ子中隊　RPG　1,300円→910円(10/20迄)

疑似戦車娘がミッションをクリアしていく前作「バトルガール・オペレーション～エルンいきます!」から約2年ぶりの新作。小惑星衝突は免れたものの各地に降り注いだ隕石からウイルスが蔓延し人類は地下シェルターへと生活の基盤を移すことを余儀なくされて数年。地上を探索すべく「調査団」が発足、新人エージェント・イリスは先輩と共に初任務につくも事故に遭遇し、地上未開拓エリアで孤立。はぐれた先輩と合流すべく近場を探索すると集落に辿りつく。そこには死滅したはずの逃げ遅れた人類が住んでいたが、夜になるとウイルスによりクリーチャー化した男達が徘徊し、女達は全員彼らに連れ去られたという。イリスはこの集落を基点として奔走することになる。ゲームとしては割と普通のエロRPGといったフィーリング、戦闘はCTB(2年前くらいに流行ったスクリプト素材)なんだが、常に1VS1の戦闘でたまに速さが勝るイリスが2連続行動可だったり、敵の攻撃をスキルでキャンセルするくらいでCTBならではの面白さはあまり無いな。敵が拘束攻撃してきたらそのチャージ中にこちらは「強撃」を放ちキャンセル、それ以外は通常攻撃やMP消費攻撃をすれば勝てる。逃げるも100%。ちなみに拘束攻撃が発動してしまうとほぼ詰み、振りほどくで低確率で拘束をほどけるものの、拘束状態で3回立ち絵エロが続きフィニッシュされるとエロシーンを挟んでゲームオーバー。サークルさん曰く拘束されないように攻略してね、ということらしい。それならあんまりエロくない立ち絵エロ挟まずに拘束されたら即エロシーンでよかったんじゃないかなぁとか思ったり。若しくは拘束されてからの立ち絵エロをもっと実用に足る位に充実させ、拘束からももう少し逃げやすくする方が最近のエロRPGのトレンドだろう。別にトレンドはどうでもいいが、CTBと拘束状態を活かした作品とは言い難く、エロを強調したいのかCTBを始めとしたゲーム性を強調したいのか、現状ではどっちも弱い。ただエロシーンに関しては結構長く絵も美麗で実用的で、BGM含め未開拓・クリーチャーだらけの地上を探索する退廃的な雰囲気はよかった。早速VerUPでシーン回想モード、戦闘エロCV追加済み。更なるVerUPでクリア後回想全開放も予定しているとか。
【体験版評価】7.3/10点 (面白さ6 システム7 没入感8 エロス8)

【人気Lv】→→　魔法少女の不気味な迷宮　アーモンドと巨牛乳　ローグライクRPG　1,300円

むむぅ。数あるローグライクを謳う同人RPGの中でもシレンや不思議のダンジョン系ローグライクに肉薄したシステムのエロゲ。まさかここまでローグライクだとは…舐めてました。
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【人気Lv】→→　姫騎士アリエス ～奇幻城の冒険～　タランボ　ACT　1,800円　CV:本多未季

魔物を生み出している爺さんのところへ向かう途中トラップ穴に落ちはぐれた姫騎士が、兵達と合流すべく先に進むUnity製の横スクACT。最近Unity多いな。遊んでみた感想は、うーん…ぶっちゃけてしまうとものっそい同人臭というか素人感が強い作り。敵の頭の上に乗れる、敵が姫の頭に乗るのはそういう仕様だとしても、右向きの時は右手で剣を持ち、左向きの時は左手で剣を持っているとか、その剣でのZキー攻撃も剣を振るうというより敵を撫でてる？様なモーション。シュバァッ！というSEにモーションが負けている。横スクACTゲーにおいて主人公のアクションがカッコよくないのは個人的にはとても残念だと思うのだ。カッコよくないモーションのACT作品は沢山あるが、本作のソレはカッコよくないを通り過ぎて不自然。リーチを短くして敵の長いリーチと高めの耐久力に対し手数とヒット&ウェイで戦え！という意図はいいと思うんだが。その他アクション、といってもジャンプと投げナイフ位、ジャンプは2段ジャンプ可、ナイフは20本までしか持てないがステージ途中HP回復ポーション同様拾っていける。敵に接触するだけならダメは無く、攻撃間隔も長いが当ると被ダメはデカめ。敵の耐久力がかなり高く、Z連打でダメを与え、そろそろ攻撃してきそうだと思ったら一旦離れるヒット＆ウェイ。よく言えばシンプルで簡単、悪く言えば単調で面白味に欠ける。あくまで体験版範囲だが。エロはトドメをさされた敵による一枚絵のAEアニメ、画力は十分なもののピストン幅が狭く「もっと長いストロークしてくれよ！」という感じ。ゆっくり短いピストンではあるが、フィニッシュまで3～4段階あり。苦労して制作されたのはわかるんだがなぁ…
【体験版評価】6.3/10点 (面白さ5 システム7 没入感6 エロス7)

【人気Lv】→　人間的な悪意のカタマリ　ミニマムゲーム工房　ADVRPG　600円

ごく普通の日常を享受していたロリっこ・フラウ。突如拉致され、MADな研究所のモルモットにされる。身体を悪魔に改造され、その試験結果は「出来損ない」。利用価値は♀であることだけ、研究員達の肉便器として来る日も来る日も陵辱され続け、身体も順応し、もうｾｸﾛｽと一日一度の精子塗れのゴハンだけにすがって生きる身体にされてしまう。ある日研究所で爆発が起き、その混乱に乗じて脱走に成功するも途中力尽きたところをクリルと言う名のロリに助けられ、以前の様な人間としての穏やかな生活を手に入れた…ハズだった。買い物に行く途中財布を忘れたと家に引き返したクリルが待てども待てども戻ってこない。フラウが家に戻ると…クリルは心なき獣の様な強盗達に散々犯され、瞳は虚空を見つめていた。その光景に怒りを顕わにしたフラウは悪魔としての力が覚醒、強盗どもヌッ殺すもののクリルの意識は戻らない。クリルに薬を買ってこなくちゃ！と街に向かう…というウディタ製のADVRPG。家→公園→街→学校→研究所の順でストーリー(それぞれの舞台でいくつかのストーリーがある)を拝見し、その過程で戦闘が発生する。戦闘に勝利するとマギ石をたっぷりとゲット、マギ石を消費して任意で能力を伸ばしていく。一度クリアしたストーリーはいつでも拝見でき、戦闘をこなしてガンガン成長させられる。その戦闘が本作のウリで基本はRTB、ActionゲージがMAXになる毎にZキーでの攻撃可、それとは別にCキーでMPが続く限り魔法を打てる。FF的なRTBとは異なり、順番とか関係なくゲージが溜まり次第即攻撃可能で、こちらの攻撃エフェクト中でも敵は攻撃してくるしこちらも然り、マオウオツ的なシステムではあるが操作はキーボード。敵の攻撃の際に⇔キーで回避したり(クールタイム発生で連続では使えない)、ガードゲージを消費して防御でダメ軽減。(ガードゲージは自然回復)スキルを使う際はMPとガードゲージも消費する、などウリにしているだけあって敵の出方を見つつ攻撃をしていく戦闘は面白い。エロはおそらくストーリーを追うことで拝見するタイプだ。ストーリーは前述の通りかなり重め、この先も辛い展開が多そうで、体験版範囲でも心が痛むロリ＆ダークストーリー。人間的な悪意のカタマリ、というタイトル通りじゃなかろうか。
【体験版評価】7.5/10点 (面白さ7 システム8 没入感8 エロス7)

【人気Lv】→→　色気を喰らう　ROOMV　ACT　1,000円

このサークルさんはボンキュッボンなグラマラスボディヒロインのドットアニメを主軸としたサークルさんであり、従来の作品は主にドットアニメシアター的な作品が多い。前作はグラマラスライダーなACTゲーだったが体験版がなくどんな作品なのかイマイチわからなかったが、本作は体験版あり、女体化関羽・張飛・趙雲が主人公のベルトスクロールACTだ。サークルさんオリジナルデザインぽく、一騎当千などのパロディではない様だが、タイトルからわかる通りアーケード版天地を〇らうのオマージュ、とまではいわんがそれっぽいゲーム。3人から1人選択してプレイ。製品版では2プレイヤーで協力(?)プレイ、2プレイヤーをAIに任せてのプレイも可能。サバイバルモードやVSモードも搭載。体験版では張飛のみ、1ステージのみだ。ベルトスクロールACTとしては奥行きが広いんだが、そこにあまり意味は無いな。ファイナルファイト系の操作同様、Zで連打攻撃、Xでジャンプ。敵に接触すると掴み打撃、投げが可能。その他Cキー必殺技、↑↓＋Z、↓＋Xなどの簡単なコマンド技もあり。Z＋Xで体力を消費してのエクストラアタックも同様。、敵の攻撃は大したことはないものの数が非常に多い為挟まれる機会が多く、いつの間にか被ダメをもらって残機が減る。また吹っ飛ばした敵が画面端でバウンドしてこちらに跳ね返ってくるのも独特な仕様で、当るとダメを受ける；そこから更に連続技に繋げられそうな気もするが…　張飛は↓＋Xのダメは小さいがリーチが長く吹っ飛ばせる故、それをコツコツ当て敵を片方に寄せてまとめてふっとばす戦術をとるか、腕を磨いて臨機応変に技を使い獅子奮迅するか。途中馬が出てきて、乗ることで生身より若干有利に戦えるが、馬にもこちらの攻撃があたり一撃を喰らった馬は犯そうとしてきたり。本作のエロは敵のエロ攻撃を受けるとアクションエロ。が、エロ中にも敵の攻撃があたる故エロがよく中断される(笑 ゲーム中のオカズとしては使いにくいだろうな。ステージ最後のボスも大して強くはないものの、体力が高い為ちょっとしたミスでダメをもらってしまう。集中力と共に忍耐力が必要かな。ただこのテのゲームとしては打撃効果音や敵のやられ音が貧弱で爽快感に欠ける。敵よりも数段大きいむちむちボディが小兵に犯されるのはいいもので従来の作品通りとも言えるが、他ACTのアクションエロと比較するおアニメの質が高いとは言えない。ただ頭身がデカい分他ACT作品よりエロイとも言える。ただギャラリーはあるんだろうか？タイトルの「メチャクチャ」がそれにあたるのか？
【体験版評価】6.8/10点 (面白さ6 システム7 没入感7 エロス7)

【人気Lv】→→　淫らな罠の館 ~捕らわれし少女エレナの脱出~　TeamJOKER　非戦闘RPG　1,000円

意識の無い状態で謎の男達に館に運び込まれたヒロイン。目覚めると見覚えのない天井。身に着けているのはビキニパンツのみ。またエロに対する羞恥心や嫌悪感も薄くされている様で、様々な触手・機械姦トラップで甘んじて快楽を受けてしまう。そんな状態で館内をくまなく探索していくウディタ製RPGだ。基本は鍵などのキーアイテムを探し、たまに謎解き(簡単だが)がある程度でゲーム難易度的には低くサクサク進められるだろう。探索メインな為一応非戦闘RPGとしているが、特定のアイテムを入手すると戦闘になる触手が発生することがあり、マップを切り替えれば再ポップしレベルリング可。ただ回復手段は敗北してスタート地点に戻る(全回復)以外に無いようだ。まぁレベリングがゴリゴリ必要なRPGではないだろう。戦闘では敵が頻繁に拘束→エロ攻撃を使い、その際はCGが表示されるがキーを押すとすぐ戦闘に戻る。乳首をはたかれたり、触手挿入されたりでなかなかいいオカズ。その他エロは前述の通り触手・機械姦エロトラップ(エロシーン)だ。トラップエロがメインで、戦闘エロはオマケ程度。何気にヒロインキャラチップが4頭身のスッとした姿で、ボディの割にちっぱいなのが特徴か。ヒロインは誰なのか、何故ここに連れ込まれたのかなどストーリーを追いつつエロを拝見してサクッと攻略できそうな作品。一つ不満なのはウディタの快適高速スキップが使えないことで、トラップなどで同じエロを見る際に不便。円熟した時代の同人RPGで何故「テキスト見て❤」とばかりにスキップ機能をつけない作品が未だに多いんだろうなぁ。遊ぶ身になってみれば必須機能。一応デフォダッシュだが館内を行き来する機会が多い故4倍ダッシュが欲しい紳士もいるだろう。
【体験版評価】6.5/10点 (面白さ6 システム6 没入感7 エロス7)

【人気Lv】→→　CENDRES　矢印キー　タワーディフェンス　700円

セーブ機能が無いアーケードゲーの様なタワーディフェンス。全3ステージで、ステージ感のADVパートでの選択肢でゲットできるユニットや情報が異なる周回プレイ仕様。タワーディフェンスとしてはかなり真っ当だが作りがやや粗く仕様もわかり辛く、難易度も高め。
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【人気Lv】→→　対●忍ユキカゼちっぱい教師Y豚ちゃんADV　Arion Canvas　非戦闘RPG　1,200円

対魔忍ユキカゼをネタにしたMV製作品。いつも通り原作とは違うマヌケなゲヒンさに傾いた作品であり、今回は矢崎議員のメス豚洗脳から救出されたユキカゼが教師として単独で学園に潜入する。タイトルにADVとある通り今回はほとんどが戦闘がない代わりに、ストーリー進める毎に「敵を避けてゴールまで辿りつけ」等のミニゲームをクリアしていくことになる。また2択の選択肢で間違った方を選ぶとエロシーンを挟みバッドエンド直行で、ミニゲームの合間にこまめにセーブしておく必要がある。フィニッシュシーンは全画面断面図で子宮内射精アニメとか、これまでとは違ったエロアプローチが見受けられ確かにエロイ。が、やっぱりというかこれまで通りシリアスに悪ノリコメディをのっけた同人臭が強い雰囲気は人を選ぶなぁと。まぁサークルさんの味ともいえるのだろうが、もうちょっとマジメにエロすれば間口は広くなるんじゃなかろうかと思うシリーズ。画力が高い故に勿体ないなぁ。
【体験版評価】6.5/10点 (面白さ6 システム6 没入感6 エロス8)