まゆるちゃんのひみつ道具　体験版感想＆モザイク考察

まゆるちゃんのひみつ道具　　PlusEta　　2Dアニメ　　1,200円(税抜)　CV:伊ヶ崎綾香

■INDEX

なん…だと！？くぱぁがモザイク無し！？藻紳士は歴史的勝利を得る！
体験版総合的に

なん…だと！？くぱぁがモザイク無し！？藻紳士は歴史的勝利を得る！

撫子「えーとね、先に言っておきますがこの記事はシューチョーの熱量が濃いです」
夢子「アツいだけならいいのですが、モザイク云々を語らせるとウザいのです。この人。」
夢子「その辺りをご了承いただいた上で以下をお読みください。」

バカなっ！何故おまいらはそんなにクレバーでいられるのか！？この歴史的勝利作品を前にし！
撫子「えー…モザイクとか修正とか気にならないから？」
夢子「申し訳ないですが編集長程に共感はできません。サークル様のチャレンジが成功したのはスゴイとは思いますが。」
なんたる冒涜！もうええわい、我輩が一人で語っちゃるけんね！とめどなく溢れるけんね！
二人「どうぞ～」

各DLサイトのモザイク規制の変遷　サークルさんの偉業

むぅ、まずはナニから語るべきか。まず我輩はモザイクなんざなくなればいい！と思っているイチ紳士である。故に昔からAVやら商業エロやら、もちろん同人のモザイクの業界事情や変遷には敏感なクチだ。同人に限って言えば、数年前まではDMMがもっともモザイクが薄く、DiGiket.comが最も厚かった。しかし同人嗜好の多種多様化に伴い、単純にチ○コだマ○コだ以外にも様々なそれっぽい性器的な表現が増えた。身近(?)なところでいえば触手とか人外の生体の性器っぽいもの。これにモザイクはいるのか。各DLサイトはそれぞれの判断でモザイク有無を決めている。現状で一番厳しいのはDLsite.comだな。それぞれのDLサイトで規制基準は異なり、DiGiket.comはロリ表現に肝要だがそもそも全般にキツイモザイクが必要で生体っぽい性器もモザイク必須、DMMは生体性器っぽいものにはモザイク必須。DLsite.comは露骨でない生体性器には甘めでモザイク必須ではないが規制分野が広い。ざっくりいえばこんな現状である。

そんな中、果敢にもモザイク規制の闇に斬り込むサークルさんが現れた。本作のPlusEtaさんである。1作目「みことちゃんのひみつ道具」では「ディルドならモザイク不要説」を提唱し作品を制作、全体的には黒猫っぽい娘さんがただディルドオナニーしているだけの2Dアニメが誕生した。しかしこのディルド、射精機能があり、そこそこリアル系。それでいて、オナニーというよりｾｸﾛｽしているような見せ方をしているのだ。このディルドにモザイクが必要なのか、DLサイトさんも悩んだろうなぁ(笑

結果、DMMとDiGiket.comでは「ディ、ディルドなんでしょ？ならOKだよね。」と事実上チ○コのノーモザイクが実現！DLsite.comではそこそこリアルなチ○コとみなされモザイクかけての販売となった。2作目である「ましろちゃんのひみつ道具」もその方向で制作されたディルドオナニー作品である。

ではリアルオナホはどうなのか！？斬り込んだ本作！

発端はDMM通販の「ミラクルエンジェル美尻～ヒップ～」というリアル嗜好大型オナホだったらしい。「これはオナホ、モノであり性器ではないからモザイク不要。それなら同人創作物でも同じ道理！」というコンセプトの元に制作されたのが本作、第三弾「まゆるちゃんのひみつ道具」である。

設定・ストーリー的には、女子寮(?)の同じ部屋に住むお姉さまに恋するヒロインが、お姉さまの居ぬ間にお姉さまのベッドでスメルをバキュームしつつ、スーパーオナホでオナニーするというもの。ノリ的には「とある科学の～」の黒子＆美琴。ナニがスーパーなのかといえば、アタッチメント的なディルドを付ければオナホが男役にもなって、不思議なことにピストンまでしてくる！という。もちろん射精機能付き(笑マ○コくぱぁすれば中はヒクヒク蠢く肉壁。…あくまでそういう機能があるスーパーな妄想オナホだからな。売ってないぞ。

プレイではヒロインが双頭ディルドを装着し、オナホをつきこむシーンもある。つまりこれはディルドがオナホを掘っているだけ。そこにモザイクなど必要ないでしょおぉぉう！？とサークルさんが各DLサイトに審判(審査)を委ねた結果…

DMMとDiGiket.comではオナホとディルドにはモザイク必要なし！な審判が下った！歴史的勝利だ！くぱぁもノーモザイク、オナホにディルド挿入もノーモザイク！DLsite.comでは両方モザイクあり、という結果に。

これはサークルさんがディルド、オナホ共に「これくらいなら…」とリアルにし過ぎず、紳士が萎えない程度を保つ暗中模索の賜物なのである。