ご隠居ドラゴン 体験版感想

戦闘なし

※販売中止になった作品です。
ホルモンとともに  非戦闘系RPG  700円(税抜)
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■この娘ロリBBAにして正体はドラゴン!♂共から搾精して力を蓄えろ!

あるところに強欲なドラゴンがおりました。ドラゴンは人間の持つ金品や財宝が大好きで、しばしば人間の街を襲い、略奪しました。奪った金銀財宝に囲まれて悦に浸る、ドラゴンにとってはそれが至福の時間だったのです。

でもやりすぎれば人間達だって黙っていません。人間達の怒りが怒髪天に届いた時、ドラゴンを討伐する為の討伐隊がドラゴンの住処にやってきました。ドラゴンにとっては人間など風の前に塵に同じ、これまでだって何度も財宝を盗みに来た人間はいましたが、ドラゴンがひと撫ですれば吹き飛びました。

ドラゴンは人間達を迎え撃ちました。戦いが進むにつれてドラゴンは気付きます。傷ついていくのは自分の身体ばかり。人間達は巧みに連携してドラゴンの攻撃を防ぎ、攻撃を加えてくるのです。人間の一撃が致命傷になることはありませんが、何十もの人間達の攻撃の前に、ドラゴンの身体は次第に機能を失います。この人間達は経験を積んだ戦いの猛者達だったのです。

戦いの末、先に地に臥したのはドラゴンでした。目の前が暗闇に染まって行く中、人間の1人が自分に魔法を施しているのが見えました。

■そしてドラゴンは復讐の為ロリBBAに 「見ておれよ人間共め」

本作を始めるにあたり、この様な導入ストーリーがテキストで表現される。↑のは導入ストーリーの素晴らしさに感化され、我輩が勝手にアレンジした文章だが内容はそんな感じなのである。

でだ、気付くとドラゴンは山奥の村に飛ばされていた。どうやら人間の1人がドラゴンを逃がした?様だ。小癪な…わしは例え細切れにされても復活できるわ!と憤慨するものの、ドラゴンの目的は復讐。まずは体力を回復する為に美少女姿になり、村の人間の精を搾り取ることに。まぁこの部分が本作の全てだな。

本作の魅力はドラゴン改めロリBBAのキャラ(名前はない)、即尺的なエロの手軽さにある。特にロリBBAは強大なるドラゴンであるという矜持を持ちつつ、精をもらう為に「娼婦なのじゃ」とへりくだるシーンがあったり、どうでもいい人間の争いに巻き込まれて道具同様に扱われたりと、その都度「なんでわしがこんなことを…」と地団太踏むモノローグがカワイくも哀愁漂う。製品版も1時間程度でクリアできる短編である。

■「ご隠居ドラゴン」体験版では

セーブを活用し何度かトライすれば村にいる男9人のうち、5人のエロは閲覧可能。体験版ではいくつかのエロを見る、若しくはマップ左の「すべてを知る花(勝手に命名」と話すと強制終了となる。村マップからは出られないが、おそらく製品版でも村マップが全てだろう。村を出るとき=ドラゴンが復讐に向かう時であるし。

■ロリBBAも魅力的だが話が早い即エロとドットアニメも魅力的

我輩が本作を魅力的だと思ったのは、「ドットエロを見せる為の割り切ったシステム」だからだ。例えば前述の導入ストーリーはエロ目的と直結している。復讐の為にエロ。システム等もシンプルで、メニューは着替え、セーブ、ロードの3つの項目のみ。エロフラグをたてる以外の要素は皆無。エロに集中できる仕様だ。こんな仕様の作品遊んだことあったなぁと調べたら多分コレだ。「金色の魔道人形

エロまでの話も早く、美少女姿で村の男に直球で斬り込んでいく。純朴そうな自警団青年には「精を受けないと淫乱化してまう呪いをかけられている」とか、オサーンには「旅の娼婦なのじゃ」とか持ち掛けて即エロシーンである。娼婦のクダリではお試し無料!まで(笑 ドラゴンの矜持<復讐したい気持ちが勝る天秤。でも悔しいモノローグ。体験版でエロ出来なかった男達はなかなか手強い様だが、エロまでの話がほんと早いのだ。

エロは画面全体を使ったドットアニメーション。アニメ自体はスムーズだが、若干チ○コやマ○コの描写が残念な構図もある。雑というかなんでそうなったというか。それでもドット絵スキーには魅力的だと思われる。アニメパターンは10種あるらしいぞ。しかし+α要素が更に魅力なのだ。

■コス7種、髪型5種から自由に組み合わせ可能 男共の好みを把握せよ

本作ではデフォから7タイプのコスチューム、5タイプの髪型に「メニュー→着替え」でいつでも変更可能。コスはベーシック、ゴスロリ、お嬢さんなど。髪型はロング、みつあみ、サイドポニーなど。驚いたことに、各種エロアニメでこの組み合わせがすべて反映する!着エロスキーに朗報!

この着せ替え要素は単なる嗜好要素なだけでなく、村の男共攻略にも関係している。それぞれの男共にはコス、髪型の好きな組み合わせが存在するのだ。エロでは精力値と淫乱値がアップするのだが、好みの組み合わせでエロした場合、精力値が飛躍的にアップする。

ちなみに男共の好みは一つずつ試す必要はない。マップ左端にいる「すべてを知る花(勝手に命名」が好みをすべて把握しているからだ。ただ、好みを把握するだけではクリアはできないっぽい。

ここからは推測だが、おそらく淫乱値がある程度までいくと淫乱バッドエンド?になりそうな。それを回避するには好みのコスでのエロで精力値を多めに吸収していくことが必要?なのでは。完全に憶測故鵜呑みダメ。

精力値(魔力値)と淫乱値はメニューでは確認不可。エロ後のリザルト表示の時のみ確認可能だ。

■体験版総合的に

4画面分程の狭い村マップで単純にエロフラグを立てていくだけのドットエロアニメ特化な作品である。シンプル過ぎるシステムは潔ささえ感じる。個人的にはこういう作品、シュキ。サクサクとエロを見ることができて且つ楽しく遊べる最低限のゲーム性。エロゲとしてバランスがいい。

あとな、ストーリー性はほぼないのだが、プロローグからの主人公のキャラ、人間の姿で健気に頑張る姿は妙に印象に残る。そんな作品だ。このドラゴンほんとに♀なの?とか勘ぐっちゃイカン。いや、それはそれで、TS的な… カワイイと言われてテレテレなシーンもあるし。その辺は各自の妄想次第。

アニメのサンプルは↓販売サイトさんで閲覧可能だぞ。

<販売サイト>

<ホルモンとともにの過去作品>
みこすりなおし

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