幻影のゴーストビル 体験版感想・レビュー

RPG

幻影のゴーストビル
幻影のゴーストビル レベル1 RPG 1,400円(税抜)
【基本情報】女主人公 その他製 エロ重視 難易度:やり応えあり
【体験版評価】8.0/10点 (面白さ8 システム8 没入感8 エロス8)
【ゲーム情報】シンボルエンカウント ターン制コマンドバトル 1vs1~3
逃走コマンド:状況により変化 キラキラポイントにアイテム ほぼ暗闇マップ
デフォルトダッシュ(shift歩く) Ctrl+マウスor方向キー…その場で方向転換
右クリックorLキー…ライトOn/Off メッセスキップあり セーブはセーフポイントで
フルマウス操作可 UI独創性:やや高い バトル独創性:高い

霊が蔓延る暗闇のビル内 ライトを片手に親友を探せ!

幽霊が出ると噂のゴーストビルに同校の女生徒が入っていくのを目撃したアカリとユウカ。ユウカはやめておこうと制止するが、見過ごせないと言うアカリと共にビル内に侵入。ユウカは人ならざるモノが見えてしまう体質で、ビル内を進んだ先でソレが見えてしまい、ふたりは慌てて脱出しようとするが閉じ込められてしまう。挙句、何者かに攫われてしまったユウカを救出すべく、アカリは懐中電灯を片手に真っ暗闇のビル内の探索を始める…

マップがクォータービュー、レベル概念・成長要素がなく、基本は敵を避けて進む。戦闘では普通の女子校生であるアカリの肉弾戦はあまりにも無力、スキルなんてものもなく、アイテム(武器)に頼るしかない。その武器も使用回数に制限あり、無限に入手できる訳もなく。全回復可能なセーフポイントはあるものの、回復アイテムも有限と、なかなかのサバイバル感を味わえるホラーRPGだ。

母の幽霊
幼い頃に亡くなった母の幽霊がナビゲーターとしてアカリを導く

真っ暗なビル内で蠢く敵 初見はそれなりにこえぇ

基本は前作「BADENDHOSPITAL」のシステムを踏襲しホラーな舞台も似ているものの新たな要素がいくつか追加され、エロ傾向も変化している。前作はゾンビなど敵がクリーチャーだったのに対し、本作では幽霊、または幽霊に憑依された人間が敵だ。が、奴らが「音」>「視覚」で標的を判別する習性は同じ、shift押しで足音を消して歩き視界に入らない様移動すれば奴らに気付かれず、非常ベルを押せば、けたたましい音に反応し周囲の敵がそこに集まるなど、前作を遊んだプレイヤーならスッとゲーム仕様に馴染める…と言いたいところだが。

マウスで操作可能なマップ
マウスのみで操作可能 右下のアイコン類からアイテム使用、セーブ・ロード可能

前作と異なりマップはほぼ暗闇である。視界は主人公の周囲ほんの少し、たまに蛍光灯で照らされている箇所もあるが、静かなBGMを背景に暗闇にコツコツと足音を響かせ進むとヌッと出現する敵シンボルが音に反応し襲いかかってきて心臓に悪いし攻略的にもキツイ。じゃあ歩けばいいじゃないとなるが、歩いても視界の狭さがネックで急にヌッと現れる奴らへの対処が遅れ、やっぱり心臓にも悪い。我輩がチキンなだけ、という説もあるが。

ライト
正面を照らすライト 敵に気付かれやすくなるがある程度光を浴びた敵は怯む

アイテム入手
キラキラポイントにアイテム

そんなチキンでも安心して進めるアイテムが「フラッシュライト~!」ぶっちゃけ懐中電灯なんだが、横文字にするとドラ○もんの道具っぽいな。ライトは序盤に入手、進行方向を照らすアイテム。照らす範囲内に敵が入ると敵は怯み静止、戦闘に入った場合も数ターン有利に戦えるのだ。ただし、ライトは充電率をモリモリ消費し(1%/1秒)、0%で使えなくなる。バッテリーを所持していれば継続して使えるが、バッテリーは消費アイテム。ライトとバッテリーは進む先々にある「セーフポイント」で充電が可能だ。つまり探索を始めたら新たなセーフポイントを見つけるか、最寄りのセーフポイントに戻らないと充電できんのだ。

ただ遊んでいる内に気付いたが、マップ構造を把握するだけなら画面右上のミニマップで事足りるし、ライトなしでも歩きで慎重に移動すれば急に奴らが視界内に出現しても回避は可能。慣れは必要だが。更に言えば、ライトは戦闘で使う方が効果的。故にゲームに慣れてきたら、
移動時のライトは未踏マップだけに留めた方が効率が良さそうだなぁと。ライトのOn・Offはマウス右クリックかLキーで。

戦闘
武器
当初は武器らしい武器は手に入らない ↑は鞄、傘、素手という並び

あらゆるモノを武器として使え!逃げるのも戦術なバトル

戦闘では「非力な女子校生VS奴ら」の構図になる。当初主人公はなにも所持してない。その状態で戦闘になると攻撃手段は「素手」のみ、
敵への与ダメは2~3。敵のHPは最弱ザコでも10以上あり、こちらのHP100に対し被ダメ10以上と敵1体でも苦戦する。敵が2.3体同時に現れる(本作では戦闘になった場合周囲の敵シンボルも巻き込んで戦闘になる)と、もうお手上げである。

キラキラポイント等で得た鞄、傘などの武器(数回使用可能)や、消火器など1度使うとなくなってしまうが強力なアイテムを駆使し戦う。
敗北すると敵毎のエロシーンを挟み、直近のセーフポイントに戻される。戦闘で減ったアイテムなどはそのまま故、ロードした方がいいかもしれない。

さて、そんな一介の女子校生が戦闘でどう立ち回るのがいいのか。我輩的の回答は「ライト」を使うことだ。前述の通り、移動時にライトの照射範囲に入り怯んだ敵は戦闘開始から「怯み」状態になり数ターン攻撃をしてこない。加えて怯み中は攻撃が全て急所攻撃(2倍)になるという恩恵付きだ。通常10ダメなら20ダメになるのだ。これを使わない手は無い。

移動時からライトを使うより、戦闘の最初のターンでライトを使う方が効率がいい。戦闘中にライトを使うと充電率が10%減るが、ライト自体もそこそこ強い攻撃力を発揮、敵に中ダメ+怯ませの効果を与えることができるからだ。

ライトによる敵怯み

この方法だと弱いザコ敵ならライト+素手で倒せて、強い武器を温存できる。
ボスなどはライトで怯みにくいヤツもいる故、強い武器はここぞにとっておきたい。

周囲を探る
突破口を見つけると逃走率&攻撃が強化される

また、本作は敵と戦うメリットはたまにアイテムをゲットできる位で、無駄な戦闘は避けたい。故に戦闘になってしまったら逃げるのも兵法の内。逃げる確率は状況により変動、「集中力」が低下していると逃走可能確率が減少、戦闘中コマンド「周囲を探る」を行うと集中力を回復したり、逃げる突破口を見つけ逃走確率がアップしたり。アイテムを見つけることもある。

また逃げるを選択し続けることでも逃走確率は上がる。

ボス戦
体験版ラストのボスはライトでほとんど怯まない 回復アイテム使いまくり

敵の特殊攻撃によりハートが貯まりMAXになると絶頂(立ち絵変化)、数ターン行動不能になってしまう。かなり不利な状態故、抑制剤でハートを下げよう。

敗北エロ

敵の種類ごとに敗北エロあり

本作のエロは前作同様全て敗北エロ、BADEND的なエロだ。大概が陵辱→快楽堕ちなエロで、前作と異なるのは♂敵に犯される他に、
憑依された女生徒とのレズ(ふたなりも)や、アカリ自身が憑依されてオナニーするなど、エロにバリエーション豊富。絵師も変更となり、個人的には前作よりエロくなったかなぁ。特に憑依エロはいろいろありそうだ。自爆コマンド(諦める)も完備。

体験版総合的に

フラッシュライトの導入によりゲームとしての面白さ+、「闇」の恐怖感が強調されてより深いホラーRPGになった。エロも期待通りと正当進化した一品。BGMもバッチリホラー系で雰囲気を盛り上げてくれる。

蛇足だが、本作は独自のベースシステムで制作されているらしい。クォータービューなのに操作性もよく、UIや戦闘演出も他ゲーと被らない、このベースシステムは強みだなぁ。

撫子「こんな嗜好の紳士におすすめかなぁ?」
女学生 陵辱→快楽堕ち 女同士

夢子「お取扱いサイト様です」
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幻影のゴーストビル
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幻影のゴーストビル

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